その1からの続き



やっぱり文春の記事で、

昨年の秋

『永久輝せあのファンクラブが休止に』

というのがあったと、教えてもらいました。



で、


やっぱりというか、案の定というか

『劇団はけしからん! 』

とお怒りの方々がいらっしゃる。


うーん……

大体そんなことで、いつも騒いでいるのは、

どうも同じような人ばかりですね。


やっぱり、お金でももらって、

わざわざ

ネガティブキャンペーンを

やってそうです(笑)


まぁ、ネガティブな内容の方が、

ファンの人は心配ですから、

思わず読んでしまうでしょうし、

怒っている方が、

偉そうに見えますから(笑)


念のため、

これは、わたくしの妄想ですよ。


とにかく、

出来れば来世でも、関わりたくないですね。


で、


詳しくない私が、

とりあえず教えて頂いた内容を、

まとめてみました。


①永久輝せあの私設ファンクラブが、コロナのために中止となった公演の、チケットの払い戻し、返金の手続きで、遅延や連絡ミスなどの不手際があった。


②その責任を取る形で、当時のファンクラブ代表者が辞任した。


③代表者の後継に、元 明日海りお の私設ファンクラブの代表者が名乗り出た。


④各私設ファンクラブのチケット取り纏めは、トップスターの柚香光のファンクラブが行っているので、そのファンクラブが認めなければ、他のファンクラブはチケットが購入できない。


⑤柚香光の私設ファンクラブが、永久輝せあの私設ファンクラブの次期代表者を、認めなかった。


⑥認めてもらえず、チケットが購入できなくなった永久輝せあの私設ファンクラブは、必然的に休止状態になった。


以上、

こんな内容で、間違いはないでしょうか?


で、普通に考えてみたんです。


これって、

①のトラブルがあった時点で、

ファンクラブを解散すべきことでしょう?


永久輝せあの私設ファンクラブに、

何人所属しているのか、

私は全く知りません。


ただ、普通に考えますとね、

毎公演、たった10枚のチケットを捌いて

いたとしても、宝塚と東宝で、

約100公演くらいあるんですから、

それだけでも、1000枚のチケットを

扱うことになりますよね?

ややこしいので、

一律8000円で計算しても、

800万円ものチケット代金が、

動くことになります。

それにプラスして、

ファンクラブの会費がありますよね?


これはもうビジネスです。


柚香光の私設ファンクラブが、

意地悪しているとか、

ちゃんと劇団が管理していないからだとか、

そんな他の責任じゃありません。


永久輝せあの

私設ファンクラブの内部の問題です。


劇団は、私設だろうが何だろうが、

宝塚友の会 以外のファンクラブは、

認めていないでしょう?


それで、払い戻しでトラブルが発生して、

他の私設ファンクラブにも迷惑を

掛けたのなら、代表者を変えたからって、

済む次元の話ではないはずです。

何より、

永久輝せあに

迷惑が掛かっているとは、

思わないんでしょうか?


普通なら、

こんな内部の話が、

表沙汰にはならないんです。

活動が黙認されているとは言え、

何しろ本来は、地下活動なんですから。


ということは、

誰かがリークしたんでしょうね。


まさかに、

自分たちが意地悪しましたと、

柚香光の私設ファンクラブが話すことは

無いでしょう(笑)

だいたいが、

柚香の私設ファンクラブが、

そんなアホな嫌がらせをして、

何のメリットがあるんでしょうか(笑)


そうなると、

被害者面をした誰かが、リークしたと

いうことでしょうね。

自分たちの行動を、正当化するために。


普通なら、

認められない事情が、

永久輝せあの私設ファンクラブ側にあるか、

特定の人物に問題があると考えます。


どうして柚香の私設ファンクラブ側が、

責められるのか?

不思議ですよね?

誰かの悪意でしょうか? ……


これもまぁ、わたくしの妄想です(笑)



いずれにしても、

永久輝せあ には、

お気の毒としか言えないですね。

役者はファンを、選べませんから。


これで

『劇団はけしからん! 』

なんて、言い掛かりも甚だしいでしょう?


でね、

ご存知の方は、当然ご存知なんですが、

チケットのことを、あまりご存知無い方も、

もちろん多くいらっしゃる。

なので、ちょっとチケットのお話を。



チケットは、通常の料金で、

通常のルート=窓口やネット上で販売される

一般販売のチケット

出演者や劇団スタッフが扱う、

内部チケット

団体客や貸切公演などの

割引が適用されたチケットの、

大きく分けて3種類のチケットがあります。


他にも、

販売方法の違い、あるいは主催者の違いで、

扱いが変わるチケットもあります。


よくwebチケットに

『戻りが出ている! 』なんて言われたり

するのは、予定されていた団体客が、

コロナなどの事情でキャンセルとなったり、

プレイガイドなどに、

販売を委託していたチケットが、

販売期限を過ぎて、劇団に返却された時に、

再発売されることです。


全国ツアー公演でも、

劇団が

地方の会場を借りて、

直接興行をする場合もあれば、

他の劇場(御園座など)や、

地方の興行主(プロモーター)が、

公演を買い取って、

興行する場合もあります。

地方によって、

チケットの販売方法や価格に差があるのは、

そういう違いがあるからです。


普通なら、

一般販売のチケットか、

貸切公演のチケットくらいしか、

手にすることはないでしょう。


一方で、

私設ファンクラブの人たちが、

手に入れているのは、

出演者が扱う内部チケットがほとんどです。


内部チケットというのは、

出演者や劇団、舞台関係者が、

一般販売より先に、優先的に購入できる

チケットです。


これは、

宝塚歌劇だけに限らず、

どこの劇場、

劇団でもやっていることなので、

特殊でも珍しいことでもありません。


歌舞伎興行で、

いわゆる『梨園の妻』たちが、

劇場ロビーで、御贔屓さんにチケットを

渡しているのも、内部チケットです。


『優先的って、なんか不公平だなぁ…… 』


と思われるかもしれませんが、

誰でも『欲しい!』と思うような席は、

一般販売で、しかも正規料金で

売ることができますから、

劇場側も、出来れば通常ルートで売りたい。

なので、

内部チケットが、優先的と言っても、

全て良い席で手配できる訳でもないんです。


チケットが確実に売れるかどうかは、

誰にも判りませんからね。

まぁ、

現在の宝塚は人気があるので、

チケットが売れ残ることは、

あまり無いでしょうが、

他の劇場や劇団なら、

とにかく売ってください!

と、営業部はみんな思ってます(笑)


苦労の末に、初座長公演を実現した、

とある演歌歌手の楽屋に、

興行会社の営業部がやって来て、


初座長公演おめでとうございます。

これをよろしくお願いします!


と、チケットの山を置いていったという……

そんな笑えない話があったそうです。


内部チケットは、

引き取ってくれる人が確実に

判っていますし、

営業する必要もないので、

その手数料分を割引いて販売するのが、

普通です。


さっきの演歌歌手ではありませんが、

大量のチケットを捌くのは、

団体客に販売するのと同じですからね。

団体割引を適用するという訳です。

だいたい1割引で、

内部の人に販売されるのが普通です。


つまり、

内部チケットを扱えば、

扱った人に、チケットの1割分が、

販売手数料として、

手に入るということです。


これね、

小さい劇団や、

小劇場と呼ばれるジャンルだと、

この販売手数料が、

ギャラの代わりということもあるんです。


小劇場や小さい劇団に限らず、

足らない出演料の代わりに……

と、チケットを渡されることは、

商業演劇でも、あることなんですよ。


宝塚の私設ファンクラブの人たちが、

その差額分を、

どう使っているかは判りませんが、

ファンクラブの活動期間が

長ければ長いほど、

場合によっては天文学的数字の額が、

貯まって行くでしょう。


随分前に、

北翔海莉が、その私設ファンクラブから、

贈与を受けたのどうのという話が

ありましたよね?


あれを聞いて、

『悪いことをしたんだ!』とか

いろいろ非難されたようですけど、

むしろ、

あんなに判りやすい、

御祝儀の渡し方をしたのかと思えば、

北翔の親族も、

私設ファンクラブの人たちも、

悪意なんかこれっぽっちも無く、

ただ本当に

『何も知らなかったんだ』と、

むしろ、正直者に思えました。

念のため、

報道で『悪質と判断され…… 』などと

伝えられたりしますが、

あれは行政の用語ですからね。

『うっかり』でも『知らない』でも、

間違いがあれば、

『悪質』と判断されるんです。

例えば、

皆さんのどなたかが、

『うっかり』駐車違反をして、

罰金を払うことになったら、

それは『悪質な駐車をした』と

判断されたことになります。


だってねぇ、上手くやろうと思えば、

いろんな方法があるんです。

単純に、

ファンクラブを運営していた人たちが、

本当に、

ただの素人さんたちだったんでしょう。

北翔は20年も宝塚にいたんですから、

そりゃ、貯まってて当然です。



なので、私はみっちゃんのファンです。


明日海りお のように、

あれだけファンがいて、

トップも長くやってたんですから、

私設ファンクラブは大変だったでしょうね。



私は、

そういう私設ファンクラブに、

入ったこともないので、よく知りませんが、

それだけの金額を、ボランティアで

扱うなんて大したものです。


なのでね、

永久輝せあは、本当にお気の毒ですね。

何も問題がないことを、

お祈り申し上げます。


でね、


たまに他組のトップスターや組子たちが、

観客として来ていると、


チケット難の公演なのに、

なんであんな前に座ってる!

不公平じゃない! 

キッーッ!!


とお怒りの方が、よくいらっしゃる(笑)


まぁ確かに、

前の方の良い席に、

座っていることが多いですよね。


前以て、

確実に観劇できることが決まっていれば、

そりゃ、

内部チケットを押さえているでしょうし、

『○組のトップさんのリクエストなら』

と、私設ファンクラブから、

チケットが回ってくるかもしれません。


ただ、

どんな劇場でも、

不意に観劇に訪れるかもしれない

貴賓や重役、関係者やお得意様、

有名人、文化人、評論家、記者のために、

ある程度の良い席を、

売らずにストックしているんです。


特に『鉄砲』と呼ばれる、

最前列から5列くらいまでの席は、

何席かを必ず空けておくんですよ。


『鉄砲』というのは、そこから狙えば、

誰でも確実に、的に当てられるほど

『近い席』という意味です。


他にも、

取材のために観てもらう席や、

営業用に空けておく席など、

『鉄砲』以外にも、

最初から販売されない席があるんです。


で、

日程的にもう誰も来ないのが判ると、

通常の販売ルートで売ってしまいます。

売るには時間的に難しい場合は、

当日券として、窓口で売ります。


私は、昔の歌舞伎座で、

よくこの当日売りを狙って行って、

良い席で観させてもらいました。

もう今じゃ、

歌舞伎座もオンラインなので、

この方法は、限りなく無理でしょう。


他組のトップさんたちは、

最初から販売される予定には入っていない

『鉄砲』に座っていると考えられます。


現在の宝塚では、

当日券の販売をしていませんから、

そういう

『鉄砲』の処理のために、

他組の組子やトップスターが

観劇に来ているのかもしれません。

あるいは、

内部の人が引き取って、

私設ファンクラブや関係者に

買い取ってもらっているでしょう。


たまに、

2階席の端っこなんかで、

どう見ても

下級生の下っ端ちゃんみたいな組子が、

開演間際に、滑り込んで来ていますよね(笑)

おそらく、

記者や営業用にストックしてあった席を、

もらって、観劇に来ているのしょう。


さっき、歌舞伎座の話をしましたが、

宝塚でも、

まだインターネットなどが無かった時代は、

当日券で売り出されるので、

そういう本当の意味での

プラチナチケットに出会えることが

ありました。


古い劇場だった頃は、

宝塚ファミリーランドの入園券を販売する

中央窓口のところに、

翌日に売られる、当日券の枚数が書かれた

黒板(後にホワイトボード)が、

ファミリーランドの終園後に

掲示されました。

確か、

阪急梅田駅にあったチケット取扱所にも、

同様の枚数を書いた物が、

掲示されていました。


それを見ながら、

『あぁ、今月の公演は、人気があるなぁ』

とか、

『明日は遅めに行っても、C席ならあるぞ』

などと、予想して行ったものです。


……で、当てが外れて(笑)

完売してしまっていて、仕方なく、

歌劇の記念館で時間を潰して帰りました。

昔は、無料の『宝塚歌劇の殿堂』みたいな

施設があったんです。

宝塚歌劇記念館という名称でしたか。

現在のすみれ寮が建っている場所ですね。

お陰様で、クルクル回る天津乙女と、

フィナーレで歌う榛名由梨とは、

かなり親しいお友達になりました(笑)

判る人にしか、判らないネタですねm(_ _)m


旧宝塚大劇場は、

3階席(建物の4階5階相当)があって、

一番安い席だったんです。

これがC席で、

長い間、1000円以下でした。

幼かった私が、

お小遣いを握り締めて行っても、

噴水式の紙コップのジュースが

買えて、休憩時間に

ちょっとしたゲームが出来たくらい

でしたから、本当に安かったんです。

からくり式のおみくじが、

5円とか10円の時代ですよ(笑)


確か……

併設されていた、

宝塚ヘルスセンターが閉館して、

ファミリーランドと切り離されて、

入園料金が要らなくなってから、

1000円を越えたんじゃなかったかなぁ……


それくらい安いのに、

文句を言ったらダメですが、

実は、最前列じゃないと、

銀橋が見えない(笑)

最前列以外は、立ち上がっても、

銀橋が見えないんです。


しかも最前列は、

足が変形するんじゃないか? 

と、いうくらい座席と壁の間隔が狭くて(笑)


それでも、

3階の最前列に座れたら、ラッキーで、

谷底を眺めるように、

手摺りにしがみついて観ていました。


建物の5階に相当する、

3階の後部席は、

昭和10年に改築された時のまま座席で、

クッションも無ければ、幅も狭く、

背もたれも硬くて直立していました(笑)


いつか、

スカイステージの

天寿さんがレポーターをやっていた番組で、

伝説化している『金橋』と呼ばれた

場所を探していましたよね。

その金橋と思われる、

舞台上部にあった張り出し舞台の痕跡が、

3階席からは見えていました。


人気がある

トップスターのサヨナラ公演ともなると、

この3階席まで立ち見が出るんです。

角度が急過ぎるので、みんな怖がって、

立たずに通路の階段に座って観てました。


そんな状態を、1階席から見上げると、

本当に、人だけで盛り上っているようで、

そりゃぁ、そりゃぁ~ 壮観なんです。


退団者が

この景色を決して忘れません

と、よく挨拶の中で話していますよね。


退団した訳でもない私でも、

あの振り返って見た時の、

人、人、人で埋め尽くされた

旧大劇場の壮観さは、

何十年経っても、忘れることがありません。


昔話で脱線致しましたm(_ _)m


現在は、

大規模な劇場で公演される商業演劇でも、

1ヶ月公演が珍しくなってしまったので、

スケジュールが

変わっているかもしれないですが、

だいたい初日が明いて、

3日から4日くらいまでの日に、

『御社(おしゃ)』あるいは

『御社日(おしゃび)』という、

記者や演劇関係者たちが

招待される日があるんです。


日刊紙である新聞社の記者や、

雑誌など発売日の関係で、

『御社』では間に合わない記者さんは、

初日や初日前の舞台稽古を観て、

記事を書くんです。


他にも

『記録日』というのがあります。

初日が明いて、

演出からのダメ出し、変更が完了する頃に、

劇場が資料として残しておくために、

舞台を録画するんです。

大昔はテープ録音しかなくて、

せっかくの名舞台が、

音声しか残っていない……

という悲しいこともありました。


もし、

こういう御社や記録日に、

巡り合うことができたら、

ラッキーだったりすることがあります。


やっぱり、役者も人間ですからね、

そういう日の公演は、

いつもより、張り切ってます(笑)


どうでも良い話で、失礼致しましたm(_ _)m


とまぁ、


長々と書いて来ましたが、

文春の記事にしても、

ブログなどで展開される劇団批判にしても、

受け取る側が、

ほんの少しでも冷静になれば、

どうでも良い、

下らない話ばかりだと思うんです。


よく

『すみれコードが…… 』とか

『宝塚の隠蔽体質が…… 』などと、

訳知り顔で仰る方々がいらっしゃいますが、

なら、

他のどんな企業が、

どの程度オープンにしているでしょうか?


特に、人事に関しては、

どんな企業でもトップシークレットです。

企業最高機密の個人情報を、

どうしてオープンにすると思います?


ましてや、

当事者以外の人間が、

どんな方法で知ることができますか?


真風涼帆が、現在公演中のコンサートで

『星風は、そんな子じゃないんです』

という内容の発言をしたそうですね。


そりゃ、そうでしょう。

よく言ってやりました。


仮に、

本当にそんなことを星風が劇団に訴えて、

それで人事が動いたというなら、

星風がリークしない限り、

誰も内容は知らなかったはずです。

これね、

真風涼帆より、星風まどかの方が、

後々ダメージを受けるんです。


事実無根で無視したって、

全く問題はなかったでしょう。

劇団も、正式に見解を発表しています。

それに、真風はもう退団ですからね、

いくらでもこれから自由に発言できます。

しかし、

星風は、詳しい説明も弁解もできません。


だから、

真風としては、コンサートの中で、

許される範囲内で、

最大限、星風を擁護したんでしょう。

この話が、事実無根なら、

一番の被害者は、

星風まどか になることを、

忘れてはなりません。


文春砲で踊っている人たちの中には、

叩ける材料が増えて、

喜んでいるでしょうが、

それで本当にファンなのか、

甚だ疑わしいものです。


繰り返しになりますが、

やっぱり私たちが、少しでも冷静になり、

根も葉もないネガティブな内容に

惑わされないことですね。


長文にお付き合い頂き、

誠に、ありがとうございます。







とにかく、

去年の半年分を、

チェックせねば!!

と、合間を見つけては、

投稿内容を確認しております。

とりあえず

雪組の『ODYSSEY』までは、

何とかチェックをしましたので、

残る半分もまた、

ちょこちょこやってまいります。

どうか、御勘弁下さい。


また、


これまでに投稿した内容について、

いろいろお便り等々頂戴しております。

本当に、ご覧頂きまして

ありがとうございます。


くれぐれも

『送ってくるな! 』という意味で、

今これを書いている訳でははありません(笑)

お便りを頂くのは、

大変嬉しく、本当に喜んでおります。


心より、厚く御礼申し上げます。



さて、


2、3日くらい前から

『これって本当でしょうか? 』

『どう思われますか? 』

などと、何通かお便りを頂きました。


あの、

わたくしはコメンテーターでもなければ、

超能力者でもないので、

文春のような憶測記事デマ

読まないですし、どうでも良いんです。

だって彼らの目的は、

金儲けですから。

彼らにとって、

記事の内容が真実かどうかなんて、

全く関係ありません。

読んでもらったら、

彼らはそれで、良いんですから。

間違ってはならないのは、

彼らは決して

正義ではない

ということです。


そんな内容のことを、

お返事しておりますと、

『このブログでは、こんな内容が…… 』

と、まぁ御注進を頂きまして(笑)


わたくしは、

パトロールしている訳ではないので、

そういうブログなども、

教えて頂かない限り、

ほとんど拝見しないんです。


で、今回、


いくつか教えて頂いた、

ブログの内容を拝見したんですが、

これがまたひどい。

『……私が思っていたとおり』

とか

『火の無いところに…… 』

やら

『やっぱり、なんかあったんだと…… 』

『謎が解けました! 』

と、

まぁ!まぁ! 超能力者や名探偵ばかりで(笑)


文春などは『人の褌で相撲を取る』と、

普通は誉められたものではない、

ダニのように忌み嫌われるものなんですが、

さらにその褌を借りる輩がいるとは(笑)

こういう時に、

その人となり

よく判ります。

今生では、あまり関わりたくないですね。


おそらく、

こういう人たちが、

事情通とか、劇団に詳しい人物…… と

記事に登場しているのかもしれません。

これは、わたくしの憶測ですが(笑)


まぁ、お金をもらっている人も

いるかもしれないですね。

後で言い訳がましいことを記事にしたり、

記事を消したりしていたら、

そんな可能性もあるかもしれません。

これも、わたくしの憶測ですが(笑)


ね、

いくらでも『火』はつけられるんですよ。


今回、

気分の悪い、そういう内容を拝見して、

『あぁ、その程度の話か~ 』

としか思わなかったんですが、

中には、

『事実無根なら裁判に訴えればいい! 』

と、まあ鼻息の荒い方もいらっしゃるようで


確かに、裁判でハッキリさせるのも、

1つの方法です。


でもね、


今回の場合、それは『アホ』な主張です。


裁判って、そんなに早く出来ないんです。

訴訟準備して、裁判所に訴えて、

早くても、1ヶ月から2ヶ月は掛かります。

実際の裁判が始まるのは、

おそらく真風涼帆が退団したあとでしょう。

さらに、事実確認や証言をするために、

現役生の星風まどかも出廷するか、

あるいは文章を提出しなければならない。

現役生を法廷に出すなんて、

普通に考えてあり得ません。

例え、劇団が出廷を許可しても、

法的に考えて、利害関係がある状態で、

真実の証言が得られるとは思いません。


つまり、


そういう訴訟がしにくい時期を選んで、

文春は記事を出してきたんでしょう。

だって何年前の話です?

今回の記事の内容が、

現在に、何の意味がありますか?


何かにつけて『裁判で! 』

なんて『正論っぽい』ことをいう人にも、

気をつけたいですね。

自分も言いそうなので、自戒を込めて(笑)


それで、去年末にあった、

原田諒氏のパワハラとやらの話も拝見して

ふと、思ったんです。


どうして最近の人は、

やたらに

劇団が悪い

などと言うんでしょうか?


まぁ、

原田諒氏が、具体的にどんな

パワハラやらセクハラをしていたのか、

わたくしはその場にいた訳ではないので、

彼を糾弾することもできませんし、

当事者でもありませんから、

そんな権限もありません。


でもまぁ皆さん、

ここぞ!とばかりに叩く、叩く(笑)


で、それとセットメニューのように

『劇団は何をしてた! 』

『ちゃんと管理できてないじゃないか! 』

と、叱責の嵐です。


いやいや、そんなこと、

会社や団体レベルの話ではなく、

個人の資質

の問題でしょう?

なんでもかんでも、とりあえず組織を

糾弾したり、責任論をぶち上げるのは、

如何なものでしょう?


唐突ですが、

私の好きな話に

『上原まりのスイカ』

というのがあるんです。


アントワネットの 上原まり フェルゼンの 松あきら


上原まり=ヨーコちゃんが、

生前に、

笑い話として披露していたことなので、

ご存知の方も多いと思いますが、

何せ古い話なので、

ちょっと書こうと思います。


初演の

『ベルサイユのばら』が、大ヒットして、

その翌年の花組で、

第二弾の上演が決まりました。


オスカルには、

ファンから要望の高かった安奈淳。

アンドレには、

初代のオスカルで、爆発的な人気を得た

榛名由梨。

フェルゼンには、松あきら。

アントワネットには、上原まり。


そして演出には、

第一弾から引き続き、

俳優の長谷川一夫が招聘されました。


稽古も佳境に入り、

花組用の衣装が仕上がってくる頃のこと。


稽古中の休憩時間に、

長谷川は、ヨーコちゃんに声を掛けます。


『あんたなぁ…… 』


と、

長谷川はシゲシゲとヨーコちゃんを見て


『…… スイカを2つ差し入れたろか? 』


そう言われたヨーコちゃん。

最初は『?』でしたが、

スイカが2つ

で、ピンと来たんですね。

ヨーコちゃんの

胸のボリュームが足らないと、

長谷川は指摘したんです。


これを読まれて、

『何や! 長谷川一夫のセクハラか! 』

と思われた方がいらっしゃいましたら、

私から以下の内容をアドバイス致します。


もう少し、余裕を持たれた方が良いですよ


それでは暮らし難いでしょう?

え? 余計なお世話でしたか? (笑)


はっ! と気づいたヨーコちゃん、

ビックリはしたものの、

『ありがとうございます! 気をつけます』

と、下がったそうです。


実はこのお話、

背景にはいろいろあるんです。


脚本演出の植田紳爾は、

『やるんなら、アントワネットをやりたい』

と、初演の時に思ったそうです。

それで長谷川に相談したところ

『王妃の不倫の話は、アカンやろう…… 』

と、どちらかと言えば、

宝塚での舞台化には反対だった。


それを、

初風諄がアントワネットをやる

ということで、話が動き始めたそうです。

ファンからも

『アントワネットはカンちゃんに』

という要望が高かった。


ならば、アントワネットを、

歌舞伎の女形の芸で表現してみよう。


というアイディアが、

長谷川から出てきました。


そして、

池田理代子 原作の劇画を、

可能な限り忠実に再現しようと。

それで、

アントワネットらが着るドレスは、

通常より腰の位置が高く、

そのバランスを取るために、

デコルテが大きく開いた、

特別仕様になっていました。



現存しているアントワネットの

肖像画を見ても、かなり豊満な胸です。


初演のポスター  左から オスカルの 榛名由梨 
アントワネットの 初風諄 フェルゼンの 大滝子


初代アントワネットを勤めた

カンちゃんは、

演技の素晴らしさもさることながら、

衣装の着こなしも評判となりました。


だからこそ、


二代目アントワネットは、

必ずカンちゃんと比べられる…… 


そう長谷川は考えたんでしょう。

直接の表現をわざと避けて、

ヨーコちゃんに衣装の注意点、

着こなしを勉強するようにと、

遠回しにアドバイスしたんですね。


もちろん、

私はその場にいた訳ではないので、

長谷川が、どんな状況で、

ヨーコちゃんに、どんな風に言ったのか、

全く判りません。


でもね、私には確信があるんです。

おそらく名前を言えば、

古い方なら皆さんご存知で、

名優だと評価を受けている方から、

直接お話を聞いたことがあるんです。


いろんな方と共演してみて、

『あぁ、この人は凄いな』と感心したのは、

後にも先にも、長谷川一夫さんだけ。

自分が、どう観客から見えているか、

どうしたら良く見えるか、それが瞬時に

判断できて、間違いがない。

自分だけでなく、どんな相手役も、

必ず引き立つように、

その場に持って行ってくれる。

自分も演技しながら、

3000人近い観客の視線を集めている中で、

ごく自然に、その場を相手役に

渡してくれるなんて、

そう簡単に、できるものじゃない。


長谷川一夫という人は、

そういう役者だったんです。


当時のヨーコちゃんは、

初舞台から7、8年くらいの、

まだまだ若手。


一方のカンちゃんはと言えば、

初舞台の年から、娘役主演に抜擢され、

当時は、初舞台から13年目。

娘役でありながら、

2期下の大滝子・榛名由梨のダブルトップの

上に君臨する、誰もが認める

月組の大トップスターでした。


アントワネットの高宮沙千 フェルゼンのみさとけい


続演で、同じくアントワネットを

演じた 高宮沙千も、

『初風さんで、あれだけ評判を取った

アントワネット役が、自分に回ってきた時は

嬉しい反面、もう怖くて、怖くて…… 』

と、いつか話していました。


そりゃ、ちょっと天然が入っていた

ヨーコちゃんでも、もの凄いプレッシャーを

受けていたことでしょう。


それだけに、

もし、長谷川が直接的に


『あんたは、初風と比べたら、

スタイルが悪いんやから、ちゃんと衣装に

気をつけな、アカンのやで!』


なんて言い方をしていたら、

ヨーコちゃんには、さらに重圧が

伸し掛かったでしょう。


つまり、


こういう言葉のやり取りは、

その場の状況や、背景にある事情、

当事者同士の関係、

言葉の選び方や口調で、

その性質も内容も、変化するもんなんです。


当事者でもない者が、

状況も背景も知らず、

言葉の字面だけを見て、

『ああだこうだ』

と批判をすることの方が、

間違いなくイジメでしょう。


何度も同じことをいうようですが、

私は、原田 氏が、どういう状況で、

どんな内容を言ったのか、

その場にいた訳ではないので、

何も言う権利はありません。

これは普通のこと。


ただ、

その言葉のやり取りで、

一方の当事者が、

不快や恐怖を感じたと言うなら、

それは、

人間関係をうまく構築できていなかったか、

言葉の選び方や表現方法を間違ったか、

そもそも人間としての資質に

問題があったのか、

何が悪いのかは判りませんが、

原田 氏に非があったのでしょう。


それ以上でもなければ、

それ以下でもない。

罪として罰せられるかどうかは、

それは司法がすることです。


たまに、

そういうパワハラやセクハラは、

『昔なら許されていた』

なんて、訳知りで言う人がいるんです。


そんな馬鹿な話はありませんよ(笑)

昔だって、ダメなものはダメでした。


今と昔が違うのは、

当事者じゃない、関係がない人間が

大騒ぎするかどうかだけの違いです。


で、

大騒ぎする人たちが、

解決してくれる訳でもなく、

自分の言いたいことだけをぶちまけたら、

それで終わりですからね。


本当に、困っている人には、

ただ、ただ、迷惑な話でしょう。


次に続く








新年おめでとうございます

本年も何卒、よろしくお付き合いの程を

お願い申し上げます。



さて、私にとりまして

本日1月5日が、

令和5年の芝居見物始め。

初芝居は、

花組の『うたかたの恋』からとなりました。


実は、

今週末に、東宝で星組を観る予定でした。

しかし、皆様すでにご存知の通り、

東宝は13日までお休み。

再来週も、違う芝居を観る予定なので、

花組の2回目は、楽日近い26日と、

千秋楽の計3回しか観ない……

と言うより、チケットが取れなかった(笑)


そのため、

『花組を書くのは、来月だなぁ』などと、

同行した友人に話しますと、

『またきっと延びるから、すぐに書け!』

と言われる……


『1回だけなら、悪口しか書けないよ』

と言いますと、

『それでも良いから書け! 』

と叱られまして(笑)


書くからには、

やっぱりどこか、少しでも良いところを

見つけてからと思うんです。


酷評をするにしても、

何が悪いのか? 何と比較してダメなのか?

どうすれば良かったのか? 

までを書かないと、

相手に対しても失礼ですしね。


悪く言うだけなら、

実際に観なくても書けるんです。

『ダメだった』

と一言で済みます。


1回観ただけで、

悪いところも、良いところも、

書けないことはないけれど、

舞台は『その時だけ』のもの。


役者の調子が悪い時もあれば、

観客が悪い時もある。

演出家が気づいて手直しを入れることも……


そして何より、

『自分が間違っていなかったのか? 』と、

確認もしなければならない。


なので、

初見だけで『あぁだ! こうだ! 』と

一方的に書き散らすのは、

公平とは言い切れないと思うんです。


記事を書いて、

お金を貰っている訳じゃないですからね。

お仕事でやってるなら、別ですよ(笑)


などと、言い訳をしつつ……

とりあえず『観たまま』を気ままに書く、

令和5年の『筆始め』でございます。


本編はまた、千秋楽を迎えてから、

改めて公開するつもりです。

毎度のことながら、

ネタバレもございます。


どうぞ、ご了承下さい。



それでは、

原作/クロード・アネ  脚本/柴田 侑宏 

潤色・演出/小柳 奈穂子

ミュージカル・ロマン

『うたかたの恋』から

率直に言うと

とにかく柚香が『遅い』

どうも、

スタニスラフスキー・システムを

勘違いしているような感じだ。

役者が考える『リアル』と、

観客が感じる『リアル』は、

100%同じとは限らない。


しかし、

観客に『リアル』を

100%感じさせることは可能だ。


例えば、

観客に『悲しさ』を伝えたいのであれば、

単純に『悲しい! 』と台詞で言えば良い。

どんな程度の悲しさなのか、

どう悲しいのかは判らなくとも、

とにかく『悲しさ』は伝わる。


が、


役者がどんなに激しく

『悲しみ』を内面に持っていたとしても、

それを判るように表現しなければ、

全く意味がない。

どんより佇んでいても、

悲しいのか、しんどいのか、寝不足なのか、

本人からは伝わらないだろう。

マーロン・ブランドじゃないんだから、

周りの役者や演出で、

説明しなきゃならないなんて、

余りにも『アホな』ことだ。

これは映像作品ではない。


おそらく、

今の柚香は『リアルなルドルフ』

描こうとしているのだろう。

だが実際は、

台詞の内容からも外れてしまっているし、

そのトーンに、他の役者も

引きずられている。

なかなかペースが上がらないのだ。


この物語のルドルフは、

様々な因習やしがらみに苦しみながらも、

そう見せないように努力して、

社交家で、少々軽薄な人物を装っている。

そのために、

さらにストレスを貯め込んでいる。

でも、誰もそれに気づかない。

むしろ『王族とは、そんなもの』だと、

誰もが思っている。


窒息しそうな境遇の中で、

一人の少女だけが、

そのルドルフの苦悩を見抜き、

何の下心も無く、

ルドルフと真剣に向き合う。


そのマリーの心を知るからこそ、

ルドルフは

マリーに依存するようになるはず。


あんな、一目で病んでいるのが判る

ルドルフなら、誰も寄り付かないだろう。


全く見方を変えて、

観客も、マリーと同じように

『ルドルフの苦悩を見抜く立場』にしたい

という演出だったとしても、

観客がそう感じる機会は、1回だけで十分だ。


楽日近くには、

もっとメリハリの効いた

舞台になっていることを期待しよう。


続いて、


作・演出/野口 幸作

タカラヅカ・スペクタキュラー

『ENCHANTEMENT』

 -華麗なる香水-

について。


うーん……  

『野口幸作も勘違いしているのか?』

というのが、第一印象だ。


オープニングは、

1984年の月組公演  小原弘稔 作・演出の

『ザ・レビューⅡ』のオマージュのよう。

プロローグ終わりのラインダンスも、

センターがダルマ姿に変わっただけで、

ほぼ同じ構成だ。


そこで、まず気になるのが衣装。


なんでロココ調コートに、

トップハットなのか?

あれなら素直に、

燕尾服と合わせた方が良い。

せっかく、

娘役の衣装が香水瓶のような、

愛らしいスタイルなのに、

男役のスタイルがアンバランスで、

いただけない。


香り、匂いを、

色で表現しようというアイディアは良いが、

それが全く伝わってこない。


例えば、中詰めの衣装の色は、

Diorの男性用香水 Fahrenheitの香水瓶のよう。

でも、チャイナのイメージとは違う。


いくら、

麝香はジャコウ鹿から取れるとは言え、

鹿の頭が生首状態で舞台を覆うのは、

あまりにもセンスが無さすぎる。

しかも、

ジャコウ鹿に角は生えない。


あれで

『あら…… セクシーなムスクの香り…… 』

なんて感じるのは、

トナカイのメスくらいだろう。


『ENCHANTEMENT』と、

わざわざフランス語で

『恍惚』『魅惑』という意味の言葉を

タイトルにしておきながら、

中身がアメリカンでは『?』となる。

英語だと『ecstasy』『fascination』

となるから、

フランス語にしただけなのか?

と、下衆の勘繰りもしたくなる。


ショーだから、

今から大幅な衣装やセットの変更は

できないだろう。

でも、ジャコウ鹿の生首だけは、

出さなければ良いだけだ。


以上が『観たまま』の感想です。


花組が

無事にめでたく千秋楽を迎えたあと、

どれだけ『誉める』ところが

増えているのか? それが楽しみですね。


東宝、バウホールと続けて、

しばらくお休みとなってしまった

令和5年の始まりですが、

数年前の、全く先が見えない状況とは、

かなり変わったと感じています。


それは、

医療に従事されている方々の

並々ならぬ働きがあってこそのことだと

思います。

その方々への感謝と敬意は、

決して忘れてはならないでしょう。


そして、

今の宝塚の背負って立っている、

全歌劇団生徒たちの努力と忍耐も、

賞賛されるものだと思います。


今年は109年目を迎えた宝塚。

来年の110周年に向け、

素晴らしい1年となるよう、

祈らずにはいられません。


末筆ながら、

改めて、

皆様の幸多きことをお祈り申し上げます。