ファイナルには敗れたとは言え、マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドにとっては、バスケットボール選手の他に、2人の息子の父親という一面がある。
昨年オフの親権訴訟に勝訴したウェイドは、息子2人との生活をスタート。離婚問題は秋まで最終決着とならない予定だが、法律上は既に離婚が成立している。
ファイナルに敗れ、未だに試合のリプレイを見ることを避けているというウェイドだが、毎朝7時前には起床し、子供達の相手をする生活を送っているという。
クラブでシャンパンのボトルを空け続ける代わりに。
最近では子供達も自我に目覚めるようになったと話すウェイドは、先日ベストファーザー賞を受賞。
自身も幼い頃に両親が離婚し、父親と生活したが、ウェイドにとって父親との関係は、あまり良くないものだった。
「自分の父親とは同じような親にはなりたくはないね。彼を見ていたからこそ、同じ様な親にはならないよう努力しているよ」とウェイド。
そして、幸か不幸か、息子達はヒートが勝とうと負けようと、その結果を一切気にしていないという。
ダラス・マーベリックスとのファイナル第6戦に敗れ、シーズン終了となった翌日。失意のどん底にいたウェイドは、誰とも会わず、ベッドルームに夕方まで篭っていた。
そして、子供達が自宅1階で騒ぐ声に促されるようにベッドから起き上がると、自宅庭にあるフープでバスケットボールを一緒にした。
「(ファイナルのことは)もちろん、まだ忘れられないし、思い出すと辛い。でも、子供達は何事も無かったようにしているからね。彼らの為にも、俺は前に歩んでいかないと」
現地時間19日には、自身のファッションブランド立ち上げの為、ヨーロッパに発つウェイドは、その後マイアミでバスケットボールクリニックの開催、そして中国でのイベント参加等、オフシーズンも多忙を極める。
そんな中でも息子達との時間を過ごすことを優先にしているウェイドは、「誰でも、子供達の人生の一部となるか、そうならないかの選択をすることが出来る。俺にとっては、子供達と一緒に過ごすことが重要だったし、希望していたこと。これからも、彼等の人生の一部となれるよう、努力していくさ」と語った。