ちょこっと、「フレーフレー留学」 | ちょこっと、つぶやいてよろしいでしょうか。

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海外生活28年、現地でのオモロ苦労話や、時々する旅話をつぶやいています。

3月に入り、まだまだ夏を終わらせないぞ!とでも言ってるかのように暑いニュージーランドです。

私は学校が始まり、ちょっとレベルの高いクラスに挑戦してるので、日々あっぷあっぷしております。(><;)

 

 

職場のホテル、仕事終わりにハウスキーピングオフィスに向かってロビーを歩いていると、ホール前の廊下に可愛らしい制服を着た女の子が3人固まっていました。

どうやら1人が泣いていて、2人が慰めているようです。

 

この可愛らしい制服は、日本のものだ!

こんな時間にホールで集合するという事は「留学生やね」

 

なんとなく通り過ぎながら、声を掛けようと思いましたが、今はハウスキーピングの私。

そっと、その場を離れました。

 

昔、私はガイド業と合わせて、スクールコーディネーターという留学生をケアする仕事もしていて、こういった涙と何度も向き合っていました。

 

留学生はとにかく泣く。(T_T)

 

そりゃそうです。

同じ日本人同士でも、知らない人の家に明日から泊まってこ~い!と言われたら不安になります。

それを、言葉も文化も違う場所でやるワケですから、期待と不安は図り知れません。

 

留学を扱うパンフレットには、それこそ笑顔が沢山並んでいます。

でも、その笑顔の写真の前には、沢山の涙が流れているのです。

 

この笑顔になるまでに、いくつもの壁を乗り越えてきてるのです。

 

「留学」というと、どうしても語学が先にたちますが、2,3年いるのならともかく2,3週間で習得できる語学など、知れています。

では、留学、とくに短期留学は無駄なのか。

 

私はそうは思えないです。

 

短期だろうと、とにかく海を渡り言葉も文化も違う場所で過ごした経験は、必ずなんらかの力になっている。

流した涙は無駄ではないっ。

 

過去にも何度も記事にしてますが、久しぶりに見た若い涙でコーディネーター時代の思い出が蘇ります。

大変だったけど、ものすごくいい時間でした。

 

過去記事をご覧になって見よう!という方は’留学、ちょこっと、いい話’のカテゴリーからお楽しみくださ~いっ。