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八坂の塔


この散歩道としては清水寺まで来た事によって目的地に着いた事になる。
次は帰り道をどう取るかだが、陶芸の好きな人は五条坂に通じる茶碗坂を通るのが良いだろう。
清水寺の門前を左手に進むとこの坂に出る。
清水焼を扱った店が沢山並んでいる通りだ。
ここでは、まだ紹介したいスポットがあるので、清水道を引き返す事にする。
三年坂を下りて八坂道を通り二年坂を右に見て坂を下ると法観寺の前に出る。
すでにこの散歩道で何度となく登場している八坂の塔のある寺だ。

法観寺五重塔


法観寺は飛鳥時代に、このあたりに勢力を持っていた八坂氏の氏寺として創建された。
寺伝によると聖徳太子の創建ともいう。
五重塔は、通称八坂の塔と呼ばれ、創建以来戦乱などによりしばしば失われて来ており、
現在のものは1440年(永亨12)足利義教により再建されたものである。
高さは46メートルあり、応仁の乱の際には物見櫓として使われたらしい。
現在は重要文化財に指定されている。他に薬師堂、太子堂が残る。臨済宗建仁寺派。

八坂庚申堂


法観寺から少し坂を下りた左側に赤い門の寺がある。
門の脇に大きな石碑が立ち、3頭の猿と「日本最初庚申堂」の文字が刻まれている。
さらに、門の上を見ると3頭の猿の像が下を見下ろしている。
ここが日本で最初に出来たとされる八坂庚申堂である。