




旧古河庭園の洋館を見てから、薔薇園を楽しんだ後、日本庭園へと足を向けた。
そこに広がる池。
素晴らしいほどに紅くなった紅葉やハゼが水面に映し出され、日本庭園の情緒と見事さを醸し出していた。
こんな場所に佇んでいると、時の流れさえ忘れるような錯覚に陥る。
和風庭園は京都の著名な庭師、
植治こと小川治兵衛の手になります。
この庭園は明治の元勲、
陸奥宗光の邸宅でしたが、
宗光の次男が古河財閥の養子になった時、
古河家の所有となりました。
第二次世界大戦後、
国へ所有権が移ったのに伴い、
地元の要望などを取り入れて
東京都が国から無償で借り受けて
「旧古河庭園」として
一般公開したものです。
数少ない大正初期の庭園の
原型をとどめる貴重な存在で、
昭和57年に東京都文化財に
指定されました。
面積約3万平方米の庭園の主な植物は、
モミジ、シイ、シラカシ、サカキ、
ネズミモチ、アカミガシワ、イヌビワ、
サクラ、ハゼノキ、マツ、ヒマラヤスギ、
エノキ、ケヤキ、バラ、イイギリなどです。