「なせばなる!」NBA好き社労士の独立開業ブログ

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30代半ば、妻・娘あり。
現在、会社で人事・労務 + 経理として働きながら、独立開業を目指して準備中です!
思ったこと・感じたこと、趣味のNBAについて、妻には言えないこと(笑)などを綴ります。


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「日々の疑問」シリーズ 第2弾

 

前回、第1弾では
労働者災害補償保険法
会社で禁止のマイカー通勤。 従業員が交通事故の場合、労災にならない?」でした。

 

今回のテーマは
健康保険法
普段、病院で使う健康保険。
 接骨院・整骨院にかかるときは、対象となる?
」です。

 

 

 

 

健康保険法とは

 

健康保険法とは
第一条「この法律は、労働者又はその被扶養者の業務災害以外の疾病、負傷若しくは死亡又は出産に関して保険給付を行い、~
」とあり


仕事中や通勤中ではない、ケガや病気に対して
一部の自己負担で医療を受けられる制度です。

 

 

接骨院・整骨院での健康保険は、適用条件あり

 

針・灸(きゅう)、マッサージ、接骨院・整骨院などで
各種健康保険、使えます」という看板を
見たことがある方も多いと思います。

 

では

全てにおいて、健康保険の対象となるのでしょうか?


結論としては
健康保険の対象となるには、とても複雑な条件に適用

 しなくてはなりません」

 

 

針・灸(きゅう)
施術者:

「はり師」「きゅう師」の国家資格をもった人

 

対象となる病気:

「神経痛」「リウマチ」「頸腕症候群」(首、肩、腕の筋肉や

靭帯の痛み、しびれなど)「五十肩」「腰痛症」

「頸椎捻挫後遺症(むち打ち症)」の6疾患
※「なんとなくだるい」「肩こりがひどい」といった症状で

 治療を受けても、健康保険の対象にはならない。

 

医師の同意:

事前に、同意書や診断書が必要

 

健康保険の適用:

病院で治療を受けている場合、併用できない。

 

適用期間:

原則3ヶ月。
 それを超える場合は、改めて医師の同意(口頭でも可)を

得なければならない。

 

医療費の支払い:

患者がいったん全額を支払う。
 そして、医師の同意書や領収書などを添付した「療養費支給

申請書」をあとから自分で健康保険に申請し、7割分を払い

戻してもらう。

 


マッサージ
施術者:

「あんまマッサージ師」の国家資格をもった人

 

対象となる病気:

「関節拘縮」「筋麻痺」の2症状(骨折や手術後の障害、脳血管障害の後遺症など)
※「単なる肩こり」「腰痛」「疲労」などを理由にマッサージを

 受けても、健康保険の対象にはならない。

 

医師の同意:

事前に、同意書や診断書が必要

 

健康保険の適用:

病院で治療を受けている最中でも、主治医の同意があれば

併用できる。

 

適用期間:

原則3ヶ月。
 それを超える場合は、改めて医師の同意(口頭でも可)を

得なければならない。

 

医療費の支払い:

患者がいったん全額を支払う。
 そして、医師の同意書や領収書などを添付した「療養費支給

申請書」をあとから自分で健康保険に申請し、7割分を払い

戻してもらう。

 


接骨院・整骨院
施術者:

「柔道整復師」の国家資格をもった人

 

対象となる病気:

「骨折」「不全骨折(骨のひび)」「脱臼」「打撲」「捻挫」の5つの怪我
※「筋肉疲労」「腰痛」といった症状で治療を受けても

 健康保険の対象にはならない。

 

医師の同意:

必要なし。
 ただし、「骨折」「ひび」「脱臼」の治療については

緊急時を除いて医師の同意が必要。

 

健康保険の適用:

病院で治療を受けている場合、併用できない。

 

医療費の支払い:

病院と同じように掛かった医療費の3割を

負担するだけでよい。

 

 

健康保険からの問い合わせもある

 

原因があいまいな利用には

健康保険から問い合わせが来ることがあります。

 

整骨院・接骨院は

見かけ上は、病院と同様に3割負担で利用できるので
本来なら健康保険の対象にならないようなケースでも保険請求を

行う患者や治療院もあり、一部で問題となっているためです。

 

一部の健康保険では

整骨院・接骨院を利用者に対して電話をかけて

「どのような理由で治療を受けたのか」などを問い合わせる

こともあります。

 

不適切な利用の場合は、その費用は払わないこともあります。

 

 

健康保険の対象となるか、必ず確認しよう

 

接骨院・整骨院などにかかる前に
医師や健康保険の担当者に
健康保険の対象として適用されるかどうか

必ず確認しましょう。

 

また
健康保険が適用されるか、条件がとても分かりにくいため
患者も医療者も、法令順守した正しい使い方ができていません。

 

システムを分かりやすく整備し
医師や患者、医療者にきちんと周知すれば
針・灸(きゅう)、マッサージ、接骨院・整骨院なども
利用しやすくなるのではないでしょうか。

今回は
会社員でサラリーマンとして働いていると
日々、疑問に思うことを

 

社会保険労務士試験の試験科目である
「労働基準法」
「労働者災害補償保険法」
「雇用保険法」
「労働保険料徴収法」

「労働安全衛生法」

「健康保険法」

「厚生年金保険法」

「国民年金法」
に即して、考えてみたいと思います。


まずは

労働基準法ではなく、労働者災害補償保険法(笑)

 

テーマは
会社で禁止のマイカー通勤。
 従業員が交通事故の場合、労災にならない?
」です。

 

 

 

 

労働者災害補償保険法とは

 

労働者災害補償保険法(以下、労災保険法)とは
第一条「労働者災害補償保険は、業務上の事由又は通勤による

労働者の負傷、疾病、障害、死亡等に対して迅速かつ公正な

保護をするため、必要な保険給付を行い、~」とあり


仕事中や通勤中にした、ケガや病気に対して
自己負担なしで医療を受けられる制度です。

 

 

無許可のマイカー通勤でも、労災になる

 

では
会社でマイカー通勤が禁止されているにもかかわらず
従業員が交通事故に遭ってしまった場合
労災扱いにならないのでしょうか?


結論としては
通勤災害で、労災になります

 

確かに

就業規則で禁止されているにもかかわらず

従業員が内緒でマイカー通勤をして、事故を起こし

ケガをしたとなると

「そんなの知るか!従業員が勝手にやったことだ!」と

会社としては、腹立たしい気持ちになります。

 

そのため、会社によっては

「事故を起こした場合、会社に一切の迷惑をかけません」

というような誓約書を書かせて、労災扱いせずに

従業員本人が加入している自動車保険を使わせようとする場合

もありますが
このような誓約書に法的な力は一切無く

書いたからといって従業員に不利が生じるものではありません。

 

なお
会社のルールである「就業規則」には違反しているので
服務規律違反や交通費の虚偽請求など

社内的な問題は生じることになりますが・・・

 

 

通勤労災の注意点

 

通勤労災には、様々な注意点があります。

 

(1)

マイカー通勤中の事故は

原則として通勤災害となり、労災扱いになります。


ただし
労災でまかなわれるのは

労働者自身の怪我や休業中の補償などに限られるので
事故などで他人に怪我をさせてしまったり

物を壊してしまったときの賠償金が出ることはありません。

 

マイカーで通勤する方は

しっかりとした補償がある任意保険に入っておきましょう。

 

 

(2)
通勤中に寄り道などをした場合は
寄り道している間だけ通勤を「逸脱・中断」していたと見なされ
その間に起きた事故は、通勤災害とは見なされません。

 

例えば
・通勤の途中で麻雀を行う場合
・映画館に入る場合 など

 

なお
通勤の途中で行うささいな行為、

日用品の購入など日常生活上必要な行為は
逸脱・中断とは見なされません。

 

例えば
・経路の近くにある公衆トイレを使用する場合
・経路上のコンビニでタバコ、雑誌等を購入する場合、
・経路上の店で渇きをいやすため極く短時間、お茶等を飲む場合
・帰途で惣菜等を購入する場合
・独身労働者が食堂に食事に立ち寄る場合
・クリ-ニング店に立ち寄る場合
・通勤の途中に病院、診療所で治療を受ける場合
・選挙の投票に寄る場合 など

 

 

(3)
労災保険では

保険料は全額、会社負担です。

 

また
仕事中の災害で労災を使うと

保険料率が上がることがありますが

通勤中の負傷では、影響しません。

 

 

(4)
労災保険法では
通勤について「労働者が、就業に関し、住居と就業の場所との

間を、合理的な経路および方法により往復することをいい

業務の性質を有するものを除く」と規定しています。

 

ポイントは「経路」と「方法」です。

 

「合理的な経路」とは

通常は、自宅と職場の最短距離となるような経路です。

 

車の場合

通常の経路が工事中なので回り道したり

給油のためにガソリンスタンドに寄ったり

経路に一方通行の部分があり、行きと帰りで走る道が異なる

場合なども、合理的な経路と認められます。
ただし
こうした理由がないのに、著しく遠回りをする場合は

除かれます。

 

次に
「合理的な方法」とは

公共交通機関や自動車、オートバイ、自転車、徒歩などの

通勤手段です。


こうした方法なら

労働者がいつも、その交通手段を用いているかどうかに

かかわらず、合理的な方法と認められます。

 

したがって
マイカー通勤を会社から禁止されている労働者が

たまたま自動車で通勤したとしても
無免許や飲酒運転などの法令違反がない限り

合理的な方法ということができます。

 

 

(5)
通勤中の負傷等のために治療をするときの給付は

「療養給付」といいます。
療養給付の場合は、一部負担金として200円取られます。

 

 

通勤災害が労災扱いになるか、必ず確認しよう

 

今回は

マイカー通勤が主でしたが
公共交通機関である電車やバスで通勤されている方も

多いと思います。

 

その場合
通勤災害自体、あまり起こらないと思いますが
駅の階段やバス降車時に、つまづいて転んでも

労災扱いとなります。

 

何か事故が起こった際には
会社の労務担当者などに
労災かどうか、必ず確認しましょう。

最近は毎日、家と会社の往復(+育児)ですが
単調な日々の中で、唯一やっていることがあります。

 

それは
「グレートトラバース」というテレビ番組を見ることです。

 

 

 

 

グレートトラバースとは

 

グレートトラバースとは
プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが

 

2014年、
209日かけて、日本列島に点在する日本百名山を
鹿児島県屋久島から北海道利尻島まで
徒歩と海峡区間はカヤックだけで、全行程7,800㎞を
人力踏破する
「グレートトラバース 日本百名山ひと筆書き」

 

2015年、
222日かけて、日本二百名山に選定されている
残りの100座を
北海道最北端の宗谷岬から鹿児島県の佐多岬まで
同様に、8,000km踏破する
「グレートトラバース2 日本二百名山ひと筆書き」

 

そして、2018年現在
1年半以上かけて、日本二百名山に選定されている
残りの100座を
再び、北海道最北端の宗谷岬から鹿児島県の佐多岬まで
陸路は徒歩とスキー、海路はシーカヤックやパックラフトで
10,000km超を踏破する
「グレートトラバース3 日本三百名山ひと筆書き」

という、前人未到の挑戦です。

 

一山につき、1回15分
NHKのBSで再放送されているものを録画して
毎日欠かさず、見ています。

 

また
田中陽希さんの本も出版されています。

 

グレートトラバース 日本百名山ひと筆書き

グレートトラバース2 日本二百名山ひと筆書き

 

2冊とも読みましたが
テレビ放送の補完的な役割でした。
(その時々の心情や放送されなかった出来事など)

 

テレビを見た後、すぐに読んだほうがいいです。
時系列が合ってないと、なかなか思い出せません。

 

ちなみに
日本百名山とは
随筆「日本百名山」を著した深田久弥氏が厳選した100座

 

日本二百名山とは
日本百名山に、日本百名山に入らなかった46座と
「深田クラブ」によって選定された54座を合わせた
「日本二百名山」とされる200座

 

日本三百名山とは
1978年に日本山岳会により選定された、
深田氏の「日本百名山」に200座を加えた「日本三百名山」
とされる300座

 

 

印象に残ったシーン

 

 

行程の過酷さ
山のすばらしさ
頑張る陽希さんを見ていると、やる気が出てくる
カツ丼がおいしそう(笑)←陽希さんの大好物
など
印象深いことは、いくつもありますが
様々な出会いや経験、アクシデントにも見舞われます。
(特に、山以外のことで・・・)

 

例えば・・・

 

「応援に来た子どもから、夏休みの目標について質問された」

 

→自分ができることより、少し上に目標を設定し
 「やり遂げる」ことで自信がつき、成長できる。
 そして、これを繰り返すことで習慣化する。

 

陽希さん自ら、心掛けていることなのでしょう。
ぜひ、見習って実践したいです。

 

 

「山頂で待つファンの態度」

※ファンへの対応ではありません

 

→雪渓が残る高山や登山道が整備されていない深部の山など
 よほど登頂しづらい山でない限り
 山頂で陽希さんを待っているファンは、必ずいます。

 

ファンの皆さんは
頑張っている陽希さんを、応援したいのでしょうが
真夏など連日、気温35℃にもかかわらず
ロードを20km踏破してから、山を登ることもあります。

 

当然、山頂に着いたらクタクタで
しばらく休憩したいでしょう。

 

・・・が、一部のファンは
陽希さんが山頂に着くと、すぐに
握手や写真撮影、サインを求めていました。
(多いときは、100人超いるそうです)

 

陽希さんは、ファンを気遣い
丁寧に応じていました。

 

また、登頂している際
山頂にいるファンが「陽希さん遅いな~、まだかな~」と
言っていたのを、下山途中の登山者から聞き
「そんなに遅いかな?
 そんなに早く、山頂まで行かないといけないのかな?」と
苦悩し、自分を責めていました。

 

さらに
バテながらも、山頂にたどり着いたとき
ファンの1人が「元気ないよ!」と声を掛けたのを聞き
「いつでも元気なわけじゃない。
 疲れている姿を見せちゃいけないのかな?」、
「いつもニコニコ、笑ってなきゃいけないのかな?」
と悩んでいました。

 

 

私が見る限り
陽希さんは自ら目標を作り、それを達成することで
満足していくタイプの人ではないかな?」と思っていました。

 

・・・が、グレートトラバースでの様々な出会いや経験を通じて
「自分のことだけでなく
 周りの人たちの期待にも応えたい」と考えているのかな?
と思いました。

 

 

自分も山に登りたくなる!

 

 

グレートトラバースを見ていると
登山に行きたくなります。

 

今週末に
関東地方の最高峰、日光白根山に行く予定です。

 

どうか晴れますように~(願)