汚染水 | peaceful time❤️

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趣味のカフェ巡りを始めとした、日々の何気ない記録
時々、政治、経済
備忘録としてblogを利用しています。


処理水と言う表現はそもそも間違いで
●セシウム
●トリチウム
●猛毒であるストロンチウム90
●ヨウ素129
●ルテニウム106
●テクネチウム99
など多くの核種を含んだ〈#汚染水〉です。
危険な放射性物質は、トリチウムだけではありません。海外の原発も放出していると宣う
一部の方々が後をたちませんが、
📌海外のは核物質に触れていない二次冷却水で、福島ものは核物質に直接触れた〈汚染水〉です。

政府と東電は「汚染水を貯めておくスペースが足りない」ことを理由に海洋放出を正当化していますが、福島第一原発の敷地内にも近隣地域にも、汚染水を長期的に保管するための十分なスペースがあります。このことは、2018年の時点で東京電力が、2020年の報告書で日本政府が認めています。場所がないなら土地を提供すると申し出た地元の方もおられます。

マスメディアは現在も「処理水」で統一しています間違いであり嘘です。ALPSで処理はしたけれどすべての核種が取りきれたわけではなく、まだ多くの核種が含まれていて、汚染は残っています。
溶けた核燃料から出ている放射性物質は約190種類あります。中でも炭素14の半減期は5,730年です。
そんな気が遠くなるような未来まで
環境を汚染し人体に計り知れない悪影響を与え続けるものを、日本は平然と世界共有財産である
海に捨てているのです。

トリチウムと炭素はすべての生物に基本構成要素
として組み込まれることから、
長期的に見れば、被ばくの主な要因となります。

トリチウムと炭素14は、
📌人間の細胞DNAを損傷する可能性があります。

また、汚染水対策の切り札であるはずの「ALPS」は不完全なポンコツ除去装置であり欠陥品です。
福一原発で汚染水を処理している「ALPS」は3基ですが、最初の「ALPS」は米ピュロライト社の技術を使用した試験装置、言わばプロトタイプです。
何の実績もなく、福島第1原発がデビュー戦でしたものです。過去に、試験運転したのですが、一定の効果は見られるものの実用には耐えられないため、導入は見送られた事実がありました。

そして、これを東芝の技術で何とか使えるように改良した1基目、さらに改良した2基目が、2013年に導入されました。さらには、GE日立が性能をアップさせた新型も2014年に導入されました。
しかし、この3基もすべて、所詮は何の実績もないプロトタイプなのです。福島第1原発での「実戦」という名の試験運転では、溶けた核燃料から出ている約190種類の危険な放射性物質のうち、 62種類の放射性物質しか除去できず基準以下にすることはできませんでした。それにも関わらず東電は
この3基の「ALPS」による処理水の大半で
全ての核種が「ND(検出されず)」になったと嘘の報告を続けて来たのです。
危険な放射性物質がタンクに高濃度のまま大量に貯まっているのです。
●薄めても危険な放射性物質の絶対量は変わりません。
📌廃炉には880tに及ぶデブリを取り出すことが必須ですが、デブリがある場所は、事故から12年を経た今でも放射線量が高すぎて人間が近づくことはできません。
事故から12年デブリを1gも取り出せていないどころかどの様な状態になっているのかも誰にも分からない知り得ない現実。
今後も取り出せないし、取り出せる予想すらたっていなく、汚染水は毎日貯まる一方で廃炉できなければ、半永久的に投棄し続けなければなりません。
これだけでも岸田首相の何十年掛かろうとも全責任をもってあたるの大嘘が分かります。

そして、いったん放出された放射性物質は二度と回収できなくなり、海流にのって世界中の海に散らばっていきます。
そうした放射性物質は海水の中で薄まっていくだけでなく、他の化学物質と同じように、海の食物連鎖のなかで起こる生体濃縮によって濃度を高めていく可能性もあります。

原発は一度事故を起こすと人間の手に負えない取り返しがつかない事態を招いてしまうのです。