※当会は、私一人で保護した多数の犬たち猫たち、要介護の95歳(05'現在)の継母と暮らし、福島への給餌に通う活動をしておりまして、経済的にも労力的にも大変過酷で、新たに動物を引き受けることはできません。

もともと私は一度も愛護運動のために捨てられた動物を保護しているなどと言ったことはなく、置き捨てられ懸命に親を呼ぶ犬や猫が哀れでならず、自宅が困窮し家族を苦しめるとわかっていてもついつい抱き上げてしまうだけでした。それを心から訴えても誰にも理解はされず、『愛護運動をしているのだ』、『世間に立ちたく好きでそういう活動をしているのだ』、と決めつけ、置いて行く人、協力を求めてくる人があとを絶ちませんでした。

そうした事態に私は毅然と、何らかの手を打つなり方法を考えるべきでしたのに、従来の気の弱さから一銭の支援も受けず全て受け入れて、と言えばいかにもエライですが、ナンノナンノよく言えば自分のお人良しさ、普通に言えばバカカ!、気の弱さが招いたことで全くとんだトホホの限りです。まぎれもなく、誰のせいいでもありませぬ。(涙)

でも誰のせいでもないといつまでも物分かりのいいことは言っていられません。
私自身も70代半ばになろうとしており、脚の怪我で歩行困難など体調不全です。頑張っていますが限界を越えています。本当に本当に現実は深刻な状況を迎えています。
お人よしでバカな私でも、人生の最期に、慈愛の限りを尽くして守り世話をしてきました沢山の犬たち猫たちを(ちっと自分をよく飾りました、実際はズボラでウッカリで自己中な世話でもありました。汗)、路頭に迷わせ、人に迷惑をかけ、あげく県や自治体で処分させるようなことにだけはしたくないと、切に切に思うのです。

どうか、これまで、どんなに困っても決して他に捨てたり、他者に押し付けたり、世話を怠けたりせず、至らぬ面はありましたが、本当に狡いことはせず、自分の食べる物、着る物など、殆どを動物たちにかけて懸命に生きてきたことに免じて、どうか私のお願いに心を開いて下さい。

そのお願いとは、飼っておられる犬や猫には不妊手術を施し、また捨て猫犬を拾った方は自分で里親探しをしてください、ということです。個人がそれぞれにこの当たり前のことに目が醒めれば、哀れな犬や猫が増えるということはなくなるでしょう。
皆様、どうかそうして下さい。心からのお願いです。

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※私は数えてみるともう30年以上、捨てられた犬、猫と関わる暮らしをしてきましたが、自分が保護してきた動物たちのために、支援金やフードをいただくということはしませんでした。
友人が送って下さった二、三回のご支援を、これを限りにという条件でいただいたことはあります。また愛護団体さんが一度送って下さったことがありますが、その場合も送料は私が持ち、やはり今回限り受け取ります、としました。

※3・11の原発事故後、福島に置き捨てられた動物たちの惨状はあまりに悲しみが深く、出来る限りのごはんを運びたいという思いで、心有る方々からのご支援、助けをすすんでいただきました。
ほぼ二年半の期間、ご支援金とフードは、我がボロ家が埋まるくらいになりました。
このご恩は生涯忘れないでしょう。
そしてあれだけのご支援をいただきながら、私が運んだごはんは、宇宙の塵ほどのわずかのものであり、多くの動物たちがまるでこの葉のように、藁屑のようにやせ細って死に、津波に埋もれていた動物たちは生きたまま化石になったような姿であったこと、どんなにひもじく、人間の優しい手と仲間が恋しかったろうと思う状況が累々とあったこと、その存在へのごめんね、ごめんねという思いは、私がやがて野の骨と化しても忘れることはないでしょう。
(現在は猫たちが少なくなったことと、私自身の体調不良で以前のようにフードも支援金も必要なくなりましたので募集は終了しました)


戦争を起こすのは人間だけです。
戦争を起こした者たちは、決して弱きものは救わない。放置します。戦争を起こせる強き力の限界がそこにあるということです。どの組織もグループもそれら強き者を良しをする限り同じでしょう。

この真実を肝に銘じて、私は今後も生きる間、弱き愚者でありつづけたい。この世や社会に愚弄されつづけても。・・・ナンチャッテ。エラソーないかにもなことを書きました。自分の小人の証明です。(汗)

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≪国に問いますページ≫
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