謎解きの折り紙すぐビリビリになりがち、どうも謎の?です!以外とやわなんですよね。

 

さて今回は過去の謎解きの話

 

概要

タイトル

江戸川乱歩の不完全な事件帖〜本格ミステリーの世界へようこそ〜scoop05踊る舞妓

制作

タカラッシュ

期間

2022年5月14日(土)〜7月24日(日)

一様残ってたHP↓

こっちはなんだ?

https://www.meijimura.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/f8f687aa5c491b42c8f961f70da0cfe9.pdf

 

本ブログには「踊る舞妓」の全て及び、「芝居小屋の怪人」、「二銭銅貨とニセ銅貨」の謎以外のネタバレを含みます。踊る舞妓はともかく、芝居小屋の怪人をプレイしてからの閲覧をおすすめします。

 

 

 

 

さて始めましょう。まずはシリーズのあらすじ。

舞台は明治のとある新聞社。
この新聞社は、若き女性編集長“春子”が切り盛りしており、「確かな事実だけを記事にする」を信念としている。

その新聞社が発行する新聞の1コーナーに探偵小説の“荒筋”ばかりの記事をいつも持参してくる少年“太郎”。
探偵小説作家を目指している太郎は、ネタを探して日々街を歩き回っているからか、いつも奇怪な場面に出くわす。
そうして蓄えた事件帖をもとに、今日も“荒筋”だけの原稿を持ってきたようだ。
どこか現実的な地名や名称の含まれる原稿を……。

新聞社の奥から出てきたのは、春子の幼馴染にして、数々のスクープをモノにしてきたジャーナリストの“金之助”。
「今日もスクープ探しに行ってきまーす!」金之助は、荒筋原稿を読むなり、太郎の手を引き、新聞社を出ていってしまう。

太郎の“荒筋”から一つの事件は動き出す——。

 

さて、今回のあらすじ。

新聞社の外がいつにも増して賑やかで、何だろうと思ったら、海外のお偉いさんを乗せた船が出港するという。

何も起こらないといいね〜と話ていると、郵便で太郎君の原稿が届いた。

普段は直接来るから珍しく思いながら読むと、推理大会に参加した事が書かれており、取材と称して参加する事を決める、受付に行くと舞妓の葵さんにじっと見つめられ、キットを貰い謎解きを始める。

結構端折りましたがこんな感じです。

ツッコミたい所があるとすれば、明治村には入鹿池しかないはずでは?貸しボートがよく浮いてますけど、お偉いさんが乗る船をどうやって?って事くらいですが、まあ良いでしょう。

 

さて3枚の用紙と、1枚の解答用紙を貰い、謎解きを開始します。

ここは謎が簡単なので特に引っかからないはずだった。

それぞれの謎の答えはやみよ/梅の園/しほう、さばきで、それぞれ「やみよ」暗夜回廊だ!無かった。(矢、見よだった。)「梅の園」茶室辺りにありそう。無かった。(そもそも茶会をやってたりして使え無いし。)「司法裁き」裁判所だ!(結構目立つのに見つけられなかった)

と、とんでもないミスを犯し、おまけに茶室帰りに最後の看板を見つけちゃったり。

 

全ての謎を解くと、芝居小屋になり、看板を書き写して中間報告。

中に入ると、何人かが到着しており、劇が始まるのを待っていたら、金之助さんに「出よう」と言われ、外に出て数分後劇が終わり、出てきた人全員が酒を飲んだ様に錯乱しており、やばいやばいと捜査を始める。

 

捜査の結果原因は緑色の光と、おはやしである事が分かり被害者を医者に任せると、近くで爆発が起こった。

現場に行くと、警官から強く叩く事で爆発する専用の爆弾である事と、暗号化された犯行計画を預かった。

 

その暗号を解くと推理大会と関係がある事が分かり、辿って行くと、我々とは違う答えが書かれており、解き直す。

違う答えになったのは、冒頭見つめられた事による、全ての絵がゴリラに見える洗脳であった。(答えは庁舎、車寄せ、化学教室)

それと同時に錯乱していた人が別の事件を起こしていた。

 

洗脳された人が行ったであろう場所には犯人はおらず、太郎君と子供だけで、何やら様子がおかしい。(明智金之助を、えくそんにきてかと言っている。)

子供達を医者に任せると、至近距離での光の明滅によりゴリラの様に胸を叩く事が分かり、情報整理をすると犯人が交番にいる事が分かり行ってみると、犯人の狙いが冒頭の船である事、灯台で爆破する事、子供しか居なかったのは最後の良心(ほぼ自爆の為)だった事、船はもう出発した事、子供達が病院で発していた呪文に何か秘密がある事が分かった。

 

その呪文はローマ字にして反転する事で言いたい事がわかる様になっていた。(飴と、絵馬emaなど。)

その呪文を解く事で目的の灯台の在り方が分かり、配線を切り阻止したのだった。

 

結構長かったですが、個人的にトップクラスに好きな謎解きだったりします。

同情の余地がある犯人(動機はいじめに対する復讐と、葵さんの立場(舞妓)が西洋文化で無くなる事を危惧したため。)

とか、ちょっとした事(推理大会)が膨大な計画の一部だったとか。

 

解き直しに違和感が無かったり。(最初から洗脳されてたら違和感ありそうだけど。)

 

葵さんは脅されてただけでした。(エンディングのメモを読むにそうなのでしょう。)

 

とはいえツッコミたい所もあって、灯台を止める方法が「配線を切る」なんですよね、あの後大丈夫だったんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こっからは同シリーズ(江戸川乱歩)の他の作品との関係

 

今回(踊る舞妓)で「呉服座」が「池田座」に名称変更しましたけど芝居小屋の怪人の時プロローグで、「呉服座の座長からだ、先の事件の事だろうか。」って言ってたんですよね。どっちが正しいんですかね?舞妓の方は新聞の切り抜き?が貼られてたので、推理大会の一部とも思えませんし。

葵さんが名前だけでも出てきてくれて嬉しかったです。

 

二銭銅貨とニセ銅貨を読み返すと、太郎君が13歳、金之助さんが24歳、と書かれてて、ちょっとびっくりしましたけど、21年のクリスマスの時の年齢なので成長したのよね?

え、サザ〇さん時空だって!?(春子編集長は金之助と幼馴染との事なので恐らく同じ?)

旧編集長元気かしら。

「心理試験の罠」で出てこないかな。