とくわけにはいかねぇんだ」
この魔力の尽きかけた体で、あと何人兵士共を殺せるか分からない。
いくらこの体が頑丈だといっても、大量に血を流せば死ぬし、首が飛んでも勿論死ぬ。
だが俺は退かない。
殺し続ける。
一人でも多く、地獄へ道連れにしてやる!
「うぉおおおおおおおっ!!」
進化した呪怨鉈より、再び憎悪と殺意の奔流が俺へと流れ込む。www.iomeneray.com
休息を求める肉体にムリヤリ活を入れて、飛び起きる。
すでに、目の前には放たれた大量の矢が殺到してくる。
『黒盾(シールド)』を瞬時に展開させるほどの魔力は残ってない、防ぐ手段は精々が鉈を振るうくらいのものだ。
何本か喰らうのを覚悟しながら、少しでも多く矢を落とそうと鉈を大きく振り上げた、その時、
ドドドオッ!!
目の前から、真っ赤な炎が吹き上がる。
何だコレ、敵の攻撃魔法か?何か爆発したのか?
視界全てを覆う紅蓮に、瞬間的に即死した、と思うが、
「……これは、防御魔法か?」
俺は一切この炎からダメージを受けていない、しかもよく見れば、ただ炎が地面から吹き上がっているだけでなく、壁のように広がっているのが分かる。
ここまで巨大な火の壁が発生するのは、恐らく上級範囲防御魔法『火焔城壁(イグニス?ランパートデファン)』だろう。
兎も角この魔法が何であれ、すぐ目の前まで飛来しかけた矢の雨は、炎の壁に悉く飲み込まれて完全に焼失し、俺を守ってくれた。
しかし、こんな高度な魔法を一体誰がスニーカー 人気
すぐに思い至るのは、考えうる唯一の味方にして相棒であるリリィ。
「危ないところでしたね」
背後から聞こえてきたその声は、透き通った少女の声音、だがそれはリリィとは別人のものだとすぐに分かった。
「だ、誰だ……」
振り返り見れば、軽い足取りで近づいてくる真っ黒い人影。
いや、それは影ではなく、頭の天辺から足の先まで、俺と同じように完全に黒尽くめというだけのこと。
童話の魔女が被っているような三角帽子、柔らかな羽毛をあしらった漆黒のローブ、見るからに不思議な形状の長杖(スタッフ)、そして、淡い水色の髪と煌く金色の双眸。
たった一度出会っただけだが、忘れられそうに無い特徴的な姿をした彼女の名は、アディダスショップ
「フィオナ?ソレイユ!?」
「会いたかったですよ、アイスキャンデーの人」
「ア、アイスって……」
あまりに突然すぎる登場に、相変わらずの半目の無表情にボケた発言、今この状況全てを忘れそうになるほどだ。
「あ、忘れる前に解呪し