退院してから、2週間経ちだいぶ体力ももどり左手の動きもでてきていた。
洗濯は両手で干せたし、包丁でサツマイモも切れたし、左手で右手も洗うまで回復していた。

麻痺の手の動きは順調だったが目は日に日に不便な見え方になっていた。
視界の真ん中の下の方が、砂嵐が出てしまい出ている箇所は暗く、明かりを感じるくらいで見える箇所と見えない箇所に分かれていた。
ただ、痛みは全くなくただ見えにくい状態だった。
しかも、右目だけがその状態なので左右で見え方のバランスが取れなくてなんとも言えず、目の疲れも強かった。
更に、暗いといくらか暗く見える視界が中和されて少し良かったが日差しの眩しさに直撃されると、見えにくさ倍増していた。

この日の診察は、11時予約だったが呼ばれたのは1時近かった。
前回と同じドクターの診察を、瞳孔を開く点眼をうけ診察し、今回はレントゲン撮影をし更に超音波もうけて、結果は前回と同じ網膜が引っ張られ剥離を起こしているということだった。 
そこで、すいませんドクターは自分以外のドクターの診断を仰ぎたいという事で急遽先輩ドクターの診察を受ける事になった。そして、そのドクターからきっぱり網膜剥離起こしてますね。
手術した方がいいので、以前通っていた眼科とドクターを教えて下さいといわれたが、主治医の名前が思い出せず病院名だけ伝えると、先輩はうちには通えますよね?と確認して大丈夫と答えると、前の病院に以前の状態を電話で問い合わせする様にすいませんドクター指示した。
そして、内科の主治医に紹介状を書くので、それを持っていき、薬の指示を含めて返事をもらってくるよう言った。
そして再度明日来てもらい、その時に手術の予約をする事になったが、ちょっと待て!だった。
手術、、、するんですか?と聞くと、詳しくは明日診察して決めますが、おそらく手術になりますと、きっぱり言われ手術の内容についてはすいませんドクターが説明すると言った。
その後、すいませんドクターは眼球の図を見せながら、赤いペンで色んな説明をしてくれたが、ほとんど上の空だった。
覚えているのは、すいませんドクターの
自分では、出来ないオペなので先輩ドクターが行いますの言葉だった。
オペ、、、
しかも、目玉。
病気は色々したが、扁桃腺以外でオペするのは初めてだった。
どうにも、現実感ないまま内科の主治医の元へ行った。
脳梗塞いらい、血液サラサラのバイアスピリンを朝に一錠服用していたのでその薬を1時的に止めてもいいかの相談だったが、主治医からできれば脳梗塞が起きてすぐなので、やめない方がいいが、とりあえずオペ1週間前にストップしてオペした次の日に再開するようにいわれた。
具体的に話が決まってきても、まだ現実感がなかった。