我が子は県立浦和高校から現役で一橋大学に進学した。
センター試験前日も当日も、
二次試験前日も当日も、
毎日欠かすことなくスマホゲームに勤しみ、
「まあ、受かるんじゃね?」
と軽く言い放ち、合格。
そして時代はコロナ禍に。
ほぼ全ての授業をオンラインで受け、昼夜逆転。
就活のインターンもせずに、「まあ、大丈夫じゃね?」と言って複数の超一流企業からすんなり内定をもらい、希望通りの就職をした。
今、関西で一人暮らしをしている。
さて
親として、ここまで育ててきて何を思うか。
「自分の好きな道を好きなタイミングで選んでくれて、大いに結構!」
である。
高校こそ「浦和高校がいいと思うよ。」と誘導したにはした。
本人はもっと近いところを考えていたようだが。
でも卒業した今、「自分の子供も浦和高校に」と考えているようだ。
だが大学も就職も、僕は何も聞かされていなかった。
東大に出願するものと思っていたら、
「社会2科目はだるいし、一生東大を背負って生きるのも面倒くさい。」
という理由で一橋大に。
就活も「金融系に興味がある」とは聞いていたが
それ以外は何も。
商社からも内定はもらっていたようだが、それはお断りしたそうだ。
我が子の進む道は我が子のものだ。
親の誘導はあってもいいが、あくまでも決断は本人任せ。
ある程度大きくなったら、もうそれはそれ。
子供は子供の選んだ道を歩けばいい。
自分が好きで選んで決めた道じゃないと、何か壁にぶつかったときに踏ん張れないし。
と僕は思うよ。