円高を英語でAppreciation of the Yen、もしくはStrong Yenと言いますが、意味は「円の価値が高い」となります。

例えば、2012年のレートで見ると、１米ドルを買うのに79円で買える、即ち、円が米ドルより強いとなります。

一方、円安は英語でDepreciation of the yen、もしくは、Weak Yenと言います。意味は「円の価値が低い」です。

今年で言うと、１米ドルを買おうとしたら、133円も支払わないと１米ドルが買えないことになります。即ち、円が米ドルより弱い。

では、時の内閣総理大臣とその政権を調べてみると、

円安　

1980~1992　

1997~1998　小渕恵三

2001~2002　森嘉郎

2022~2023　岸田文雄

円高

1995~1996　村山富市

2010~2013　菅直人、野田佳彦

自民が政権を取っている時は円安傾向で、しかも問題のある総理大臣の政権の時に円の価値が大幅に下がる傾向にあります。小渕、森、岸田は大蔵・財務省の言いなりの政権であり、この辺りに円安の因果関係があるようです。

円高の時の政権ですが、如実に自民党でない時に円高になる傾向があります。悪夢の政権と言われた民主党の時に、日本の為替相場史上、始まって以来の円高になりました。今振り返ると確かに国策はめちゃめちゃでしたが、国民の生活は楽だったような覚えがあります。

さて、岸田が解散否定した途端、140円を超える円安に推移しました。やはり、上記の分析は的を得ているようです。これから益々、物価高騰となり、消費税は益々の税増収、更に直接税、年金などの課徴増で政府の金庫にはお金がいっぱい。そしてそのお金は、中国、アメリカへの上納金、日本の学生が借金まみれで卒業後もその返済に苦しむ中、外国人学生、特に中国人学生への手厚い補助、無料修学、そして、発展途上国へのお金のばらまきに使われるのです。この岸田って言う奴は、退陣までやれるだけのことをやる勢いです。これで選挙してまた自民党が勝つことがあれば、2681年続いた日本はホンマに終わります。

本題のタイバーツですが、

最安値は2012年の2.56円です。この時は10,000円をタイバーツに換金すると、3900バーツもらえました。酒屋や華僑系両替商で換気したら4,100バーツもらえたことを思い出します。　しかし、今日、10,000円を換金すると

とうとう2,500バーツを割ってしまいました。円高の時に比べ40％も下落した訳で、先述の「円安は英語でDepreciation of the yen、もしくは、Weak Yenと言います。意味は円の価値が低い」です。日本はアジアで最貧国の仲間入りになったことを意味します。最近、海外に出た人なら、如何に日本がダメダメになったか実感されて帰国された方も多いかと思います。

このことから海外旅行は、選挙後、出来れば自民党が下野して暫くしてからが良いかと思っています。もし自民党が政権続行なら円安は継続＝海外旅行は敬遠すべきでしょう。

記録的な円安へ