やっとこさ修介ラストレポにたどりついた悠姫です☆ごぎげんよう。
いや…長かったwwww

タイトル通り、やっぱりノマエンですたwwww
ネタバレ全開でノマエンレポでーす。
ヒロインちゃんは「有栖川 悠姫」です。




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悠姫「はー、なんか、やっと落ち着いた感じだね」

……あれから2週間。
結局、玲奈さんも三國さんも不起訴、三國さんは銃刀法違反の罰金刑のみとなった。

悠姫「でも……不思議だよね、家族って」

手遅れになる前でよかったと思っていたけれど……。
三國さんはあの時、康生君を殺そうとしていたのではなかった。
正確にいえば、康生君を殺せない自分に気づき、唖然としていたのだと言う。
クビになった腹いせに、康生君を殺してやろうと思って、玲奈さんのところから連れ出したのに……。
いざ康生君を前にしたら、小さなころから間近で感じてきた成長を思い出した。
そして、長年不仲だった異母弟にそっくりな康生君の中に、自分にも似た部分を感じて。
その時初めて、自分は康生君を家族としての情を持っているのだと気付いたそうだ。
殺そうとして初めて気づくなんておかしな話だとは思うけれど。
複雑な関係だから、そんなきっかけがなければ気づけなかったのかもしれない。
三國さんと堤議員たちは、釈放されてから随分と長い時間、話し合ったとのことだった。
お酒を飲みながら、初めて腹を割って話し、幾度か口喧嘩になりながらも、最終的には和解したそうだ。
2人は、『ずっといがみ合ってたのに、実は初めての兄弟喧嘩だったんですよ』と言っていた。
いきなり仲良子よし、とはいかないながらも、いい関係を築く入口に立っている。
ちょうど、そんな感じだった。

浅野「不思議って?」

悠姫「あの2人、表面上はビジネスライクなふりして、結構分かりやすくいがみ合ってたよね?
   きっと、今までも家族だからこそ、ああやってあからさまにいがみ合えたんじゃないかなぁ」

浅野「どういう意味?」

悠姫「んー、例えば、私が修介と大喧嘩して、友達に愚痴るとするじゃない?」

浅野「……やだ」

悠姫「例えばだよ。とにかく私は友達に言うわけ。なによ、あんなヤツ!最低!って」

浅野「……」

だから、例えだったば!と念を押してから、

悠姫「……でもさ、もしそれで友達が修介を悪く言ったとしたら……。
   私、絶対に「いやいや、そんなことないんだよ、ああ見えていい所あるんだよ」って言いたくなる。
   つまり、自分が言うのはいいけど、他の人には絶対言われたくないの。
   それって、感覚が『身内』だからなんだよね」

浅野「……分かるような、分かんないような……」

悠姫「ええ……うーん。ま、つまりは、あの2人もきっと、身内だっていう甘えがあったから、
   お互いに好き勝手できたんじゃないかな、って言いたかったのー!」

浅野「……ついた」

悠姫「あ、ほんとだ」

O小学校の校舎を見上げる。
今日……私たちは松田先生と松田先生のクラスの児童に招待されたため、
2時間半休を取って早く上がり、P小学校に向かっていたのだった。



松田琢己「どうぞ」

悠姫「……わあ」

浅野「……」

促されて教室に入ると、全体が綺麗に飾り付けされていた。
教室の真ん中を空けて、そこに卒業式や入学式の時に使うような赤いじゅうたんが敷いてある。
そしてその絨毯の先にある教団は、チャペルの祭壇風になっていて……。

悠姫「……こ、これって」

松田「康生が、お礼に手作りの結婚式をプレゼントしたい、ってみんなに声をかけたんですよ」

悠姫「え……」

堤康生「結婚するんでしょ?」

浅野「……うん」

悠姫「康生君、みんなと仲良くなれたんだ?」

堤康生「うん!お父さんが、男ならモジモジしてないで、勇気を出してたくさん話しかけてみなさいって。
    松田先生も、『もっと仲良くなろう会』やって、自己紹介ゲームとか色々やってくれたから…」

悠姫「そうなんだー!よかったじゃん!」

松田「頑張ったんだよな、康生!」

堤康生「うん!!」

浅野「家ではどう?まだ家に帰りたくない?」

堤康生「ううん。お父さんもお母さんも、前と同じに忙しいんだけど、前よりたくさんお話してくれるし。
    夜遅くなる時とか、朝会えない時はお手紙書いてってくれるし。
    時々、朝起きたら隣にお父さんが寝てたり、お母さんが寝てたりすることもあるんだ」

浅野「……そっか。よかったな」

堤康生「……へへ」

(2人とも、忙しい中でなんとかして愛情を伝えたり、コミュニケーションを取ろうとしてるんだ)

悠姫「……よかったね、修介」

浅野「……」

修介は微笑んで、目で肯定した。


悠姫「康生君、ありがとう!」

良く見ると、教室の出入り口には、『浅野修介・有栖川悠姫』と書かれた可愛いウェルカムボードまで飾られている。

女児「ねえねえ、刑事のお姉さん。ちょっとしゃがんで」

悠姫「……ん?」

首をかしげつつしゃがむと、後ろからふわっと頭に何かが被る。

悠姫「え……」

視界の隅に、白いものが映った。

(白い。しかもスケスケ)

悠姫「……こ、これって……」

松田玲奈「ベール。簡単で申し訳ないけど」

悠姫「!玲奈さん!」

玲奈「……うん。急いで作った割には、なんとか見られる!」

(手作り!!)

悠姫「ありがとうございます……。うわ……嬉しくて鼻血が出そう
<ウケたwwwwwwww鼻血wwwwww涙じゃないのねwwwwww>

女児「ハイ!!」

女の子が、手作りらしいブーケをこちらに差し出す。

悠姫「ありがとう……」

堤康生「刑事のお兄さんはこっち!」

修介は康生君に引っ張られて教壇……訂正、祭壇の前に連れていかれた。

女児「お姉ちゃん、もう一回しゃがんで!」

悠姫「?」

琢己「すいません、私が花嫁の父親役みたいで」

松田先生は苦笑しながら、私の顔にフェイスベールを下した。

悠姫「あ、そうなんですか。神父さんかと思ってました」

琢己「それが、神父は役をとられたんですよ」
<へ?>

松田先生は、いたずらっ子みたいに笑った。

悠姫「盗られた……?」

松田「よう」
<立絵でた…あ!南の島のときの探偵!?うわー!!!やられたー!>

悠姫「……」

浅野「……」

悠姫「……えっ」

浅野「……」

松田「久しぶりだな悠姫。とオマケ」

悠姫「松田さん!」

秋月島の事件で知り合った探偵の松田さんだった。

浅野「アンタなんでここにいるの」

松田「兄貴ん家に行ったら、嫁が見たことある名前のウェルカムボード作ってたから」

悠姫「……」

浅野「……」

悠姫「ええっ。あ、兄貴!?」

松田「そう」

琢己「まさか浅野さんたちが弟の知り合いだったなんて驚きましたよ」

悠姫「えええええ……」

浅野「……似ても似つかない……」

松田「コイツの弟とは思えないくらいいい男だろ?」

浅野「いや、逆」

松田「……」

浅野「……」

悠姫「まーた火花散らしてるし……」

やれやれとため息をつく。

浅野「なんでアンタが神父役なの?」

松田「……別に結婚に異議唱える役でもいいんだぞ」

浅野「異議唱えてもフラれるのがオチ」

松田「……」

浅野「……」

琢己「あれ……。なんか、マズかったかな。弟が乗り気だったからつい連れて来ちゃったんですけど」

悠姫「あ、いいんです。本気で敵対し合ってる火花じゃないので」

玲奈「さー!始めましょう!ほら琢己、花嫁エスコートして!」

切り替えるようにそう言って、玲奈さんはCDプレーヤーのスイッチを入れた。
パーンパカパーン……と、ワグナーの『婚礼の合唱』が流れ出す。
フェイスベールの向こう……。
子供たちの手作りの祭壇の前に立つ修介が、こちらをじっと見ているのが見えた。



ゆっくりと浮上するように目が覚めて。
何の気なしに瞼を上げると、見慣れない高い天井があった。

悠姫「……」

ふと、私を抱く腕に気づく。

(……修介)

修介は、私を抱き締めたまま、すうすうと寝息を立てて寝ていた。

(……そっか。昨日は新居に泊まったんだっけ……)
<あ…これってノマエンっぽいな……>

あんなにどうでもよさそうだった新居を、修介はコツコツと探してくれていた。
……というか、私を驚かせるため、どうでも良さそうなふりをしていただけだった。
ただでさえ分かりづらい人が、意識してそんなフリをしたら、ますます分からなくなって当然だ。
少し膨れると、修介はごめんとあまり心のこもっていない謝罪と、キスをくれたのだった
<…ホント、びっくりさせたがりなめんどくさいヤツだわね、修介さんたら。
キスだけじゃ、謝罪不足じゃない?←こらこらwwww>


悠姫「……」

ベッドに頬杖をついて修介の寝顔をしげしげと見つめる。

浅野「……ん」

視線に気付いたのか、修介はうっすらと目を開けて、覚醒しきらない様子で辺りを見渡した。

浅野「……悠姫」

悠姫「おはよ……わっ」
<スチル。んまっ。ベッドでいちゃこらwww>

浅野「おはよう」

言って、私を倒して後ろから抱きしめる。

浅野「……寒い」

まるで言い訳みたいに呟いて、修介はぎゅうっと私を抱く腕を強めた。
<スチルおわり>

悠姫「今日、何しようか?」

浅野「……新婚旅行のこと考える?」

悠姫「え……」

浅野「?」

悠姫「新婚旅行、行くの?」

浅野「……行かないの?」

悠姫「興味ないのかなと思ってた……」

浅野「なんで」

悠姫「え、だって、松田先生のとこで新婚旅行の話してた時、興味なさそうに窓の外見てたじゃん……」

浅野「……ああ。うん、新婚旅行自体はそんなに行きたいと思わない。
   他の人の行き先とか……正直、結構どうでもいい」

悠姫「……え……」

(……やっぱり……)

悠姫「……興味ないなら、無理して行かなくてもいいんだよ?」

もう充分、誠意も愛情も示して貰えた。
新婚旅行に行くか行かないかなんて、全然大した問題じゃないくらいに。

浅野「ううん。……でも、悠姫が喜ぶことには興味あるから」

悠姫「え……」

浅野「悠姫が喜ぶなら、連れて行きたいんだけど。これって、興味あることになる?」
<はぁ…修介めんどくさいwwwww>

悠姫「修介……」

それはつまり、新婚旅行を考えるのは、行きたいからじゃなく、私を喜ばせたいから。
私よりもずっと純粋で、嬉しい、新婚旅行の『動機』 だ。
胸の奥が、熱くなる。

浅野「それに、俺も旅行はまあまあ好きだし。船以外なら」

悠姫「ハハ」

これ以上ないっていうくらい、幸せな気分で、私は笑った。



悠姫「ああ、お腹空いた!」

京橋「またですか」

悠姫「え?だって、あと1時間で昼休みですよ?お腹もすくでしょう」

天王寺「お前さっきメロンパン食うてたやん」

花井「あとプリンもな」

悠姫「ああ。10時のおやつの話ですか?」

八千草「あれが、おやつ……。さすが悠姫ちゃんだね!」

浅野「四次元胃袋……」

天王寺「さしずめブラックホールやな」

悠姫「ちょっと!天王寺さんだって10時のオヤツにわらび餅食べてたじゃないですか。
   知ってるんですからね。さっき自販機コーナーでコソコソ食べてたの」

天王寺「な!お前、覗き見すんなや!」

悠姫「別に覗いてませんー」

天王寺「変態か!」

悠姫「それは京橋さんでしょ。ね?京橋さん」

京橋「ええ、間違いありません。しかし有栖川さんを選ぶあたり、浅野さんもアブノーマルな性癖をお持ちなのでは」

悠姫「……は?」

浅野「そうかも……」
<ぶwwwww認めるのかwwwwww>

悠姫「はぁ!?」

いつもと変わらない、二課の日常だ。
この先、私たちが結婚しても、みんなは変わらずにいてくれる。
……だけど、帰る家が変わる。
スーパーで買い物する量が変わる。
料理を作る気合だって変わる。
一人暮らしを卒業して、家族が出来て……。
『私』という概念が、色んなシーンで『私たち』に変わっていく。

桐沢「よーし、みんなセンターテーブルに集まれ」

桐沢さんが、いつもの調子で課に入ってきた。
私たちは『ハイ』と返事をして、センターテーブルに集まった。
そして、いつもの警視庁特命二課での仕事が始まる。
変わるもの、変わらないもの……。
それぞれの尊さを胸いっぱいに感じながら、私は桐沢さんの言葉に意識を集中した。


NORMAL END
<想像通りノマエンですたwwww>

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メール
件名:…ずっと一緒

…悠姫が喜ぶこと、何でもしたい。新婚旅行も、悠姫が行きたい所に行こう。
悠姫が行きたい所は俺の行きたい所。俺がいたい場所は、悠姫のすぐそば。
…誰にもあげない、俺だけの居場所。
でも、子供ができたら譲ってあげる。…俺は二人を守るお父さんになるから。
…今はまだ、俺だけの悠姫。

修介

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気が付けば、ほぼ3ヶ月放置してました(滝汗
ノマエンくらったのが、12/12.
で、リベンジでハピエンとってから一緒にアップするぜ!と
頑張っては見たもの……ノマエンくらうこと2回。
合計3回のノマエンとなりまして……。
そのうち忙しくなってしまったのをいいことに、放置してました。
あはは。

大昔のことすぎて、修介√の感想…どこかいってもうた←こらwwww
覚えてるのは、野村様トラップにどっぽりはまったってことだわ~←あふぉwwwww

で、結論。
ごめん修介。ハピエンあきらめた←おいwwwww
ってことで、ワタクシ悠姫は、
修介とは婚約破棄でーす♪←
心置きなく、野村様に嫁ぎまーす(はぁと)