

長崎では今年も長崎さるく博が開催されていた。
オランダ坂から洋館群を見て歩いた時、管理人のおばちゃんが教えてくれた事がある。
「この硝子を見てごらん。光が差すと、ゆらゆらしてるでしょう」
確かに硝子の影が陽炎みたいにゆらゆらしているようだ。
実は戦前の硝子で、現在の硝子と比べ精度が低いわけだ。
そんな硝子が数枚だけ残っていた。
と言うのも、殆どの硝子は原爆の爆風で割れてしまったが、
数枚だけが割れずに、今でも残っている。
こんな硝子がグラバー園にも残っているから、探してごらんとアドバイスをもらう。
それからグラバー園を歩き、やっと見つけた。
太陽の光が差して、床に写された古い硝子の模様。
本当に陽炎のようだ。。。
もうひとつステンドグラスも同じようにゆらゆらと陽炎が見える。
おばちゃん曰く。
この話は長崎の人にこそ聞いてもらいたかった。
ここは観光地長崎。
未だに原爆の爪あとは残されているような気がしてならない。
だからこそ、核兵器の根絶を切に願う。