「OpenSAFELY:小児および青少年におけるCOVID-19ワクチン接種の有効性」

 2024/05/20

 

 

 

「心筋炎と心膜炎はCOVIDワクチン接種後にのみ発症する:

 NHS(英国国民保健サービス)プレプリント」 2024/05/31

 

 

 

青少年は、小児よりも

ワクチン接種後の心筋炎および心膜炎の発生率が高かった。

 

 

 

 

 

オックスフォード大学の研究者らが主導し、

COVID-19ワクチン接種を

受けた子どもと受けていない子どもの健康状態を比較した

最近のプレプリントで、

心筋炎と心膜炎はワクチン接種後にのみ発症し、

COVID-19感染後には発症しない ことが明らかになりました。

 

 

 

「稀ではあるが、

 研究期間中に発生した心筋炎と心膜炎は、

 すべてワクチン接種者に発生した

と著者は記しています。

心筋炎や心膜炎による死亡例は いませんでした。

この研究では、5~11歳のイギリスの子どもと

12~15歳の青少年100万人以上を対象としました。

ワクチン接種を受けた未成年と、未接種の未成年が同数比較され、

1回接種の子どもと2回接種の子どもも比較されました。

 

 

 

18症例

 

 

イングランドのプライマリケア診療の40%をカバーする、

イングランド国民保健サービス(NHS)の

OpenSAFELY-TPPデータベースのデータを分析しました。

ワクチン接種を受けた青少年と小児を

ワクチン未接種のコホートとマッチさせ、20週間追跡調査して、

COVID-19検査陽性、入院、COVID-19重症治療、有害事象、

COVID以外の入院を比較しています。

 

 

 

イングランドのデータでは、

心筋炎と心膜炎はワクチン接種者のみに記録されました。

これらの結果は、

COVID-19感染後に心筋炎の発生率が高いことを示した

他の研究データと矛盾します。

 

 

 

ワクチン接種後の心筋炎と心膜炎の発症率は、

小児よりも青少年の方が高い ことが わかっています。

 

 

 

83万9,000人以上の

ワクチン接種を受けた小児および青少年において、

15例の心膜炎と3例の心筋炎が発生しました。

心筋炎は全例、心膜炎は12例が、青少年コホートで発生しました。

 

 

 

心膜炎3例を除き、

他の症例は すべてワクチン初回接種後に発症しました。

心膜炎と心筋炎を発症した青少年の半数以上が、

入院または救急外来を受診することになりました。

心筋炎の治療に要した入院期間は最長で1日でしたが、

集中治療を必要とした青年が何人いたかは不明です。

 

 

 

この研究には関わっていない

心臓専門医のピーター・マッカロー博士は、

この研究は、

COVID-19のワクチン接種が

小児にとって医学的に必要でないこと、

感染率が1%未満であること、

COVID-19の過剰な検査は資源の無駄遣いであること 

を実証する、多くの研究の一つであると The Epoch Times紙に語りました。

 

 

 

また、COVID-19ワクチン接種が

心筋炎や心膜炎のような

副作用を引き起こす可能性があるということは、

一部の患者において

致死的な心停止に至る可能性がある ということであり、

事前に予測することはできないと、マッカロー博士は付け加えました。

 

 

 

(以下略)