コロナで国から表彰を頂きました。 | ちょこっと、つぶやいてよろしいでしょうか。

ちょこっと、つぶやいてよろしいでしょうか。

海外生活28年、現地でのオモロ苦労話や、時々する旅話をつぶやいています。

5月中旬、いきなり寒くなった秋深まるニュージーランドです。

 

 

ワタクシゴトですが、初めてコロナに感染しました。

すっかり完治しましたが喉や体が時々痛くなるのは後遺症、というやつなのでしょう。

 

日本ではコロナが5類になったということで、その意味はよくわからないんですけど(笑)

NZは去年の6月だったかな〜、すっかりコロナを忘れることになりましたが、感染したらまだかなり手厚いサポートが受けられました。

 

サポート内容はコチラ↓

 

 

国によって対応が違うのは当たり前だけど、私はNZのコロナ対応は素晴らしいものだと感じています。

 

 

 

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私、

 

コロナ戦士

 

だったんです。

 

この度、その活躍を称してお国から表彰が届きました。

 

 

 

 

もう1年以上前のことが今頃届く(笑)

NZのんびりなので(^_^;)

 

 

ただ職場のホテルが「コロナの隔離施設」になっていただけなんですけど、約2年間ずっとコロナのおそばで仕事しておりました。

 

日本でニュージーランドの名が知られるようになったのは「コロナを制した国」としてが大きいと思うんですけど、その制し方は

 

コロナの国境というのを作ってNZに到着したすべての人をすぐ入国させず2週間隔離する。

強制で刑罰の対象となる国の規則でした。

 

エアラインや空港、隔離施設、隔離施設まで送迎するドライバーなど、コロナ関係で働くスタッフ約12000人をコロナの国境に立たせることで、NZへのコロナウィルス侵入を防ぎ、国民の安全を守るというようなイメージです。

 

この政策のお陰でNZは一番ひどかった2年の間でも通常の生活をしていられた時間が長かった。

 

 

詳細書くのめんどくさいので、過去記事連発でいきます。

(詳しくご覧になりたい方は”コロナでつぶやき”シリーズでどうぞ)

 

 

働き始めた当初は、

 

 

過去記事↓

よく理解してなくて、社内で希望者を募集したので「働けるのなら」と出勤しましたが、もう、チビリましたよ(笑)

 

 

コロナへの恐怖心は常にありましたが、

 

過去記事↓

 

その恐怖を超える心温まるエピソードの方が何十倍もあったのです。

 

 

それでも時々は、

 

過去記事↓

コロナの国境を国民が100%理解するには時間がかかり、辛いこともありました。

怖いコロナと戦っているだけなのに、と悔し涙も流しましたよ〜。

 

 

 

だけど、どんどんと

 

過去記事↓

自分でも慣れてきて、次第に楽しめるようにもなりました。

 

 

 

 

もちろん、

 

過去記事↓

大変なことや差別がなかったわけではありません。

 

 

それでも、ブログのコメント等でも沢山の励ましがあり、

 

過去記事↓

コロナの近くで働くことを辞める気持ちは全くなかったです。

 

 

ウチのホテルはずっと”海外から戻ってきた人が14日間滞在する隔離施設”だったんですけど、最後の方は完全に”コロナ感染者の隔離施設”になってました。

 

ホテル内にコロナしかいない。

 

初めてつける防護服、N95マスク、フェイスシールドにゴーグル。

苦しいし暑いし動けないし、汗をかいても拭えないし、、、。

 

ホテルでハウスキーピングとして働いている様子ではない(笑)

 

 

この地獄のような様相で、まさに本当の意味でコロナと戦っている医療従事者の方々を尊敬しない日はありませんでした。

 

私の場合は、隔離施設でコロナは近くにあったけど感染者と触れ合うような仕事はすべて国がやってくれ、ホテルスタッフはかなり守られていましたから。

 

 

 

完全なるコロナ隔離施設になってからは、

 

過去記事↓

ホテル内の治安が悪化しまくりで、恐怖におののきました。

 

 

それでも、

 

 

過去記事↓

 

NZはいつも明るく、職場に悲惨な空気も漂わず、最後の方のロックダウンではフェスのようになんだかウキウキしていました。

 

 

コロナの時期はよく日本のニュースを見ていました。

 

過去記事↓

コロナに感染して病気になったというのに謝罪したりと異様な文化が炸裂し、報道もなんだかオカシイ。

”NZのコロナについて”のニュースを見た時には、NZで報道されている内容と違ったりして印象操作してんじゃないかって思ったこともありました。

 

日本では悲惨なことのように報道されていたロックダウンですが、

 

過去記事↓

こんな感じでした(笑)

 

 

日本では「経済の為に我慢して」の部分だけ放送されたNZ首相の会見ですが、

実際に会見は43分間あり、そのほとんどが「命は守ります」という頼もしい言葉が続き、我慢して、、、の部分もそこだけ切り取るとそう理解できますが、全体を聞けばそんな意味合いではなかったです。

 

切り抜くねぇ〜。

 

結局、NZ国民が経済の為に我慢することなどありませんでした。

 

 

実際に里帰りした時、日本の様子を見て少々ドン引きしました。

 

同じコロナでも国が違うとここまでコロナに対しての考え方が変わるのだと改めてNZに大感謝。

 

素早い政府の対応に国民がひとつになって進んでいく姿は感動的ですらありました。

 

コロナの国境で働く私達への理解がどんどん深まり、旅先などで出会った人に自分の仕事の話しをした時、一瞬ビビられるんですけど「Thank you」の言葉と握手を求められるようになってほんとに嬉しかったです。

 

 

受けたPCR検査はたぶん120回以上。(もう覚えてない)

何度か感染疑いで自宅隔離もありましたし、ホテル内で感染者が出た時はホテルロックダウンになり家に帰れなかった日もあります。

 

確かにワクチン、ロックダウン反対デモや、ワクチン接種が義務となり非接種の方が職を離れることに反対したマーチなど反対運動もありました。

 

それでも、NZはなんだか明るかったんですよ〜。

 

 

 

NZがゼロコロナ政策を止め自主隔離がなくなると、コロナが蔓延し始めました。

その様子を見ながら、「コロナと戦った2年間は意味があったんだな」と実感しました。

 

それを称賛してくれる国でよかった。

 

 

大変ではありましたが、

 

 

過去記事↓

結果、ステキな思い出になりました。

(コロナで嫌な思いをされた方、申し訳ありません。あくまで個人の感想です)

 

 

送られてきた表彰と共にあの2年間はいつまでも大切にとっておきます。