年寄りみたく、思い出話を語る。











合宿で一番鮮明に覚えているのが、意外にも1年生の時。

広めの部屋で、クラリネットのパート練習。
3学年でやった最後(であろう)パート練習でのスケールテストは、ビビりまくった記憶が。

テンポ120で、全ての長音階を16分で上がって下がる。
これだけの大仕事を当時3年生のハイパーストイックパートリーダーの先輩に、ストイックに軽く眉間にシワを寄せて指導いただいたな、と。

いや、あの先輩には現在の私でも到底太刀打ち出来やしないです。
足元にも及ばない、なんて言うことがおこがましいレベル。
先輩、元気かなあ。





あとは、コンクールメンバーの合奏を目の前で聞いたこと。

課題曲が「天馬の道」
自由曲が「バレイ組曲  恋は魔術師」

この2曲は、未だに私の脳裏に焼き付いています。
特に、課題曲の最初の1音目2音目が発音されるまでの間のあの空気感は、忘れられません。
聞いているこちらが緊張するぐらいに、コンクールメンバーから緊張感と真剣さが伝わってきて、圧倒されたのを覚えてます。

私には、人を圧倒させるほどの緊張感は出せるのだろうか……








ちなみに。

自分に関する記憶は、ほぼありません。
唯一、3年生の時は、合宿は最高に楽しんでたという、ざっくりとした感覚だけ。
楽しんだ理由は、今と何ら変わりありません。
一日中クラリネット吹いてれるやん!!


そこから8年。
クラリネットに対してのテンションは、ほぼ変わりのない今です笑