有明海の思ひ出 | 秘密の絵日記

秘密の絵日記

人の命は尽きるとも
不滅の力
マジンガーZ
争い絶えない
この世の中に
幸せ求めて悪を討つ
人の頭脳を加えた時に
マジンガーZ
マジンガーZ
お前こそ未来もたらす♪

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伊東静雄詩集より「有明海の思ひ出」


馬車は遠く光のなかを
駆け去り
私はひとり岸辺に残る
わたしは既におそく
天の彼方に海波は
最後の一滴まで
沸り墜ち了り
沈黙な合唱をかし
處にしてゐる月光の
窓の戀人叢にゐる犬 
谷々に鳴る小川の歌は
無限な泥海の輝き返るなかを
縫ひながら私の岸に辿りつく
よすがはないそれらの気配に
ならぬ歌のうち顫ひちらちらとする
緑の島のあたりに遙かにわたしは目を放つ
夢みつつ誘われつつ
如何にしばしば少年等は
各自の小さい滑板にのり
彼の島を目指して滑り行つただらう
あゝ わが祖父の物語!
泥海ふかく溺れた児らは透明に 
透明に無数なしやつぱに化身をした