元行政書士の告白 -4ページ目
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資格の取得2

就職氷河期にあって、僕は公務員をめざすことにした。学生のときは、すごいプログラムを作って稼ごう、などと考えもしたが、言語を覚えても作りたいソフトには数学の知識が必要だと知り、断念した(僕は数学が苦手だ)。
それでもサラリーマンにはなりたくなかった僕は、公務員を選んだのだ。
公務員試験では、憲法、民法、行政法、刑法、労働法などの法律科目が出題される。
これらを資格試験専門学校で学んだ。
結局、いいところまでいったが合格はできなかった。
受験シーズンを終えて、疲れ切った僕は、当時の彼女と旅行をした。
その途中、ふと立ち寄った本屋である資格の本に目が止まった。

司法書士試験の受験マニュアルの本だ。

それまで、資格試験なんて考えもしなかったのだが、司法書士という単語は、資格試験専門学校の自習室で他の人がよく読んでいたので、なんとなく気になり、手にしたのだ。
読んでみると、九か月で合格した人が載っていて、収入も安定していて独立開業することができるとある。
是非取りたいと思って旅行から帰ったが、調べてみると公務員試験のシーズンを終えた頃(7月過ぎ)はちょうど司法書士試験も真っ最中だった。また一年間待たなければならないのは、公務員と変わらない。なんだ、と落胆した。

資格の取得

僕が行政書士の資格を取得したのは大学を卒業してすぐのことだ。
当時、就職は超氷河期で、明るい話題も少なかった。ただITバブルの前夜で、ビットバレイだったか。そんな言葉ができたのもこの頃だった。

回想スタート

僕は、行政書士ではない。ただの人だ。行政書士を五年以上続けた間にあったできごとを書こうと思う。
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