来夏「あっちぃ~。」

和奏「今年も猛暑だね。」

来夏「オゾン層の再生を望む!」

沙羽「いや、無理だから。」

ウイーン「でも、もしかしたら近い将来に科学の発達によって再生できるかも。」

田中「まずは破壊を防ぐとこからだろ。」

来夏「私達は何も悪くないのにさぁ、昔の人がクーラー要らないのにガンガン使ったからいけないんだ!!」

沙羽「ハイハイ、そんなこと言ってたって始まんないよ。」

田中「でも確かに暑いよなぁ。体育館とか電気代かかるからとかでろくにクーラー入れねぇし。」

ウイーン「これじゃバドミントンがハードミントンになるよ。」

来夏「いや、上手くないから。」

和奏「何は蒸れるし汗かくしで女の子には辛いよね。」

来夏「そだよね、女の子は大変だよね。」

沙羽「私なんか夏場は痒いし蒸れるし嫌なもんよ。」

来夏「それは自分のナイスバディーの御自慢と受けとっても?」

田中「てか、男子の前でんなこと言うなよ。」

沙羽「アレアレ?田中さんスケベざんすね。」

ウイーン「男はみんなスケベです!!」

田中「叫ぶな!!」

和奏「ムッツリーニ。」

沙羽「いやあ、男はみんなバカざんすねぇ。」

来夏「いつまでその喋り方を続けんの?」

沙羽「田中のツッコミがあるまで。」

ウイーン「ツッコミーニ!」

田中「じゃねぇ!!」

沙羽「まったく、馬鹿な男共のせいで余計に暑くなりましたわ。」

田中「当てつけだし微妙に話し方が変わったし!」

来夏「・・・私達ってさぁ、こんなボケツッコミのオンパレードな奴らじゃなかったよね。」

田中「なんだいきなり。」

沙羽「てか今になってそれ言う?」

和奏「もしかして、暗い話して少しでも暑さを忘れたいとか?」

田中「さすがに宮本でもそんなことは。」

沙羽「ほら見なさい来夏、あなたの普段の感じが滲み出てますねぇ。」

ウイーン「やめなよ!きっと来夏はずっと現状に思い悩んで。」

来夏「正解!!」

田中「は?」

和奏「へ?」

来夏「だから正解!!暗い話して暑さ忘れようとしたのも、現状に悩んでたのも正解!!」

ウイーン「やった!当たった!!」

沙羽「思い悩むにしては随分と軽い(苦笑)」

和奏「だけど、ちょっとだけシリアスになったね。」

沙羽「ほんの一瞬ね。まあ、それも和奏の助言のおかげだけど。」