時間に厳しい!のは当たり前?
ドイツ人の時間に対する考え方は、一般的に時間に厳格であるとされています。時間の枠組みや予約に関するドイツ語の表現を用いて、その理由を説明します。
-
時間枠(Zeitfenster):
- ドイツでは、時間枠(Zeitfenster)という言葉がよく使われます。これは、特定の時間帯や期間を意味します。たとえば、「午後2時から4時の時間枠」というように、時間の区切りを明確に示します。このような時間枠を守ることが、ドイツ人の文化やビジネスの中で重要視されています。
-
予約(Reservierung):
- ドイツ語で予約を意味する「Reservierung」という言葉は、ビジネスや日常生活で非常に一般的です。レストランやホテル、イベントなど、さまざまな場面で予約が必要とされます。予約をすることで、特定の時間枠やサービスを確保し、効率的に行動することができます。ドイツでは、予約をせずに突然訪れることは礼儀に反する場合があります。
ドイツ人は、時間を尊重し、予定された時間枠内での効率的な活動を重視します。遅刻や予定外の変更は、他人の時間を尊重しない行為として見なされることがあります。そのため、ビジネスや社会生活において、時間に厳格なルールや文化が存在します。
テルミン
ドイツに来た頃、すべてがテルミンでしか不可能だ!ということについて、とても驚きました。日本では、子供が病気になったらすぐ耳鼻科へ、などありますが、こちらでは予約がないと行けないということは多々あります。
しかしこの文化は、お互いの時間を尊重し、その時間にできることを真剣に提供するという意味で、見習うべきところがあると思います。
また、子供が熱を出した、今日はする番をしなければならない、など子育てに関することで、予約がキャンセルになっても、
「そういう時はある」、「問題ない」と言って、さっと次のステップへ流れるのが良いところです。
日本では、どうしよう、ああしようと考えている時間が長い場合があります。
ぱっと切り替えて、次の行動、次の舞台に変えるということが、ものごとを前向きに、進められる
ヒントだと思います。
時間をボリュームとしてつかむ
時間を「枠」や「ボリューム」として考える方法は、効率的な時間管理や優先順位の設定に役立ちます。以下に、それぞれの方法について説明します。
-
時間を枠で考える方法:
- 時間を枠で考えるとは、特定の時間帯を予定やタスクに割り当てることです。例えば、午前中は仕事に、午後は家族や趣味に、夜はリラックスや休息に充てるなど、時間枠ごとに活動を計画します。これにより、予定が明確になり、時間の有効活用が可能になります。
-
時間をボリュームで考える方法:
- 時間をボリュームで考えるとは、各タスクや活動にかかる時間を量的に把握し、そのボリュームに基づいて優先順位を設定することです。例えば、重要なタスクには大きなボリュームを割り当て、時間を効果的に活用します。また、小さなタスクは短い時間枠で行うことで、効率的に処理します。
予定を入れない時間を入れる
スポーツ、瞑想、新しいイノベーションのためには、睡眠も必要。これらのずれを日々のうち「修正」できる時間をつくっておきましょう。そうすれば急な対応も可能になります。といっても○○時間と考える昼用はありません。今から20分、今から45分というように決めて取り組めば、さまざまな場面転換をうまくできるようになります。
あなたもドイツのテルミンを活かして、自分の誕生日までの予定を組んでみてはいかがでしょうか?