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【南部縦貫鉄道】レールバスに乗ってみた

〜普段の鉄道で味わえない揺れとは?〜



 ​レールバスと南部縦貫鉄道

みなさんは「レールバス」をご存知ですか?レールバスとは、バスなどの自動車の装備を流用した、小型の気動車です。軽量で製造・運用のコストがひくいことから、乗客の少ない換算路線への投入が古くから行われていたそうです(Wikipediaより)。


そんなレールバスが青森県の『南部縦貫鉄道』で走っていました。JR東北本線(現:青い森鉄道線)野辺地駅と七戸駅の20.9kmを結ぶ路線で、1962年に開業、1997年に休止され、そのまま2002年に廃止となりした。廃止から20年以上立った今でも、旧七戸駅構内では、レールバスなど現役当時の車両が動態保存されています。



 ​年1回の貴重な乗車イベント

先日のGWに、日本で唯一動態保存されているレールバスに乗車できるイベント『レールバスとあそぼう2024』が開催され、僕も遊びに行ってきました。今回、初日の1番列車(出発先便)に乗車することができました。


イベントでは『レールバスキハ102』に乗車し、七戸駅構内の2番線を2往復(約800m)する形となっていました。「凶悪な揺れ・独特の乗り心地」を楽しむことを売りとしていましたが、あまり激しい揺れに感じませんでした。つい最近、揺れが激しい「弘南鉄道」に乗車したからでしょうか?小刻みに揺れが発生するのは、旧七戸駅構内のレールが10mおきに結合されているためです。


当時現役だった運転手さんが運転されています。南部縦貫鉄道のレールバスの特徴は、機械式変速機を用いてギアチェンジするため、クラッチとシフトレバーがあることです。運転台交換の度に、運転手さんはシフトレバーを持って移動します。


昔は木の枕木を使用していましたが、現在では旧七戸駅構内の枕木はPC化されたそうです。今回は駅構内のみの運転により最高時速は約20km、それでも運行当時は約45〜55kmと国道4号線を走る車よりも遅かったそうです。



 ​レールバス愛好会による力

今回のイベントでは2番線の往復だけでしたが、将来的にはポイントを修復し、1番線への乗り入れも考えているそうです。そして南部縦貫レールバス愛好会は、旧七戸駅構内や車両を保存するため、毎月車両の修繕、線路の保守等を行っています。


微力ではありますが、南部縦貫鉄道のグッズを購入させていただきました。グッズの売り上げは上記のような保守等に充てられるとのことです。愛好会の方、自ら「高い、ぼったくり」と言っていました(笑)。


①南部縦貫鉄道 開通60周年記念硬券セット


②行先標示板(サボ)原寸大レプリカ


③令和5年5月5日「記念入場券&乗車券」


④レールバス「A4クリアファイル」2枚


⑤お菓子のみやきん チーズブッセ&どら焼き

 レールバスキハ102デザインボックス仕様


最近は新たな駅カードの配布も無いことにより、少し遠出をする機会があまり無い状態でした。コナンの映画も観ましたし、退屈なGWになると思いましたが、日本で唯一動態保存されているレールバスに乗車という素晴らしい体験ができ、とても良い思い出になりました。



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最終修正:2024年5月11日