先月、

 高知に行って来たのですが、

 

 

 高知には、

 未だあったんだ、

 こんな昭和が……

 

 みたいな場所が、

 ちらほら散見されて、

 昭和生まれ育ちとしては、

 興味深かったです。

 

 それが廃墟として、

 残ってるのではなくて、

 

 例えば、

 待合所だとかが、

 現役で使われて、

 機能していたりするのが、

 興味深かったのです。

 

 

 勿論、

 廃墟になってるものもあり、

 

 その中でも、

 印象が強かったのが、

 こちらのガソリンスタンド跡です。

 

 

 

 

 

 高知県の四万十町、

 七子(ななこ)にて、

 お遍路中に遭遇しました。

 

 因みにその記事はこちら↓笠

 

 

 

 

 

 比較的、

 旧ガソリンスタンドは、

 高知に限らず四国なら、

 四国に限らず田舎に行けば、

 遭遇しやすいのですが……

 

 私にとって、

 ガソリンスタンド跡は、

 すごく物語を感じる場所で…

 

 よく、此処を舞台に、

 物語が作れないかな? と、

 夢想してみるのでした。

 

 

 

 

 例えば…

 

 

 ごく平凡な、

 学校を卒業した後に、

 近所の人に紹介されるまま、

 ガソリンスタンドに、

 勤めることになった青年が、

 

 たまたま訪れた男性客の、

 

 (給油に来る客は、

 大概たまたまかもしれないけど、

 地元の人ではないという意味)

 

 車に給油をします。

 

 

 まずはいつもの通り、

 普通に接客して……、

 

 男が外から来た人間で、

 ちょっとない雰囲気だなと、

 そんな印象を持って終了~

 

 

 その後、何㎞か先で、

 タイヤがパンクしたとか、

 故障車がいるとかで、

 救出しにいくことに。

 

 そこで困っていたのは、

 先ほどの男性客だった。

 

 この一件で、

 この男性客と、

 いっきに距離が縮まります。

 

 BL的な意味じゃなくて。

 

 BLでもまぁいいのですが、

 たぶん需要がないので、

 (昭和のGSが舞台という設定に関心がない)

 その要素はここで割愛して、

 

 

 実は……この男が、

 わりととんでもないことに、

 関わっていて、

 

 主人公の日常を、

 のみならず、

 いままでの人生をも変える様な、

 提案をしてきます。

 

 それは、

 ロマンのある冒険だったり、

 グレーに近い計画だったり、

 

 まぁ、

 その後の展開をどうしたいか、

 何を描きたいかで、

 その人の好みで決めるとして。 

 

 ただ、

 何を描くにしろ、

 

 どういう時代感、

 どんな世界情勢、

 その国のその当時の価値観を、

 

 架空なら設定しておかないと、

 現実なら判っておかないと、

 

 どんなに平凡な人一人も、

 動かすことが出来ません。

 

 

 人間の行動、

 言動や価値観には、

 当時の空気感や、

 それより前の時代背景が、

 大きく関わってしまうので、 

 

 こういう生い立ちの主人公は、

 そんな言動はしない、

 思いつきもしないから、

 とか、

 

 この立場の男性が、

 こういう選択はしない、

 何故なら当時の時代背景で、

 ~~するのは得策ではなかった、

 賢い人間ならそれはやらない、

 とか、

 

 かなり気をつけて、

 人物は動かさないと、

 

 言動に矛盾があり、

 辻褄が合わなくもなり、

 読んでいて変な物語に、

 なってしまうのです、

 と、

 思われます。

 

 

 そうなってくると、

 給油口ひとつ、

 迂闊に開けられないです。

 

 

 主人公

 「1850円です」

 

 男

 「安いな、ちゃんと儲かってるのか?」

 

 ここで主人公、

 気の利いた、それでいて、

 時代に則した返しが出来るか??

 

 

 うおー、

 自分には難しくて書けないー

 ドテッため息

 

 

 でも、

 出来れば血生臭いのとか、

 家族が巻き添えになる、

 みたいのじゃないのがいいなー

 

 

 無難なのは?*

 男が財閥の御曹司……隠し子で、

 親戚などにつけ狙われていて…

 主人公も巻き込まれ……

 みたいなのか、

 

 男は未来から来た人間で、

 私事で、

 ほんの少しの過去を、

 変えようとしていたが……

 それでは主人公が……

 みたいなのとか。

 

 

 何にせよ、

 ほろ苦い結末を迎えて、

 元の場所に戻ってくる。

 

 

20㍑ 2,485円?

9㍑ 1,080円?

どうやって見るんだ?

 

 

 それから時が流れ…

 

 廃業して、

 数十年が経った、

 ガソリンスタンド……

 

 ここにはかつて、

 ~~を~~した男が、

 働いていた。

 

 

 だが、此処にある、

 錆びついたものたちは、

 何も語りはしない。

 

 

 

 

 そこへ、

 一人の女が訪ねてくる。

 

 女

 「あの、すみません……

 ここに、○○という方が、

 昔、いらっしゃったと思うのですが」

 

 地元の人

 「あー、悪いね。

 自分、移住者なんで、 

 わからないんだよ」

 

 女

 「昔のことをご存知の方は……」

 

 地元の人

 「さぁー?

 もうこの辺にはそういう人は、

 住んでないんじゃないかな」

 

 女

 「そう……ですか」

 

 地元の人

 「どうかしたの?」

 

 女

 「……実は」

 

 

 みたいな、

 物語が見たいなーと、

 考えているのですうふ♪

 

 

 という様なことを、

 常々、

 思っていたのだけれど、

 

 こんなことを書いて、

 話が通じるところって、

 何処だろうな……

 

 このアメブロの読者の方、

 年齢層は、

 昭和の方が多い様なので、

 共感を得やすいのは、

 此処なんではないかと思い、

 

 書き綴ってみました。

 

 

 最後にもいっかいsei

 

 

 

 

 ガソリンのメーターの見方、

 1㍑いくらなのか、

 それって安いの高いの?

 単価は誰が決めていたのか?

 (店?組合?政府?)

 

 どなたか、ご存知??