今朝の大阪の地震は大変でしたね。改めてお見舞い申し上げます。
さて、地震が起きた時には、ライフラインが寸断されて、生活に支障をきたすことが多々ありますね。
電気、水道、ガス、電話。
まあ、簡単に比較できないとは思いますが、復旧が早いのは、順番で言うと、
電気・電話→水道→ガス
の順番でしょうか?
電気と電話が割合復旧が早いのは、電線だという点も大きいかもしれません。水道・ガスは地中なので、掘る分、どうしても時間がかかるし、漏れている場所が特定しにくいという問題があります。(特に、ガスの場合、見えないので余計に特定しづらいですね。水道は水なのでまだ見える分分かりやすいです。)
で、生活において意外と支障をきたすのが、この中でも断水であったりします。
電気と電話は復旧が早いので、地震直後には支障を来しても、おおむね数日で解消することが多いです。
ガスに関しては、復旧が一番遅いですが、カセットコンロなど、代用する方法がまだあるので、そこまで日常生活に大きな支障を与えることは少ないです。(一番の支障はお風呂でしょう)
で、水道ですが、今回の地震でもニュースで流れていましたが、あちこちで水道管が壊れて、断水するケースが想定されます。
この場合、あまりにも水漏れ個所が多すぎると、メインの本管をストップして修理したりするケースも出てきます。
又、その本管自体が壊れて水漏れしていても、同じことになります。
二階建て家屋の屋根位まで水が吹きあがることがありますが、あれは水道の本管が壊れた場合がほとんどです。
で、この本管、物にもよりますが、大きいですし、大体は鉄製でつなぎ目は溶接加工するので、修理に多少時間がかかります。
そうそう壊れるものではないのですが、あちこちで水漏れすれば、それだけ時間がかかります。
水道は色んな経路があるので、迂回経路があれば水はでるのですが、迂回経路が無ければ、断水します。
なので、地震の時は、ふろおけに水を溜めておいた方がいいとかいうわけです。
飲料水はまだどうにかなるのですが、一番困るのが、トイレの水ですからね。今やほとんどが水洗トイレですから。
お風呂に水を溜めておけば、しばらくは持ちますから、それだけでもずいぶんと助かる場合があったりします。
ともかく、これ以上地震が続かないことを願っております。