カフェで作業すると集中できるというのは言わずもがな。少しの雑音は集中への入り口らしく、ねりけし理論のそれと似ている。台本を覚える時も調べ物をするときも僕はカフェに行くことが多い。勿論、コーヒーもあるしね。ノマドワーカーという言葉が生まれたのも、もっと前からでも良かったのにと思うくらいです。ノマドってのはカフェでWi-Fiを使いパソコンをメインに仕事をする感じの意味だそうです。
 コーヒーの他、ジンジャーエールもよく注文します。ご飯の時もね。さっぱりしていて美味しい。甘口より辛口が好み。子供の頃は知らなかったけど原料が生姜って知った時は、清涼飲料水というより健康ジュースと捉えるようになった。より生姜を感じるようになって見方も味わいも変わった気がする。あくまで、気だが。余談だけど、ビンも出てきたら、コップ使わずビンで飲む。
 しかしながらメロンソーダの場合はまた複雑で、あれに関しては例外はあるものの基本的にメロンは入っていない。ただ緑色のシロップなだけ。イチゴシロップとほぼ違わず、色が赤いだけでイチゴに思えるから不思議です。つまり、色が違うだけで味は一緒なんだという。知ってる人は知ってる。視覚と味覚は繋がっているようです。目をつむって飲んだら、メロンソーダがイチゴソーダにすり変わっていても分からない。
 引いてみれば、視覚に左右されるということ。目は口ほどに物を言うし、錯覚や先入観もまずは目から入る。料理は目からというものの一番分かりやすい例かもしれない。人の第一印象も目だ。しかし、目で見えるものが全てではないって事も同時に表現してる。目に見えない所こそが大切なこともあるのかも知れない。だからヒトの五感というのは、5つくらいはないと本当の事は分からないよって事なのかなあ。