いつの時代の習慣なんだか | 心のからくり心理学 ひらいなず

 

 

数年ぶりの歯科へいってきた

奥歯がなんとなく違和感だったから
でも
さして、なんの異常もなくて
違う奥歯のかぶせ物が
いたんでいるからって
治療することになった

私は、大の歯医者嫌いなのね
まあ、好きっていう人は
そんなにいないんだと思うけど


自分が子供を育てる中で
色んな事学んできたけど

その中のひとつで
子供の歯は親が
毎日磨くんだってことが
けっこうな、驚きだった

乳歯が生え始めてから
自分で磨けるようになる
年中さんか年長さんくらいまで
毎晩親が歯磨きをするんだよね

私自身、親から歯磨きしてもらった
記憶がなかったんだ

記憶があるのは
小学一年生の時
地元に歯科医院がなかったから
学校の帰りにひとりで
バスに乗って、
隣町まで歯医者に通っていたこと

その時に結構たくさんの
虫歯を治療をしていたから
歯磨きの習慣がなかったんだと思う

いつも、痛がる私は
押さえつけられていたことを
覚えている

だからじゃないけど
歯医者は嫌い
麻酔が効かないし


結婚したころ、この話を
旦那にしたことがある

いかにも、被害者の顔して
「ねっ、ひどい親でしょ~」って言ったみた
すると、旦那

「昔は、みんなそうだったよね
 歯磨きの習慣なんか、なかったよね」

って言われて
肩すかしくらった気分になった

その時は、妙に納得して
「そんなもんなんだあ」って
自分の被害届をしゅるしゅるって
ひっこめたんだよなあ


今日、歯医者で
「私、痛がりなので、
 麻酔効かないので
 痛くないようにお願いします。」
と言いながら

押さえつけれてた昔を思い出して
「昔だからって、歯磨きの習慣ないわけないやん!」

と突然思い出して、苦笑いしてた私だったわけ

歯の治療終わるまで、憂鬱だなあ…