小泉進次郎氏「安倍批判」もサラリ、聴衆の心をつかむコツ&自民大勝に貢献も高揚感ゼロのワケ
父親は元総理大臣、頭も良い、弁もたつ、若い、イケメン。
将来の総理大臣候補としては、申し分ない素質を持った人だと思います。
早ければ次、遅くても次の次の自民党総裁選に立候補するでしょう。
しかしながら、あまりこの人に総理大臣になってほしくない。
何故なら、「理想主義者で、自分の主張を押し通そうとする匂いがする」からです。父親の元総理と同種の匂いがします。
”頭のいい大衆扇動家”というイメージですね。
父親の小泉純一郎。私、大っ嫌いでしたね。
「郵政民営化」、「自民党をぶっ壊す」と言って、劇場型政治を繰り広げた結果はどうだったでしょう?
規制緩和を行っても景気は良くならず、小泉内閣で行った規制改革に伴う人材派遣の緩和で非正規雇用者が社会に溢れ、格差を生む原因となりました。
北朝鮮を電撃訪問し、拉致被害者を連れ帰ったものの、関係改善は進まず、見方によっては拉致問題を一層複雑化させたとも言えます。
息子も親父と同じことをしそうな気がしてなりません。
と、いうのも、この親子軽減税率に反対していて、「軽減税率は高所得者層に有利に働く」が持論なんです。
これは、税の常識からすれば、認識不足、誤解も甚だしい話です。
確かに、軽減税率を実行すれば、お金を沢山使う高所得者の控除税額は多くなります。しかしながら、税の負担感は低所得者の方が低く感じるのです。それは所得に占める消費税の割合を比べれば一目瞭然のことです。
こういった認識不足をそのままにして、持論を推し進めるきらいが小泉進次郎にはあるような気がします。
そのような人物が総理になったら、又劇場型政治が始まり、不景気に突入するのではと心配するのです。
軽減税率にはインボイスを導入しなければならない、などの「事務負担が増す」という問題があります。
なので、私は、消費税は8%のままに据え置き、「物品税」という名で高級品・嗜好品に別途税金をかければよいと考えています。(消費税導入前に存在していた税金の復活になりますが・・・)
そうすれば、軽減税率採用と同じ効果は得られるし、事務負担も少なく済むと考えます。
何故そのような案が出てこないものか、不思議に思う今日この頃です。