
パンチェッタかベーコンを炒め、そこに茹でたパスタを投入する。
最後に卵と生クリームのソースで仕上げたら完成だ。
味付けは塩コショーのみだから、本当に単純としか言いようがない。
しかし…
だから難しいのだ。
塩加減ひとつで料理の味を左右してしまう。
ソースに頼らない料理だけに、小細工は効かないし、逃げ道はない。
更にカルボナーラの重要ポイントがある。
まず、卵の白身は水っぽいし、ざらざら感があるので、出来れば使いたくない。
それに卵と生クリームのソースを加えてから、長い時間加熱し続けると、歯触りが悪くなってしまう。
ソースを加えたら、手早くパスタと絡め、火からおろす事が必要だ。
こうして出来たカルボナーラはソースがねっとり麺に絡み、この上ない食感を与えてくれる。
単純な物ほど難しく、単純物ほど美味しい。