人に出逢うということ。 | よしなに

人に出逢うということ。

自分が予期しないタイミングで、僕らは人に出逢う。

ほぼすれ違うだけの人、すぐ親しくなる人、出逢って数年後に親しくなる人、

すべての人との出逢いは偶然と必然の間くらいのタイミングで起こる。

それは、学生時代の友だちもそうだし、
職場で出来た友だちもそうだし、
同じ趣味を持つ友だちでもそう。
恋人や結婚相手でもそうだね。

そうやってなかなか自らコントロール出来ないタイミングで出逢った人と、
一緒に時間やお金や心を使いながら記憶の共有をして少しずつ近付いて、かけがえのない関係が産まれる。

産まれた関係はあまりにも特別なので
大事にしようとしすぎてしまうのだろう。その結果相手を傷つけたり、身勝手になってしまったりするのだろうね。

妙に出過ぎたことを言ってしまうことも少なくはない。


そして、人との別れもある日突然やって来る。
別れを直接告げるような、そして告げられるような場合や、
自然消滅をする場合、
相手か自分の人生が終わってしまった場合。

どの場合でも、別れも出逢いと同じようになかなか自らのタイミングで起こすことは難しい。


出逢いと同じ数だけ別れがある。

果たして、出逢いの嬉しさと別れのさみしさのバランスは取れているのだろうか?
そう思うことがある。

出逢いの嬉しさで得られた充実感を失う
さみしさは、とてつもなく深く感じてしまう。
こんなことなら、出逢わなかった方がよかった!
そう思うことも少なくはないのではないか?
そう感じるのです。

それでも僕らはこれからも出逢って別れてを繰り返すのでしょうね。

GWを利用して会いに来てくれた友人と
『じゃ、また!』と別れたあと、
そんなことを拡大妄想したのでした。(笑)

皆さまにも素敵な出逢いと素敵な別れがありますように!

では、よしなに。