この極上の素材からどうやったら、あのゴミが生まれるのだろう?謎の?です。
さて今回は、大山版映画ドラえもんの同時上映作品4作品、(五十音順で、)
「おばあちゃんの思い出」、「帰ってきたドラえもん」、「のび太の結婚前夜」、「ぼくの生まれた日」の感想を書いていきます。
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大分前にアマプラで見たのでかなり記憶が曖昧です。
01 おばあちゃんの思い出。
あらすじ基本スタドラ2と一緒です。
熊のぬいぐるみが捨てられてるの見つけて、破れた部分を繕ってくれた、おばあちゃんを思い出し、タイムマシンで、「見るだけ」を条件に過去へ行く。
感想 スタドラ2を見終わった後に、見ています。
尺が短いので、とにかくペースが早い。けど、ちゃんとひとまとまりになってる。
スタドラ2(原作)との1番の違いといえば、最後のオチでしょう。小学5年生の姿でランドセルを背負って、おばあちゃんに見せる。
それをおばあちゃんのが見て、「お嫁さんを見たい。」と、欲が出て、のび太が未来へ。(原作なら、静香ちゃんにプロポーズ、スタドラならのび太の挙式場に行かせる。)
原作の場合は、ギャグのオチ。スタドラなら導入になっていたが、今作では、「おばあちゃんの膝の上で泣く」→エンディングという流れになっている。どれが良いのか?と言われると難しいが、感動冷めず内に終わるこっちの方が好きかも。
でもこの話って、原作からですけど、おばあちゃんに対して、「入学式まで生きてられないよ。」って言ってるのと、同義な気がするんですよね。(なんて残酷な。)
おばあちゃんはどう思ったんでしょう?
02 帰ってきたドラえもん
あらすじ、こちらも基本一緒。
ジャイアンに追いかけ回され、ドラえもんに泣きつくが、憂鬱そうにしているドラえもん。
どうやら未来に帰らなければならなくなったらしい。
ドラえもんの事を必死に止めるが、おばあちゃんのだるまの様に、「何度倒れても起き上がる」事を思い出し、受け入れる。
その日の夜、ドラえもんとのび太が散歩をしていると、ドラえもんが離れている間にジャイアン
と遭遇、昼間の続きと襲いかかるジャイアンに、ドラえもんが安心して帰れる様に、無謀な事を分かっていても、1人で挑み、ボコボコにされても、倒れず襲いかかり、勝利するのだった。
この後も長いので、カット。Wikipedia読んでください。
大体一緒、、、だけど、帰らねばならない理由が分からないのと、エンディングが違う。
感想
帰らなければならない理由以外は原作と一緒です。
原作からして良いものをそのまま?作って、セリフ付ければ悪いものになる訳もなく。
ただ、原作のジャイアンの残酷過ぎる嘘。これが決定的な違いだと思います。
昨夜の怨み?から、ジャイアンがのび太に、「ドラえもんを見た」という嘘をつきます。
当然のび太が落ち込んでいる事をジャイアンは知っているので、オーバーキル過ぎる事をやっていたのですが、今作では、そんな嘘をついた事について、静香ちゃんに言われて、謝りに行き、ドラえもんが戻っているのを見て、驚くシーンが追加されています。脚本さんが、流石に残酷だと思ったんでしょうね。
03結婚前夜
スタドラはなんであんな余計なセリフを足したのだろう。
あらすじ
静香ちゃんと出来杉が、手を握っている所を目撃し、何事だと2人に聞くと、劇の稽古だと言われる。ひとまずは安心するが、「出来杉と静香が結婚=自分はジャイ子ルートに行くのではないだろうか?」というか想像をしてしまう。
その事を聞いたドラえもんに、「じゃあ式の日を見に行くか。」と言われ、タイムマシンで向かうと、そこには、前日だと言うのに、タキシード姿で式場のカウンターに居るのび太の姿があった、、、、。この先は、Wikipedia読んでください。
感想
原作漫画→原案になるレベルで変わっています。
というか、追加されまくってますが、原作にあったと脳内が思い込むレベルで、違和感が無い。
いわば存在しない記憶が脳内で溢れた。
全部静香パパの「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる」人物に繋がる様に、作られている。たんぽぽの添え木、命懸けの猫助け、間に合わなかったことに対する涙、その他もそうだ。全部人の心に寄り添うのび太が描かれている。本当に、頭と運動神経がダメな代わり、性格に全振りした様な人物だ。
それに付き合ってくれる、ジャイスネ、静香も優しいんよな。(スタドラでなんでアフロになってたんだ?スネ夫。)
ぼくの生まれた日
あらすじ
書くのが面倒になったので、Wikipedia読んでください。
スタドラとの違いは、大人ののび太が居るかいないか。原作との違い、、、あったっけ?
スタドラ1/2は何故失敗したのか?
何度かブログで書いてますが、原作への愛だと思います。
セリフに要らない改変を入れた。
早い話、この話入れときゃ泣くだろみたいな感じで作ったんだろうな、ってのが伝わってくる。
「ドラえもん 泣く話 泣くセリフ」とかで調べて、その話をWikipediaとかで調べたんか?って言いたくなる雑さ。の割に余計なセリフ(決して目立った取り柄があるわけじゃない、)を足してんだよな、そのままならもう少し評価できたと思うんだけど。
大山版の方は、きちんと原作を読んで、そのキャラクターの性格とかが分かってるんだろうな。
監督を変えろ、月面探査機とか、秘密道具博物館とか、原作への愛がある人は居るんだから。