人の顔も色々、神社も色々 | なぜだろう、なにかしら?

なぜだろう、なにかしら?

ふんわり霊感でゆったり、ゆる~くスピ探求
霊視、鑑定等は受けておりません

 

(2017年9月の記事です)

前回の記事の続きですが、神社ごとにゲーセンの地方ルールみたいなものがあったりします

 

以前、ある地方の小さな神社であった出来事なのですが、その神社は田舎によくある古き良き「村の鎮守様」という佇まいの神社でした

 

鳥居をくぐると短い参道があり、何歩かですぐに本殿の拝殿くらいの大きさです
当時の人気スピブログに

「ご利益がある!」

と紹介されてしまったからか、地元の氏子さんだけでなく、今のキラキラ系に近い人も参拝する姿が増えていました

 

昔からいろいろな神社仏閣を参拝していたので、その神社は有名になる前から参拝していました、ですので例えブログであろうが人気スピブログだと影響力があるなぁと、少し怖い感じがしたものです(以前は知る人ぞ知るという感じだったので)

 

その日も、二人連れのキラキラ系な感じの人達がちょうど参拝に来ていて、拝殿で長く祈っていました、僕は邪魔しないように待っていたのですが、鳥居の外から柏手を打つ音がしてキラキラ系の二人連れは柏手の音にびっくりしたのか、振り向いていました、柏手を打った人は軽く礼をして立ち去ります

その後のキラキラさんたちは見事に「プンプン」になり怒っていました(笑

人が参拝しているのに後ろから失礼!
鳥居の外からなんて神様に失礼!
参拝の仕方が適当すぎるんじゃないの!?

という感じです

ですが、はっきり言えば、これはいわゆるゲーセンの地方ルールと同じようなものなんですね
理由は簡単で、その鳥居の外から柏手を打っていた人は、その神社の「氏子さん」です
神職さんが常駐しない小さな神社なので、近所の氏子さんたちが掃除をし、管理、維持しています
ですので毎日のことなので、神社の前を通り過ぎる時は鳥居の外から柏手をうち、簡単に挨拶、というのが「暗黙の了解」的なルールになっているわけです(感覚的には、神田明神さんの「五列で空いているところに順に入って並んで参拝してください」と同じようなものだと思います)
その神社の前の道は、生活のためにしょっちゅう通る道なので、毎回鳥居をくぐり拝殿で、というわけにもいかないんですね

 

キラキラさんはたまにしか来ないので正式な参拝作法で良いですが、氏子さんたちにとってはめちゃくちゃ身近な、それこそ家族なみに近い感覚なんですね(変な例えですが、家の仏壇のご先祖様に話しかけるのと同じくらい身近な感覚なのだと思います)
キラキラさんからみれば

なんだその参拝作法はっ!

って感じるんでしょうが、実際に神様のお世話をしているのは氏子さんたちです
その神社に関してはキラキラさんよりも何十倍も何百倍も御祭神と近いですよ?

 

そもそも怒っていたキラキラさんたちも家の神棚の前を通るたびに正式な参拝作法でやってるんでしょうか?
朝の礼拝などはともかく、生活していれば神棚の前を通るたびに、というのは無理があると思います

スピの本に書いてある参拝の仕方が「いつでもどこでも誰にでも」当てはまるわけではないと言うことですね

 

スピブログランキング お手間でなければクリックをいただけると励みになります