ここのところ入院中の継母の毎日の付き添いがあり、事態は困窮を極めていくばかりで、なかなかブログ探訪もできなくなっているのだが、自分のブログの管理ページを開くと読者登録をしている人の情報が見え、さちこさんの更新のマークが出ているのに気付いた。


『あ、久し振りだなぁ~』と訪ねてみた。

http://ameblo.jp/naraha-ide/entry-12031442914.html


小高地区から撤退するという記事だった。


さちこさんは通常は個人で給餌、TNRの活動をされ、どこかで問題が起きるとそこに駈けつけ犬たち猫たちを救助されている。

仕事を持ち、それで得た報酬を殆ど動物救助につぎ込んでこられた。

その心労の重さ、困窮など、とてもブログのワンページに書けるものではないだろう。

しんどさ、辛さ、本当によくわかる。

残念ながらこうした活動には中傷誹謗という思わぬ現象が降り注ぐこともある。これは動物救助に限らずどこでも発生するものだが、ちょっとした考えや感性の違い、言葉の使い方の癖などをもって、それの標的にされた時の虚しさたるやどうしようもない。


さちこさんにそんな事態があったことがあったかどうかは私は知らないが、とにかく動物は何も言わないから、真実よりも他者の悪意のこもった言動のほうがまことしやかに力を持つことがあるのだ。だからつい、さちこさんもそうした面の辛さを耐えておられたこともあったのではないか、とよけいな心配をしてしまう。


さちこさん、あなたの純粋さ、活動の鮮やかさ、真剣さ、有能ぶりを、よく南相馬のYさんからお聞きしていました。Yさんはいつもあなたを称賛され、感謝されていました。「素晴らしい人だね~。動物たちも感謝しているよね~」と私たちは言っていました。


お疲れ様!

これからは無理をしないで自分も大切にしてくださいね。


そうそう、例のチャクちゃん、今では階下に降りて来るようになりましたよ。首の回りは長い毛でおおわれて、風格まで感じます。優しいまなざしをじいっと向けてくれることもあります。

さちこさんやお仲間の方々に救われた命です。私は長生きをして、チャクちゃんたちの命をずうっと見守っていきます。