このブログを始めた理由 | ナゾトキイベント 傾向と対策

ナゾトキイベント 傾向と対策

「ナゾトキイベント 傾向と対策」は脱出ゲーム・宝探しゲーム・推理ゲームにおける
謎を解くための手順を考察するブログです。
謎解きをより楽しむことができるように考え方のヒントになることを目指します。
※ネタバレブログではありません。

ちょっとネガティブな意見も含まれていますので、いずれ削除します。(多分)

友人に誘われてリアル脱出ゲームに参加しました。
ドキドキして、楽しくて、悔しくて、
友人と共に「絶対、脱出しよう」と決意しました。

「脱出ゲーム面白いよ」と段々と仲間内で噂が広がって、
だんだんと参加する人も増えてきました。

しかし、何度参加してもどうしても脱出まで至らない。
「これだ」となったと同時にタイムオーバー。

「解けていたのに!」と悔しい思いをしたりもしました。

仲間内で自然と「ナゾの解き方」を話しあうようになったのです。
まさに「傾向と対策」。

どのようなナゾが出されるのか、ナゾの難しさのレベルはどのくらいか、
ロジック問題はどのように解くべきなのか。

「情報があれば解ける問題」「閃きで解ける問題」はあまり重要ではありませんでした。
それは情報があれば解けるし、閃かないと解けないからです。

一番の問題は「考えれば解ける問題に時間がかかりすぎる」ということでした。
時間をかければほぼすべてのナゾを解くことは可能でした。
しかし、1時間という時間制限の中で解くことが難しい。
スタート時のクロスワード問題を埋め尽くすのにとても時間がかかっていました。

その結果、2つ目のナゾ、3つ目のナゾに挑む時間が無くなり、
タイムオーバーを繰り返したのです。

そこで、僕達の仲間が重要視したのはロジック的な問題です。
暗号、パズル、虫食い算、覆面算、クロス計算、これらをもっと早く解くことができれば…。

仲間内で「担当」という感じで、得意なナゾを解く傾向も生まれました。
しかし、できればそれぞれに「解けた」「なるほど」と言えるようになりたい。
「一緒にいたからナゾが解けてラッキー」ということではなく、せめて後から「なるほど」と言えるようになりたい。
そんな思いから「解き方を教えて欲しい」という声が上がり、飲み会のついでに勉強会が始まったりしたのです。


そんな折、リアル脱出ゲームを主催してるSCRAPから画期的なイベントの告知がありました。


ナゾトキイベント その傾向と対策
待ってたぞ!の声、多数
リアル脱出ゲームをはじめとする、

ナゾトキイベントの攻略法講座がついに開催です!

パズルや暗号、ミステリなどのナゾに関すること、
そして、ナゾイベントに関することを語りつくします。

登壇するのは、リアル脱出ゲームのナゾ作りを影で支える千石一郎と、
ナゾトキイベントへの参加回数がもはやギネス級の南晃のふたり

ナゾ解ける系のひとも、解けない系のひとも、
さらなるレベルアップを目指して、
楽しめるイベント間違いなしです!
きっと、ここでしかしない話がたくさんあると思いますよ



まさに僕が望んでいたイベントでした。
申し込み開始と同時に申し込みをして、その日がやってくるのを楽しみにしたものです。

「パズル」「暗号」これらの解き方がわかれば、大謎に早くたどり着ける。
じっくりと考える時間を確保できる。
きっと僕らは脱出できるようになる。

ワクワクしながら当日を迎えて、スクラップの秘密基地に入りました。
150人は超えるであろう参加者がいて、ある種異様な雰囲気でした。
そして今回のMCである二人の千石さん、南さんが登場したのです。

僕は千石さんと南さんという二人を初めて知りました。
会場の中で、なんとなくですが1/3ぐらいは既に二人のことを知っているようでした。
イベント開始してからも壇上と客席でのキャッチボールが繰り返されます。

笑いがあって楽しい時間が過ぎていた。ようでしたが、僕はキョトンとしていました。

1時間を経過しても「対策」についての話が出てきません。
そしてイベント終了10分前になって会場の誰かが声を上げました。

「対策の話をしてください」

おぉ、ついにその話になるのか。こんな風に積極的に要求すればよかった。
1時間20分もただ座ったままでいた自分を反省したものです。

しかし、壇上からの返答に驚かされます。

「対策の話なんかしませんよ。だって、解けるようになったら作る方も解く方もツマラナイじゃないですか。タイトルに対策と入れたのは、そうした方が参加者が増えるからです」

会場は笑いに包まれましたが、僕は笑えませんでした。
そして僕が期待した対策については一言も語られること無く終了したのです。


閃きを必要とするようなナゾの解き方を教えてくれとは言いません。
だけど募集ページにあるように「暗号」「パズル」の解き方は教えて欲しかった。

完全に肩透かしを食らって、僕は珍しく憤慨していました。


ツイッターの書き込みにはいろいろな意見が上がってきました。
ナゾトキイベントの傾向と対策 まとめ

楽しかった意見はとてもたくさんあって、多くの人が楽しんだのだとわかります。
不満を感じた僕は例外だったのだろうか。でも残念だという意見もありました。

残念だという意見:
傾向と対策、おしまい。次は、エクセルで喜べない人たちが避けられるような告知がいいなぁ。周り五人ぐらい、居心地悪そうだった。

謎解きイベントの傾向と対策。
ノートまで用意したのにガッカリな内容だった。
話自体は楽しかったけど、あれはつしろ飲み会で話したかったな。

(・・・・・・そうか、やっぱり「ノートまで用意」しての内容にはならなかったのか・・・・・・なんかヒミツキチでのそういう系のイベントって一部参加者の想定をいつも悪い意味で裏切ってるような気がしてしまう・・・・・・)

「ナゾトキイベント その傾向と対策」包み隠さず正直な感想を。ガッカリイベントでした。ナゾトキイベントの定義の話とイベント・団体の推移と現状の話(地域と数)で終わり、対策の話は一切無し。その話自体は面白かったし、傾向と言えば傾向だけど、そこじゃないだろ、と。

【ナゾトキイベント その傾向と対策】あまりの広告に偽りありっぷりに正直憤りです…
おもしろくなかった訳じゃないけど、 さすがにこれはまずくないですかね?(-_-#)

振り返ってもう一度名付けるなら、おひげ様2人が酒飲んでだらだらみんなと話す会 謎イベントの話もあるよ ・・・とかならきっと不幸な人は減ると思う

傾向と対策、Excelのデータもっと細かい事を聞いてみたかった。制作側の人が入ると対策の話は無理なんだろうな。

「傾向と対策」というタイトルでやる内容じゃなかったな。話自体は面白かったのに、タイトルのせいで期待が別の場所に有ったと思う。というか「対策」の期待が一番大きかっただろうに、何故それを話さないのか…。

『ナゾトキイベント傾向と対策』、残念ながら不完全燃焼の感あり。一言で言えば「攻めて」欲しかった。①せっかく南さんの多数の参加歴とデータがあるのだから、それを生かして敢えて細かいネタに突っ込んでいくとか。今日の客層だったら、どんなネタにも反応してくれるはず。

【ナゾトキイベント 傾向と対策】正直期待外れでした。いつも悔しい思いをして、なんとかしたい、なんとかなるかもと思って割と真面目な気持ちで参加したのに。と文句だけでもアレなので、自分なりにまとめた傾向と対策を発表してみる。

昨晩「ナゾトキイベントその傾向と対策」に参加したがコアなファンだけが楽しめる内輪ネタ満載のイベントだった。
いつも脱出できなくて悔しくて、だからマジで勉強するつもりできた。
しかし、対策について一秒すら語られない超絶ガッカリイベントだった。



しかし、その一方で「残念がる方が悪い」という意見も見受けられました。

1500円ごときで傾向と対策教えてくれるわけないやん

ナゾトキイベントの傾向と対策って…。仲間内で話す分は楽しいけど、ねぇ? そんな催しがあったとして、題目通りの内容を、イベントに関わる人がするはずない。みんな名探偵だったら、楽しくないやん。

昨日の「傾向と対策」、否定的な意見は「行ったら脱出させてもらえると思ったのに、裏切られた!!」ってことか…「成功」するためだけの謎解きならやめちゃえばいいのにねー。そしたら絶対失敗しないよ☆



否定的な意見も、ひとつの意見だから参考にしようと思う。


時間が経つと共に「告知されたものと全く違うもの」であったことへの不満が募っていった。
普通だったら時間とともに消え去るであろう負の感情も、今回は増すばかり。

それは今回仕事などで参加できなかった仲間たちに「ばっちり勉強して、シェアするぜ」と約束したことを果たせないことへの苛立ちかもしれない。


このまま不満を貯めこんだり、不満を仲間内でぶち撒けても、何も変わらない。
だから僕自身で「ナゾトキイベント 傾向とと対策」の情報を公開しようと決意したわけです。

一般に公開をしていますが、僕と同じように「ロジック問題」「パズル」「暗号」の解き方を知りたいという人はいると思います。
それが解ければ、コレまで辿りつけなかった「大謎」に挑むことができるかもしれません。
もしかしたら脱出成功となるかもしれません。

このブログについて」に書いたように一部のナゾだけに限定して傾向と対策を考えようと思います。

これがこのブログを作った理由です。


この書き込みにも賛否があるかと思います。
ただ正直に書いておいたほうがいいかなと思ったので書きました。

でも、怒りからスタートしたブログであっても結果的に喜びに変わってほしいと思います。
いずれ千石さん、南さんと一緒に壇上に登って「傾向と対策」の話ができたら最高です。

そんな思いを持ちながら、スタートさせていきます。