今回はちょっとヘビーな内容の読書になります。
苦手な方はスルーして下さい。
子ども達に、生命や誕生のこと、生きるということを今までたくさん伝えてきた。
生きるということを伝えるには、死の存在も伝えなくてはいけない。
でも、死ってどういうことなんだろう。
死んだら元には戻らない。二度と会えない。
死んだ後はどうなるんだろう。
身体はどうなるんだろう。
魂は?
どうなるんだろう。
よく分からない。
世の中は分からないことだらけで出来ている。
最近読んだ本。
以前本屋さんで見かけた本。
ちょっと気になってた本。
たまたまヤフーニュースでこの本の第3章“事件22”を読んだこともあり図書館で借りて読んでみた。
大阪府警で38年間勤続された方の実録簿。
そういえばニュースになってたな、っていう事件も出てきてた。こんな裏側があったなんて、と怖くなった部分もある。
そして私がヤフーニュースで読んだ事件22“全身が奇妙な虫だらけの腐乱死体”がやっぱり一番印象に残る強烈な変死体だった。死ぬと身体はこうなるんだと、めっちゃ怖くなった。
これは詳細には子ども達に語れないな、さすがに。
もう1年以上前やけど、この本を読んだときの衝撃が甦ってきた。
これは村田らむさんの本。
おそらく私が読んだ本で初めて、死について考えさせられた本だった。
意味深な写真が盛り沢山。
そして、死体よりも怖くなったという死体マニアの人(青木ケ原樹海に死体を探しに行き、死体の状態のレベルにより興奮する人)
その本を読んだ後、青木ケ原樹海とは?と気になりこちらの本も読んだ。
死について科学的に言及されてる本だった。
よくこんなところ、散策できるなぁと思った。
私はノンフィクションものの本を読むことが多いので、本を読むと、ついつい子ども達に本の話をしてしまうのですが、子ども達は恐い話が始まるとストップをかけてきます。
この話もストップされた記憶がある(^^;
そして、社会を知っておく上でも役に立ったこの本。
後半はほとんどオカルトの話になるので、あまりオススメできませんが、瑕疵物件についてしっかり知れる本。
物理的(壊れかけた設備など)だけではなく心理的に訳ありの物件など、不動産とのやりとりなど、瑕疵物件について勉強になることも多々ありました。
事故物件住みます芸人がいたりとか、“事故物件というレッテルを外すため”に事故物件に数ヶ月住むバイトがあったり、と信じられない現実の連続。。。
とにかく訳あり物件は、家賃が安くとも絶対に借りるな!と子ども達には説得しておこうと思います。
ヘビーな読書、最後はこれです。
ずっと気になっていたこちらの本。
言わずと知れた、大阪の無法地帯。あいりん地区のドヤに潜入した青年のルポです。
無我夢中で最後まで読みました。
こわい、おもしろい、うそやろ、ありえへん、なんやそれ!色んな感情がこの一冊で味わえます。
暴動、違法薬物、暴力事件、死、警察、飢餓、賭博、精神障害、日雇い労働、釜場、タコ部屋、ホームレス、生活困窮者(生活保護)、やくざ、闇市(泥棒市場)、ゲイの聖地、売春婦。とにかく色んな場面を垣間見ることが出来ます。
噂では色々聞いてきたけど、余計に怖くなった。筆者はよく78日間もこの地区に留まれたなと思う。死んでてもおかしくない状況が何回か訪れてる。
めっちゃヤバい場所っていうことは分かった。
ちなみに、外国人英会話教師を殺害した市橋達也の手記も読んだことがあるけれど、あいりん地区での逃亡生活のことが詳細に描かれてた。
冒頭で紹介した本、“鑑識係の祈り”でも筆者が勤務されてた西成区での府警生活では他とは違う特別な配慮や配備が必要だったと書かれていた。
例えば西成区勤務であれば、背広姿=敵意の対象となる為、私服姿で出勤し作業服で勤務についていたとの事。
本を読むと、あっち側とこっち側の両方からの目線が味わえるのが面白いところ。
今回はちょっとヘビーな読書について書き留めてみました。
まだまだ気になることが多いので、社会について知れる本をもっと読んでいきたいなと思います。では。