4歳の息子が


「ノンタンてぇ~

いたずらとかぁ~

わるいことばっかりするんや~」


と思いっきり加賀弁のアクセントで言い出した。


「そーなん?」


と私もインチキ加賀弁であいづち。



「りす1組さんのお教室で見たんや。

ノンタンのタコがぁ~

おっとっとになってしまってぇ~」


タコ…

おっとっと…


私の頭にはスナック菓子しかうかばないが

そこは子どもの話をきくときの母がみんなしているように

高速フル回転に変換。


「タコって、赤いお顔のタコさん?

それともお空を飛ぶタコのほう?カイト?」


最後のカイトは言わなくてもいい。


息子はしばし考えて


「…赤いお顔のタコさんじゃないんや。

あのぉ~

ひらひら~ってついてるタコさん。

作るんや」


ああ、凧のほうね。やっぱり。


「そんでぇ~

おっとっとになったタコさんが~

みんなとくっついてしまってぇ~

みんな宇宙に行ってしまうんや~」


へえーーーーーーっ!?

ノンタンてそんなにファンタジーな感じの話だったっけ?

すごいな最近のノンタンは!


…と思いながら私は得意な調子で


「ノンタンの歌、かか知っとるよ!

ノンタンといっしょ♪

いっしょにうたおう♪」


「ちがうよ!

そんなんじゃないんやよ!」


「…まじすか?」



そして息子の歌いだした歌は私の知ってる曲とは全然別。

そっか、歌も違うんだ…



職場で18歳の彼女にこの話を振ると

彼女も


「ノンタンといっしょ♪」


は知らないという。


「そんな楽しそうな曲じゃないんです。

でん、でん、でんぐりがえって

バイバイバイ♪」


それは『日本昔ばなし』!!!!




で、検索した結果

どうやら息子たち(と18歳の彼女)が見たノンタンは

声優も千秋ではないらしい。


私はノンタン=千秋というイメージしかないけどなあ。



…と

こんな話があったので今ホンジュラスにいるいとこにおしえたいと思った。

最近彼女のブログにノンタンのことが書いてあったから。

私より5歳年下の彼女もノンタンのイメージは千秋だろう、そうだろう、そうだよねえ。