本記事は、
2023年2月15日に記し、公開の予定でした。
従って内容は、その当時のままになっております。
何卒、ご了承下さい。

前回の投稿には、

再び、沢山の方々から、

ご意見、ご質問、ご批判 等々、

頂戴致しました。


誠に、

ありがとうございます。


本当に、

人それぞれ、いろいろですね。


記事を読まずに、

お前は何を知っているんだ!


と、頭ごなしにお怒りのメールを

送って来られる方もいらっしゃいました。

念のため申し上げておきますが、

書き込んで頂いた方とは、

別の方です。


そりゃねぇ、

お金まで払って、

あなたは、

『嘘ッぱちの馬鹿話を読まされたんだ』

と、指摘されたら、

どんなに気の良い人でも、

多少は、腹が立つものでしょう。


ただねぇ、

何度も申し上げますが、

ちょっと冷静に判断してみましょう。


何年も前の話を、

なんで今、

文春は記事にしたんです?


もし、本当に、

劇団内部にいろいろあって、

それを告発したいんだ!

というなら、

筋が違いますし、

余りに時期が

遅い、遅すぎます。


筋が違うというのは、

前回にも疑問にしましたが、

内部告発のために、

どうして文春なんかを選んだんです?

そうして今、

文春がそれを告発して、

誰のために役立つんでしょうか?


これからの後輩のためでしょうか?


状況が刻々と変わるのに、

どの世代の後輩のためなんです?

で、

具体的に、どう変えたいんです?


文春が記事にすることで、

本当に問題が解決するんでしょうか?


よくねぇ

記事になったおかげで、世論が動いて……

なんて言う人がいますが、

マスコミが動かした訳じゃありません。

都合良く動いたことか、

動くことしか、

新聞や雑誌は書かないんです。

違う言い方をすれば、

何かが起こる

まで、何もしてくれません。


私は前回、

『本当のファンなら判る』

という意地悪な書き方を致しました。

別に本当のファンじゃなくても、

冷静に考えれば、判るはずなんです。

名前の上がったメンバーのほとんどが、

主演級のメンバーです。

それが稽古中に、説教を1時間もする…… 


稽古になりませんよ。


そんなことされて、

演出家が黙っているはずはないでしょう。

何しろ時間がないんです。

例え稽古以外の時間でも、

1時間も使うことは難しいでしょう。

これは、

実際にやったことがない限り、

経験がない人には判らないことです。


歌劇団の稽古は、昼から始まります。

午前中は、

各自でウォーミングアップや、

レッスン、身体のメンテナンス、

病院に行く人もいるでしょう。

人によっては、

衣装やカツラ、小道具などの調達、

広報活動や取材、撮影……

そして当然ながら、稽古の準備。

曲や振りや、演出家の指示が、

頭に入っていなければ、稽古になりません。

稽古になれば、

抜き稽古であっても、返し稽古であっても、

時間を短縮することはできません。

本番の公演で、10分かかる場面があれば、

稽古でも10分掛かります。

演出家から注文が出れば、

その注文の分だけ時間は伸びますし、

注文通りになるまで、

またさらに時間は伸びます。

その場面に出る人数が増えれば、

増えた分だけ、

稽古の時間も伸びる。

これに音楽や歌やダンスが入れば、

二乗、三乗で時間が伸びます。

本番同様に『本意気』でやれば、

1時間や2時間は、アッという間に過ぎ、

疲労困憊になります。

休憩を取りながらになれば、

もう世の中は夜になっているでしょう。

稽古が終わっても、

おさらいや、自主練がありますし、

次の日の準備もしなくてはなりません。


そんな中で、

最も忙しい立場であろう主演級ばかりが、

何人も集まってイジメなんかしてる

暇はありません。

仮に、

報道の内容のような

やり取りがあったとしても、

イジメという次元の話じゃない

でしょう。

『イジメである』

という前提で書かれているから、

実際とは違う=嘘になるんです


前回も書きましたが、

どう考えても書かれている内容が、

宝塚…… というか舞台などに詳しくない、

どこか

『実際を知らない』

人の話のようで、違和感を感じるんです。

言葉はキツいけれど、

会話に人間関係が見えてこない。

まぁ最近は、

見ず知らずの人間が、

一方的に声を荒げることもあるでしょうが、

そうなると言葉が限られるんです。

相手のことを知らないから、

当然ですよね。


相手との関係があるから、

出てくる言葉もある。

その言葉と書かれている状況が、

合っていない。

意図的に変えたのか、

実際を知らないかのどちらかでしょう。


どこか素人目線というか、

前後の話を理解せずに書いている。

まがりなりにも、

記者が書いた文章でしょうから、

問題点があるなら、

情報を提供した方にあるのでしょう。


その情報提供者が、

ファンなのか、家族や友人なのか、

誰かは判断できません。

しかし、

その漏らした内容を、

記事に都合よく切り取りしている

ように感じます。


で、


今回の天彩峰里の話です。

これは怪しい。

怪し過ぎます。

掲載の目的が判らない……

話の内容が、違う次元です。

有ったか、無かったか、

嘘か本当かの

クイズ問題じゃありません。


最も気になるのが、

相手の名前が出ていないことです。

天彩を名指しで書いておきながら、

火傷を負わされたとする

生徒が誰か、

わざわざ名前が伏せられている。

しかもまた

時期が遅い。

記事の内容が起きたのは、

2021年の

『プロミセス・プロミセス』だろうと、

もうネット上では噂されていて、

相手の名前まで出ています。


その生徒が負わされた火傷が、

実際にどの程度なのかは判らないけれど、

故意でも過失でも、

これは傷害罪の話です。

前回も書きましたが、

文春が解決してくれる訳ではありません。

文春なんぞに情報を提供するより、

警察か裁判に訴える内容です。


そしてさらに心配なのは、

名前が伏せられた生徒

のこと。

その生徒は、自分が記事になることを、

承知していたんでしょうか?

また、

文春に情報を提供した者は、

名前の特定や犯人捜しのような

不特定多数による

ネットイジメ

なるかもしれないことを、

本当に想定していたでしょうか?


もし、

天彩の過失だったのなら、

謝って済む内容かもしれないし、

治療費なども負担するなど、

内済で終わっている話かもしれない。

それならそれで、

週刊誌に情報提供するのはおかしい。

終わった話を蒸し返し、

ある種の復讐を果たそうとしている。


またもし、

過失ではない、

内済で終われない内容なら、

警察に被害届を出すことです。

いずれにしても、

文春に情報を流すのは、

筋が違う。


前回にも書いたと、

何度も言うようですが、

もし、

この記事の内容が正しく、

その名前が伏せられた生徒に、

何らかの被害

虐げられる状況があるのなら、

警察なり裁判に訴えること

勧めるべきでしょう。

それで白黒はハッキリする方が、

天彩峰里のためにもなるはずです。


いつも騒ぐ文春信奉者たちも

『やっぱりイジメがあった』などと、

言っている場合ではない。


星風や真風なら、

これからも発言の機会があるでしょうし、

話の内容にしても、

互いの人間関係がしっかりしていれば、

他愛もないことばかりです。

見ず知らずの他人が書き込む

ネット上の罵詈雑言とは、

受ける側の意味合いが違います。


星風の記事は、

双方の名前が出ているからこそ、

本人が情報提供していないのは

明らかでしょう。

劇団を通さずに取材を受けるのは、

規約違反で、即除名か退団しかない。

提供するメリットもない。


それ故に、

名前が伏せられている生徒が、

心ないファンから、

あらぬ噂を立てられたり、

劇団や他の組子、

ファンの板挟みになって、

立場的に追い詰められたりしないか、

とにかくそれが心配です。

もし、

本人に公表するつもりがなく、

他の誰かが情報を流したのなら、

これは大問題です。


雑誌なり報道機関は、

そんな配慮までしてくれません。

ボランティアじゃありませんからね。

自分たちの都合の良いようにしか、

記事を書きません。

一見『正義の味方』のように

思えるでしょうが、

彼らは利用するだけです。

救ってくれる訳ではありません。


と、


私なんぞが、いくら書いたところで、

利用しようとする人は絶えないでしょうね。

この投稿も、

話題として取り上げている以上は、

利用しているのと同じです。


文春は記事を売るために利用し、

ブログやSNSの閲覧数を増やそうと

利用する人もいる。

『正義』の旗を振りながら、

一方的な誹謗中傷を繰り返す人も、

悪意を持って、

ネットイジメをする人も、

みんな同罪でしょうね。


昔から、

第三者に内部情報を流すようなことで、

結果的に

報われたり、救われたりする人は、

ほぼいないでしょう。

それはやはり、

正しい道筋から離れて、

『何かに利用しようとしている』と、

他人は思うからです。


情報提供者に、

そんなつもりは無くても、

やはり

その方法は間違っています。


不正を訴えるなら、

正しい道筋で、

法に訴えるしかないんです。

裁けるのは、

法しかないんですから。