柔らかな日差しの中で

一切の家事を忘れ

うつらうつらと 仮ねをしたい


巣だった娘達の 幸せばかり

遠くから見守る


あんなことも こんなこともあったと

心の中に カラー フイルムが広がる


赤ちゃんから 巣だつまで

あっという間だった


残された私達は 現在も

忙しく 過ごしている


訪れる人も めったにいないのに


人生はマラソン

ゴールまで 足をとめられない


あなた たまには 休んで

会話でも しましょう


今 向き合う相手は

あなたしかいない


あなたのクセや 考えまで

知りつくしている


苦笑いするほど 嫌になるほど

知りつくしている


もう 取り替えることも

できない 私達


おいらくの 恋なんて

ありもしないのに

焼き餅をやく 私はバカ


あなたは またかと言う顔で

心の叫びを 私にぶつける


そうでした そうでした


私の病気が出たのね


ごめんなさい


あなたは 二階に

私は 下で


布団に くるまって

眠りにつく


明日こそ

いいおばあちゃんでいよう

とつぶやく


1日が 終わった