おはようございます。康子です。
久しぶりの投稿になりますが、お元気にされておりますでしょうか。

皆様がコロナになられてないのは本当に安心すべきところですが、我が家もなんとか(PCR検査は一人受けたけど)大丈夫です。

先日の土曜日、息子のヴァイオリンの発表会がありました。息子にとっては2回目の発表会ですが、1回目は小さかった時だったので、あまり良く覚えていないかなと思います。それに、小さなカフェでアットホームな感じだったので、ミニミニコンサートという感じでした。

しかし今回の2回目は市民ホールを借りて、本当に大々的に行いました。舞台とお客さんの間隔もあるし、高いし、本当に音楽会という感じです。今回はある理由によって、私は参加せず、息子だけが参加となりましたが、本当に頑張ってくれました。

上記に書いたように我が家でもコロナ危機があったため。伴奏者とのリハーサルが先生の家ではできずじまいでした。ヴァイオリンの先生がピアノを弾いてくださっていたので、それで伴奏がどのような感じなのかは息子もわかっていたと思いますが、伴奏者の方とは
本番の日に初めてお会いする感じでした。

伴奏者の方とも初めて、そしてホールで弾くことも初めて、全てが初めて続きで、なかなか大変だったと思います。リハーサルの時は緊張して私にひっついて離れず、「ママがいい。」とずっと言い続けていましたが、なんとかやり通しました。

今回私は受付の仕事を任されて、受付の椅子に座ったっきりでしたが、共に受付をされた方で、ヴァイオリンを弾かれると話をしたりと、何名かとは知り合いになりました。息子より1歳年上で、同じ小学校に通っているという男の子とも息子は仲良くなったようです。

いよいよ本番が始まりました。「ブー」というブザーが鳴り、なんだか本物の音楽会のような感じです。お客さんは満席まではいきませんでしたが、やっぱり緊張感が漂います。客席が暗転し、舞台にスポットライトが当たり、最初は合奏でした。本当はこの合奏に私は出る予定でしたが、今回は遠慮願ったので、聴く側になりました。でも、きれいにまとまっていたと思います。

2部になり、息子の出番がやってきました。息子は5番目です。一人、また一人と出番が終わり、私は「よし!楽しんでおいで。自分が楽しまないと、聴き手は楽しめない!」とポン!と肩を叩いて送り出しました。

急いで客席に戻り、息子の出番を待ちました。司会者が息子の名前を呼び、息子が伴奏者の方と出てきました。拍手が聞こえ、息子がゆっくり深々とお辞儀をしました。そして伴奏者の方にも深々とお辞儀をしました。私はちょっとびっくりしてしまいましたが…。

息子が弾き始めました。私はいつものようにジェスチャーで弾くまねをして息子と一緒に弾いていました。1曲目は新しいヴァイオリン教本1巻の「白バラの匂う夕べは」です。2行の短い曲でしたが、1回目はスラーありで、2回目は全てデタッシェで弾きました。特に無理なくこなしていたかな。2曲目はバッハの「農民カンタータ、わしらの新しいご領収に」を弾きました。これは少し早いスピードでE線からA線への移弦があります。なかなか弓を早くもっていくことができず、苦労していましたが、何度も練習していました。が、本番では他の箇所で凡ミスをし、伴奏者と音が合わなくなりました。間違えても止まらずそのまま弾き続けるようにという事は教えていたので、息子はそのようにしましたが、伴奏者と音が重ならなくなり、どうなるかなと思いましたが、伴奏者が気づき、ゆっくりと弾き始めたので、息子もそれに合わせて、最後は共に終わることができました。大きいミスではないけれど、それをものともせずに弾ききったのは頑張ったなぁと思いました。伴奏者の音が聞こえていたんだろうなと思いました。最後は、観客に、そして伴奏者に深々お辞儀をして終わりました。

そのあとも無事に着々とプログラムは進み、発表会は終わりました。最後は弾いた人達が集まって集合写真を撮って終わりました。

今回は息子は頑張ったと思います。でもその頑張りはやはり毎日練習していた成果だと私は思っています。毎日泣きながらでも厳しい練習を続け、そこまでできるようになった。もし練習を怠っていたら、失敗したときに泣いて終わっていたかもしれません。もしくは後悔が残っていたかもしれない。やはり練習は侮れないなぁと痛烈に感じました。

簡単な曲ですが、たかが簡単、されど簡単です。簡単だろうと難しいだろうと曲は曲。練習しないとできないものであるのには間違いないと思います。私も息子のそんな姿勢を見て、自分が現在ヴァイオリンの練習が止まっているのを恥じてしまいました。

「私も練習しなきゃな。」そう思いました。頑張っていこう!そう思っています。息子は2年生になります。進学塾にも行くようになり、また引っ越しもあるので、忙しくなりますが、ヴァイオリンの練習だけは引き続き続けていきたいと思っています。


長くなりましたが、これが私の近況です。
お読みいただきありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。