ジブリの新作は、オランダ人監督による作品のようですね。この監督さんが、昔作った短編アニメ。

 

 

セリフは一切無し。BGMと最低限の効果音のみ。

 

確かに、鈴木プロデューサーの言う通り、「削ぎ落していく」作品ですね。今の日本には無いものですね。

 

絵の感じがすごく欧州してるな、と。1987年にイギリスで作られたアニメ映画「風が吹くとき」にも少し感じが似てるかな、って思いました。

 

 

カラーとモノクロの違い。モチーフの違い、等々色々違いますが、何か持っている雰囲気が日本的じゃないんですよね。

 

両方とも、ヨーロッパの、アルプス以北~スカンディナヴィア以南の地域の香りを感じるんですよね。

 

で、両方ともそれぞれに「絵」が独特で暖かい。

 

今、日本では「君の名は」のような、リアル系が評判を呼んでいますが、「絵」で入ってくる情報量はこんな風に少ない方が私は好きかな?

 

まあ、これは人の好みなんで。

 

ジブリの宮崎監督の絵も、「未来少年コナン」の頃までさかのぼれば、割とシンプルだったから、ジブリ作品との親和性は高いのかな?