国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)は10日、

湧水と大気の温度差を利用した

「湧水温度差発電」が可能なことを実証したと発表した。

 

湧水の温度は、地表の気温変化の影響を受けにくく、

昼夜、1年間を通してほぼ一定な性質があるため、

大気と湧水の間には自然な温度差があるという。

 

この温度差を電力に変換する熱電発電を用い、

湧水に浸すだけで発電する「湧水温度差発電」を考案し、

安定した電力供給が可能な湧水温度差発電装置を開発。