大分前に見た奴。
もう今年も終わりか。
皆さんご存じクレヨンしんちゃんの映画三十一作目
タイトル
しん次元!クレヨンしんちゃんTHEMOVIE超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜
クッソ長いですね。
え?今更だって?まあ良いよね?
この作品に対しては悪い所しか出てきません。批判が嫌いな人は読まない事
まあ良い所から書きましょう
cgが良い!
クオリティが高いって言う方が良いかな?特に戦闘シーン
日常描写が良い
冒頭ちょろっとしか無いが、一昔前のクレしんを描いている。
頭グリグリ攻撃など。
芸能人声優の違和感無い
中立(良いとも言える悪いとも言える)
笑ったシーン
世代では無いが、深キョンのヒトミニコイシテが流れた時は昭和だなーと思い少し笑ったが、まあクレしんなら普通だなとなり、笑は引っ込む(ひろし繋がりで、五木ひろしのモノマネのコロッケを持ってくるような公式なので)そもそも子供に伝わらなだろうし。
方言ネタはまあちょっとくらいは面白いと思った気がする。(笑った記憶ないけど)
とはいえこちらも子供には伝わらないだろうし、名古屋弁も出たけど名古屋人はそんなに名古屋弁を使わない。そもそもこのシーンが作られた理由が、説明シーンは退屈になるからだ、どの道退屈なんだけど。
始まる前に流れたspy×familyの「地獄に落ちなベイビー」の方が笑ってる子供が多かった気がする。
こっからは悪かったシーン
一番ツッコミたい所は矛盾だ、物語冒頭?中盤?幼稚園ジャックを行いテレビで実名+顔写真が放送された、なのにも関わらず終盤許されている。
残酷な話だが、前科が付くと、就職率がガクンと落ちる。それに防衛隊の親が許すか?と思ってしまう。
幼稚園児(5歳)に対して、超能力を使って壁に叩きつける、壁は凹んでいた。(よく吐血しなかったなと思うくらい痛々しい)それこそ機動隊が出動していた。
意識が無かったからしょうがないって?そんな事を就職先の会社は知ったこっちゃ無い、それに意識がある状態で、食い逃げしてる。
暴力!殴る蹴るのオンパレードだ。
それも結構生々しい
ほとんど一方的なんだよね、最初はおちょくってる感じ最後もギャグ、問題は中盤、何も出来ない無力感を描きたかったの?
結局ダメな奴は、ダメなの?
別に無力感を描くなとは言わない、上手なのもあるし、でもその後の逆転というか、反逆というか復讐というかを描く為の物じゃん(村を焼かれる中見ることしか出来ない/仲間を連れて行かれる/など)その敵を殺す、仲間を助け出す事がストーリーの目的になる事もあるじゃんまあ長くなるので別記事で話そう。
名探偵コナンと言い流行ってんの?
spy×familyでも出てきそうな感じだし。
頑張れじゃねえよ。最後の最後にひろしがそう言うのだが、ひろしは一昔前は、平凡な会社員だったが、時代が変わった今は、とんでもないエリートだ。(結婚済み/一軒家ただし、三十五年ローン/子供二人/犬一匹/それなりの会社の係長)そんなひろしが、絶望している男一人に対して頑張れだ、本編終了後自〇しててもおかしくないんじゃない?それこそエスパー研究所で働いてて、必死に返済してるみたいなエピローグを入れないと、残酷な結末になってしまう。
引き伸ばし
本編では予言に続きがあった!でひたっすら引き伸ばす、後半飽きてきたよ。
それこそ新婚旅行ハリケーンみたいに最初に全ての予言を話しておいて、終盤の靴下のシーンで、パニックになったみさえが、「この先の予言なんだっけ。」みたいに言えば良いわけだ。
そうすれば、伏線として機能し、子供としても分かりやすいだろう。
ハッピーエンド?
作中で、すごい数の社会問題が出てくる。
当たり前といえば当たり前だが、何一つ解決しない、ネタとして出しておいて、良いのそれは?
結局のところバットエンドなのでは?
うーん、もっとあるかもしれん。
人気作品が、cg化して、失敗した作品がこれで四つ目となった。
良い作品を作るには、元の人気に頼らず、作品に対する愛と理解度が必要である!!
おしまい!