抗がん剤前半4クールは前の記事で記述した通りFECだった。
副作用としては、吐き気・脱毛・口内炎などが主な症状だ。しかし4クール中、脱毛はあるものの嘔吐は全くなかった。吐き気止めがよく効いていたのかもしれない。それに加えて、口内炎も全く出来なかった。化学療法室にいる看護師の友達が冷やすといいと教えてくれたため、抗がん剤の時は毎回氷を口に含んだ。気休めかもしれないが、効果があると信じていた。
そんな感じで私の前半の抗がん剤生活は、脱毛しているだけでウィッグを被れば、健康体の人とは何も変わりがなかった。これは後でわかることなのだが、同じマンションに住む人には誰も癌を患っているとは気付かれなかった。
時間が有り余る中、自分を見つめ直す時間ができた。これは次の記事で記述しようと思う。とにかくずっと信じ続けた。私は治る。薬は効いている。再発もしない。転移もしない。絶対ない。100歳まで生きる。この頃からのルーティンがある。寝る前に空に向かって手を合わせ、ご先祖様に「私は癌が完治しました。ありがとうございます。」と感謝の気持ちを口に出すことだ。強烈に思い込むことで細胞をコントロールする。
治ったことのみをイメージする。【病は気から】というが本当にその通りだ。気持ちで負けない。気持ちだけでも貫く。強く持つこと。
そんなことに気付いた前半生活だった。