こんにちは、あるいはこんばんは😌
ご訪問頂きありがとうございます⭐️
今回は、茨城県の北部の常陸太田市にあります、西金砂神社(にしかなさじんじゃ)を訪ねました。
旧金砂郷村(かなさご)にあるため、初めは金砂郷神社と勘違いしていました。💦
こちらの神社は
御祭神 大己貴命 おおなむちのみこと
配祀 小彦名命 すくなひこなのみこと
国常立命 くにとこたちのみこと
大己貴命と少彦名命、私が回る所何故かご縁があります。(実はゆだぽんさんに見ていただいて、ご縁の理由がわかりました✨😊✨)
702年役小角(えんのおづの)により創建、806年に天台宗の僧、宝珠上人が近江国比叡山の日吉神社の分霊を勧請・祭祀したそうです。
その後、慈覚大師円仁(山寺で有名ですね!)が中興したと伝えられています。
修験道を調べていると、役小角がとても良く出てくるので、名前を見つけると嬉しくなっちゃいます😆役小角は富士山から北東にある金砂山を見つけたとか😳そして、ぴゅーんと飛んできたようですよ👺
円仁さんも、山寺の後に各地を回られて、寺院を興して下さっていたのを、今でも感じられると何とも言えない気持ちになります。(じ〜ん✨)
大祭礼は「磯出大礼祭」と言い、行列で75kmの道のりを7日間かけ日立市の水木浜まで神輿を担いで戻ってくるそうです‼️
起源は、金砂の神が日立市の水木浜に現れた事が神社の始まりであったという逸話や、近江国日吉神社から神様を出迎える際に、海路を経て久慈川とその支流を遡り金砂山に着いたという伝説から来ているようです。
なんと851年に始まり、72年ごとに行われており、平成15年に第17回を執行して、次は…いつなんだ?
すごいお祭りですね🤩見てみたかったなぁ。
と思ってたら、6年ごとの小祭礼が丑年と未年に行われているそうです。こちらなら何とか見る機会がありそうです⭐️
小祭礼でも3泊4日かけて行うそうで、かなり見応えがありそうですね。
平安時代から続いているお祭りって…、凄いです!
鳥居の前に立つと、とても大きな御神木が2本あります🌲🌳
一本目は、茨城県の天然記念物の「さわら」
(「さわら」は別名「ひば」です。)
推定樹齢700年!
幹囲6.5メートル,高さ30.0メートル
大きくてスマホで撮りきれない💦
そして、その隣には推定樹齢700年のイチョウが!!
幹囲8.2メートル,高さ29.0メートル
こちらも茨城県の天然記念物に指定されています。
さあ!いざ参らん✨
ここから登りますよ🎵
ご本殿は山頂にあります😉
とどーん!石だーん!
よいしょ、よいしょ!
一歩一歩が足にきますね。
あれ?子供達は既にいません。天狗かっ?👺
っと、思ったら、先に行って石碑の隣でお地蔵さんの真似をしてました😂
ありがたや、ありがたや🙏
と拝んだら、またぴゅーっと登り始めました
😅
木の根が張り巡らされた境内
奥に世界平和を祈る碑があります。
こちらの神社の大祭では、五穀豊穣、民意の安定、社会平和を祈っているそうです。
平和は尊いですね🕊
拝殿が見えてきました。
拝殿を振り返ると、立派な御神木が真っ直ぐなら伸びているのが、分かります。
ここの雰囲気が、とても清々しい御神気がら感じられる様でした。とても濃いヒノキの香がしました。(夫も私も同じ香がしたので、どこから?ってなりました😅)
さあ、山頂の本殿に進みます!
山道に木の根が張っています。
この辺りの雰囲気で、ふと戸隠の奥社を参拝した事を思い出しました。
全然違うんですが、なんか雰囲気が…?似ているような…。修験道の神社なので何か通じるものがあるのかな。
ながーい階段の先、あそこが山頂かっ?
ありました!ついに、本殿に到着しました。
登り始めて15分程度で到着でした。
急登ですが、階段は手すりがあるため登りやすいです⛰
靴はスニーカー以上がおススメです⭐️
大国様❤️
お顔が少し崩れています。
いつ頃からここにあるのでしょうか。
仏様✨
神仏分離でも残っていたのですね。何だか嬉しいです
本殿横の展望台からの絶景です。茨城百景にも選ばれています。
かの徳川斉昭(なりあき)も
「眺むれば 心の隅も打ちはれて さやかに匂ふ 遠の山の端」
と絶唱したと伝えられております。
実はこの向こう側は、100メートルの断崖絶壁なのです😨
西金砂山は常陸五山に数えられ、東金砂山、花園山、堅割山、真弓山と共に山岳信仰の聖地でありました。
かの時代の修行者達は、この断崖絶壁であんな事やこんな事をして、精神と身体の鍛錬を積んでいたのでしょうか😂
以上、山岳信仰の香りが色濃く残る西金砂神社からでした⛰
このブログを書いている途中で見た夢で、私は修験道の修行をしていました。なんと、修験道のテキストを見ながら!!(ここだけ現代風📖)