柏原にて、千地先生のお着物のイベントに参加させてもらっています。

角川さんも歌謡ショーで一日三ステージを行っております。


ショーが終わったらお客様と共にお着物の着付け、販売のコーナーへ。


初めて、
お着物を選んでいるお客様の姿というものを目にしておりました。
決して安い買い物ではありませんが、
皆さん顔がとても輝いてらっしゃる。
まるで幼少期に誕生日プレゼントを選びに行った時のような。

お着物を選んでいるお部屋は、
幾らか明るい気がしました。


代々お子様に受け継がれていくであろうお着物。
自分に似合うかどうかは勿論ですが、
鏡を覗くその姿には、
我が子が着ても似合うかどうかと思案されている時間があったのかも知れません。


お着物は古くから女性の身を包み、身分や階級を表してきた日本の誇る文化です。
現代においてはそれは更に昇華され、
まさに女性にとっては、
古き良き時代から受け継がれてきた、
美しくなるために身に纏う衣という意味を越える、
財産のような特別な物なのだと感じました。


しかし、
僕の家は四人兄弟ですべて男。
もはや確率を越え、
四人目を産む時には次もどうせ男だろうと母も諦めつつも見事実現したレアな構成でしたので、
母の着物を受け継ぐということはなさそうで
とても残念ですが、
奇しくもうちの家族には、
「ララ」という長女の役割のダックスフンドがいるので、
お着物の生地で何か作り、着せてあげたら喜ぶんじゃないかなと勝手に妄想しながら、
お風呂でブログを書いています。

🐶

※ララは今年で10歳を迎え、人間の年齢でいうと40歳あたりなので本来は「ララさん」
長生きしてね。

今までの千地先生の作品も数多く展示されておりました。
すごく綺麗。
この言葉だけでは足りないくらい、綺麗。

僕の大好きな「宇宙」をテーマとされたお着物も。
こちらは、市川猿之助さんが着用。
壮大な宇宙のスケールと、点々と静かに輝く星が描かれています。

この宇宙の中のちっぽけな存在の地球から逆に宇宙を描くことは、いつ考えても人知を越えた何かを感じます。
つまりロマンです。
宇宙はロマンでできています。
宇宙人もいます。
天体望遠鏡はいつか買います。


さて、
のぼせるのでこのあたりで。
また明日も楽しみです。
ニヤリ

来てくださったたくさんのお客様、
ありがとうございました。