NBAは選手採用面において多様性のトップを走るだけでなく、雇用面でもマイノリティー(人種的少数派)や女性が重要な地位につき、人種、性別を超えて採用を続けていることが、男子プロスポーツリーグの中で最高の評価を得た。
現地時間16日、セントラル・フロリダ大のスポーツ界における多様性・倫理研究所が発表した年次報告書は、NBAがマイノリティーと女性を採用していることを高く評価。92.2という最高の評価を与えた。NBAは前年の91.5からアップし、男子プロスポーツ界で人種と性別両方で最高評価を受けた唯一のリーグとなっている。
38ページにわたる報告書の主要著者リチャード・ラプチック氏によると、NBAのオフィスの42%は女性、36%は有色人種で構成されている。
ラプチック氏はコミッショナーのデイビッド・スターン氏について、「コミッショナーは最適な人物を職につけるようにとリーグに伝えているようです。ですのでNBAは多様な人材を採用し、さらに良くなることを望んでいるように思えます」と話した。
報告書によると、今シーズン、リーグ選手の83%は有色人種で、アフリカンアメリカンの選手の割合は1%増えて78%に達した。アジア系は1%、ラテン系は4%、他の有色人種は1%以下となった。
またNBAは2010-11シーズン初めには9人のアフリカンアメリカン、1人のアジア人のHCを採用し、リーグHCの30%をマイノリティーが占めた前年度から3%アップした。マイノリティーのGMも倍の26%となり、男子プロスポーツリーグでは最高の数字となっている。さらにACも45%がマイノリティーとなっている。
さらにCEO(最高経営責任者)/チーム社長の5人がアフリカンアメリカンで、女性が2人となっている(女性がに初めて社長職についたのは2006-07シーズン)。
ラプチック氏はNBAがここ20年、マイノリティーや女性を積極的に採用してきたことが、スポーツ界での多様性においてリーダーであり続けている理由だと称賛している。