心理カウンセラー ひらいなずです
「また同じだ」
そう思う瞬間が
誰にでも一度はある
相手が変わっても
場所が変わっても
状況が変わっても
なぜか
同じことが起きる
同じような人が現れる
同じところで躓く
同じ感情が繰り返される
偶然じゃない
これは、潜在意識が
つくり出しているパターンだ
潜在意識というのは
氷山の水面下の部分だと
よく言われる
意識できている部分はほんの一割
残りの九割は
自分でも見えていない場所で
動き続けている
そしてその九割が
現実をつくっているのである
どんな人を引き寄せるか
どんな状況を選ぶか
どんな言葉を無意識に使うか
全部、潜在意識が
決めている
だから
頭でいくら変えようとしても
うまくいかないことがある
「もう同じ失敗はしない」
「今度こそ違う選択をする」
そう決めたのに
また同じ場所に戻ってくる
それは意志が弱いんじゃない
水面下の信念が
変わっていないだけなのだ
パターンに気づくことが
まず第一歩になる
「また同じだ」という感覚は
気づきのサイン
責めるためじゃなく
見るために使う
繰り返すパターンの奥には
必ず、何らかの信念がある
「どうせうまくいかない」
「自分には価値がない」
「愛されるためには頑張らなければ」
言葉にしたことはなくても
ずっと、そう信じてきたもの
その信念は
たいてい
幼い頃に刷り込まれているもの
誰かに言われたわけじゃなくても
経験の中で
無意識に学んだもの
だからこそ
手放すのに時間がかかる
でも、気づいた瞬間から
パターンは変わり始めるのだ
「また同じだ」は終わりじゃない
「ここに何かある」という入口だ
繰り返す現実は、敵じゃない
潜在意識が「ここを見てほしい」と
送り続けているメッセージ
そのメッセージを受け取ったとき
長く続いていたパターンが
静かに溶け始めるのである
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