時間に厳しい!のは当たり前?

 

ドイツ人の時間に対する考え方は、一般的に時間に厳格であるとされています。時間の枠組みや予約に関するドイツ語の表現を用いて、その理由を説明します。

  1. 時間枠(Zeitfenster):

    • ドイツでは、時間枠(Zeitfenster)という言葉がよく使われます。これは、特定の時間帯や期間を意味します。たとえば、「午後2時から4時の時間枠」というように、時間の区切りを明確に示します。このような時間枠を守ることが、ドイツ人の文化やビジネスの中で重要視されています。
  2. 予約(Reservierung):

    • ドイツ語で予約を意味する「Reservierung」という言葉は、ビジネスや日常生活で非常に一般的です。レストランやホテル、イベントなど、さまざまな場面で予約が必要とされます。予約をすることで、特定の時間枠やサービスを確保し、効率的に行動することができます。ドイツでは、予約をせずに突然訪れることは礼儀に反する場合があります。

ドイツ人は、時間を尊重し、予定された時間枠内での効率的な活動を重視します。遅刻や予定外の変更は、他人の時間を尊重しない行為として見なされることがあります。そのため、ビジネスや社会生活において、時間に厳格なルールや文化が存在します。

 

 

テルミン

ドイツに来た頃、すべてがテルミンでしか不可能だ!ということについて、とても驚きました。日本では、子供が病気になったらすぐ耳鼻科へ、などありますが、こちらでは予約がないと行けないということは多々あります。

しかしこの文化は、お互いの時間を尊重し、その時間にできることを真剣に提供するという意味で、見習うべきところがあると思います。

また、子供が熱を出した、今日はする番をしなければならない、など子育てに関することで、予約がキャンセルになっても、

「そういう時はある」、「問題ない」と言って、さっと次のステップへ流れるのが良いところです。

 

日本では、どうしよう、ああしようと考えている時間が長い場合があります。

ぱっと切り替えて、次の行動、次の舞台に変えるということが、ものごとを前向きに、進められる

ヒントだと思います。

 

時間をボリュームとしてつかむ

 

時間を「枠」や「ボリューム」として考える方法は、効率的な時間管理や優先順位の設定に役立ちます。以下に、それぞれの方法について説明します。

  1. 時間を枠で考える方法:

    • 時間を枠で考えるとは、特定の時間帯を予定やタスクに割り当てることです。例えば、午前中は仕事に、午後は家族や趣味に、夜はリラックスや休息に充てるなど、時間枠ごとに活動を計画します。これにより、予定が明確になり、時間の有効活用が可能になります。
  2. 時間をボリュームで考える方法:

    • 時間をボリュームで考えるとは、各タスクや活動にかかる時間を量的に把握し、そのボリュームに基づいて優先順位を設定することです。例えば、重要なタスクには大きなボリュームを割り当て、時間を効果的に活用します。また、小さなタスクは短い時間枠で行うことで、効率的に処理します。
 
 

予定を入れない時間を入れる

 

スポーツ、瞑想、新しいイノベーションのためには、睡眠も必要。これらのずれを日々のうち「修正」できる時間をつくっておきましょう。そうすれば急な対応も可能になります。といっても○○時間と考える昼用はありません。今から20分、今から45分というように決めて取り組めば、さまざまな場面転換をうまくできるようになります。

 

あなたもドイツのテルミンを活かして、自分の誕生日までの予定を組んでみてはいかがでしょうか?