ドイツのタロットカード

 

 先日、デュッセルドルフに行ったとき、駅にある本屋さんで、たまたま天使のようなカードと、ドイツのタロットカードを見つけました。私は昔から、ペン画で書かれたような、版画のような絵が好きで思わず見入ってしまいました。

 

 そのまえに、日本のタロットの方に、30分占いをしてもらいました。あいだに「やけん」と入るので、すごくわかりやすい!

○○だから○○、というのはとてもわかりやすいですよね。

 

 

タロットカードってそもそも何?

タロットカードは、通常は78枚のカードで構成される占いや精神的な探求に使用されるツールです。これらのカードには、図像やシンボルが描かれており、それぞれが特定の意味を持ちます。タロットカードは、過去、現在、未来に関連するテーマやエネルギーを表現するために使用されます。

 

タロットデッキは通常、大アルカナと呼ばれる22枚のカードと、小アルカナと呼ばれる56枚のカードに分かれます。大アルカナには、個々のカードが重要な精神的な概念や人生の段階を表しています。一方、小アルカナには、四つのスート(杖、カップ、剣、硬貨)があり、それぞれが日常生活や感情、精神的な挑戦などを象徴しています。

タロットカードは占いに使われるだけでなく、自己探求や洞察を得るためのツールとしても利用されます。カードを引いてその意味を解釈することで、内面的な洞察やアドバイスを得ることができます。また、一部の人々にとっては、タロットは創造的な表現の手段としても機能し、アートやストーリーテリングの素材として利用されることもあります。

 

 

テキストを入力

 

タロットカードの使い方にはいくつかの方法がありますが、基本的な手順は以下の通りです:

  1. デッキの選択: まず、使用するタロットデッキを選択します。市場にはさまざまなスタイルやテーマのタロットデッキがありますので、自分に合ったものを選ぶことが重要です。

    タロットカードのデッキは、通常、タロットカードと呼ばれるカードのセットを指します。このデッキは、通常、78枚のカードで構成されています。

  2. 質問や意図の設定: タロットを使う前に、明確な質問や意図を持ちましょう。これにより、カードが的確なアドバイスや洞察を提供するのに役立ちます。

  3. シャッフル: タロットデッキをよくシャッフルし、カードのエネルギーを混ぜます。シャッフルする際には、質問や意図に集中することが大切です。

  4. カードの選択: シャッフルが終わったら、質問や意図に関連するカードを引きます。一般的には、1枚から複数枚のカードを選択します。

  5. 解釈: 引いたカードの図像やシンボルを見て、その意味を解釈します。カードの意味を理解する際には、直感や個人的な経験も重要です。

  6. 対話や探求: 引いたカードを通じて、自分自身や質問について考え、洞察を得ます。このプロセスは、タロットが単なる予測ツールではなく、自己探求や洞察を促すツールであることを示しています。

  7. 行動: タロットのアドバイスや洞察をもとに、適切な行動を取ります。ただし、タロットはあくまでガイダンスを提供するツールであり、最終的な決定は自分自身が行う必要があります。

これらの手順は一般的なものであり、個々のタロットリーダーや使用者によって微妙に異なることがあります。重要なのは、自分自身の直感や経験に従って、タロットを使いこなすことです。

 

 

アルカナとは?

 

「アルカナ」という用語は、タロットカードにおいて重要な役割を果たしています。タロットカードは一般的に大アルカナと小アルカナの2つの主要な部分に分かれています。

  1. 大アルカナ (Major Arcana): 大アルカナは、タロットデッキの中で22枚のカードから成り立っています。これらのカードには、個々のカードが人生の重要な段階やテーマを表す象徴や図像が描かれています。大アルカナのカードには、「愚者」、「死神」、「力」、「法王」などがあります。これらのカードは、深い精神的な意味や人生の旅のシンボルを表現しています。

  2. 小アルカナ (Minor Arcana): 小アルカナは、タロットデッキの残りの56枚のカードから成り立っています。小アルカナには、四つのスート(杖、カップ、剣、硬貨)があり、各スートには数字のカードとコートカード(王、女王、騎士、ページ)が含まれます。小アルカナのカードは、日常生活や感情、物質的な面を象徴しています。

アルカナという用語自体は、ラテン語の"arcānus"に由来し、秘密や隠されたものを意味します。このような名前が付けられたのは、タロットのカードが深い洞察や精神的な意味を持ち、解釈が難しいことがあるためです。アルカナは、タロットカードの中で重要な役割を果たし、多くの人々にとって洞察とガイダンスの源となっています。

 

 

早速やってみよう!

 

パートナーに引いてもらいました!

出たのはワンドの3。

意味はこちらから解釈!

 

 

 

しかし伝えるときは

 

翻訳にはDeepLを使っています。こちらのほうがグーグル翻訳より私にとっては使いやすい、そして

ブラウザにも入れることができます。

 

 

 

 そして、その結果以下のように出ました。

 

 

 

 

物事の開発・苦労が報われる・実行の時期・安定した力強さ・大きな買い物・希望・力・冒険・商才・実り多い計画

 

Entwicklung der Dinge, harte Arbeit zahlt sich aus, Zeit für die Ausführung, Stabilität und Stärke, große Anschaffungen, Hoffnung, Kraft, Abenteuer, Geschäftssinn, fruchtbare Pläne.

 

 

ので、最終的に

「ドイツ語のタロットカードを読むには、ドイツ語のタロットの教科書を買ったほうがいい!」

となりました。どんなものがあるか調べてみますね!

 

タロットは、歴史があり、自分の今の状態を知るのにいい!

質問力を鍛えるのに良い!子供にも、なんだろこれ、と話すきっかけになりますね。

タロットは、絵の解釈をしてみるだけでも楽しいかもしれません!

 

ちなみに「タロット」はドイツ語でも「Tarot」と表記されます。

タロットの歴史

 

タロットカードの歴史は、主にイタリアに由来します。15世紀のイタリアで最初に登場し、当初はトリオンフィ(Triumph)として知られていました。このカードは、最初はトリックテイキングゲームのための特別なデッキとして使用されていましたが、後に占いやスピリチュアルな目的にも使用されるようになりました。

 

タロットカードの最も古い記録は、15世紀半ばのイタリアで見られます。

 

これらの初期のタロットデッキは、通常のトランプよりも大きく、特に22枚の大アルカナカードが含まれていました。これらのカードには、宗教的、哲学的、文学的なシンボルが描かれており、当初から占いのためのツールとしても使用されていました。

ドイツでは、タロットカードが普及した歴史的な記録はあまりありません。ただし、18世紀から19世紀にかけて、タロットカードの使用が一般的になり、特にオカルトや占いのコミュニティで広まっていったことが知られています。

現代のタロットカードは、多くの文化や地域でさまざまな形で使用されていますが、その起源はイタリアにあります。ドイツでも、タロットカードは特定のコミュニティや興味を持つ個人によって使用されていますが、その歴史的な普及に関しては他の国々に比べてさらに限定的です。

 

 

世界最古のタロット

 

以下のページをご覧ください。

 

 

日本語版はこちら。

WIKIPEDIAは、各言語により内容が変わります。

 

 

 

 

「ヴィスコンティ=スフォルツァ・タロットは、 15世紀半ばの約15組の不完全なセットの総称で、現在では世界中のさまざまな博物館、図書館、個人コレクションに所蔵されています。」

 

とのことです。

完全なデッキは残っておらず、いくつかのコレクションには数枚の絵札が収められており、中には1枚カードのみのものもあります。これらは現存する最古のタロットカードであり、タロットがまだトリオンフィ(「勝利」[1]つまり切り札)カードと呼ばれ、日常的にプレイされていた時代に遡ります。これらはミラノ公フィリッポ・マリア・ヴィスコンティと、その後継者で義理の息子のフランチェスコ・スフォルツァによって発注されました。これらは現代のデッキの視覚的構成、カード番号、解釈に大きな影響を与えました。

 

 

発注者はこの人!

 

以下のページでは、肖像画を見られます。この人がタロットを発注したんですね。

ページ下のボタンを押すと、部屋で絵画を見る、3Dでみる、と

インテリアの室内パースの中で絵が見られます。

 

 

 

タロットデッキの種類

 

以下に、いくつかの一般的なタロットデッキの種類とそのリンクを示します。これらは代表的なものですが、

実際にはさまざまなデッキが存在します。

  1. ライダー・ウェイト・スミスタロット (Rider-Waite-Smith Tarot): これは最も広く知られているタロットデッキの一つであり、多くの現代のデッキの基盤となっています。 リンク
     

  2. テオドール・ローエンヴァルトのタロット (Thoth Tarot): タロットのカードデザインで知られるテオドール・ローエンヴァルトによって制作されたデッキで、オカルト的なシンボリズムが豊富です。 リンク
     

  3. マルセイユタロット (Marseille Tarot): このデッキは、古典的なタロットのデザインに忠実であり、歴史的なデッキの復刻版が一般的です。 リンク
     

  4. ハンス・エルンスト・クルターツのタロット (Hans Ernst Kratzert Tarot): ドイツのアーティストであるハンス・エルンスト・クルターツによって制作されたタロットデッキで、独自のシンボリズムを持ちます。 リンク
     

  5. トゥシタロット (Thoth Tarot): エジプトの神秘主義とタロットを組み合わせたデッキで、独自のアプローチとシンボルを持っています。 リンク

これらのデッキは、それぞれ異なるスタイルやテーマで制作されています。あなたの興味や好みに合ったデッキを見つけるのに役立つことを願っています。

 

いかがでしたか?

悩みを自分の脳に聞くのではなく、タロットに聞き、観察力と翻訳力、絵画の目を養ってみるのも

面白いですね。こういった起源を旅行先にしてもいいし、自分のビジョンをタロットに聞いてみるのも

良いでしょう。

 

ところで、アルカナという名前は、「あるかな」という日本語に似ていますね。

秘密が「あるかな?」

 

ではでは!