ワシントン州キング郡は、
226万人もの人口をもつ所なのですが、
そこでは、98%の人が
少なくとも 1回のワクチン接種を受けているという
研究の対象に向いた地域です。
そして、その地域における
コロナワクチン接種キャンペーン後の
心臓停止による死亡の推移と、
2023年までの心臓停止による超過死亡数を計算した
プレプリント論文が興味深いものだったので、
御紹介させてもらいます。
「ワシントン州キング郡における
COVID-19ワクチン接種後の心肺停止と死亡率の過剰」 2024/05/25
概要
分析の結果、ワシントン州キング郡では
2020年から 2023年にかけて
心肺停止の総数が 25.7%増加し、
心肺停止による死亡率が 25.4%増加することが明らかになった。
心肺停止による過剰死亡者は
2020年から 2023年にかけて 1,236%増加する と推定され、
2020年の 11人から 2023年には 147人に増加した。
COVID-19 ワクチン接種率の上昇に伴い、
心肺停止による過剰死亡率は 2乗増加することが確認された。
1,236%の超過死亡となると、異常事態であることが わかりますね。
以下は、論文中にあるグラフです。
このグラフの傾向を見ると、まだ増加しそうな気配です。
パンデミックが始まった 2020年ではなく2021年には、
総人口が 0.94%(21,300人)減少しています。
突然、不自然な減り方をしているのが わかります。
そして、これらのデータから得たモデルを 米国全体 に適用すると、
2021年から 2023年の間に、
49,240件の致命的な心肺停止の過剰発生がある ことが
判明したと。
結論には、
心肺停止による過剰死亡率と
COVID-19 ワクチン接種キャンペーンとの間に
非常に強い生態学的および時間的関連性があることが
わかった、とあります。
これらの死亡数や人口の推移を考えると、
日本でも どのような現象が起きていたのか、
多少の想像はつくと思います。
「心臓の筋肉、つまり心筋の細胞は、
胎内では細胞分裂をしますが、生まれた後は細胞分裂をしなくなります。
そのため、心筋梗塞や心筋炎などの病気によって、
心筋細胞の一部が壊死してしまうと、その後再生することはありません。」
「SARS-CoV-2 mRNA ワクチン関連心筋炎における
異常な細胞傷害性リンパ球を伴う
サイトキノパチーおよび線維化促進性骨髄反応」
(米国イェール大学の研究者たちによる論文)
Science 2023/05/05
「心筋炎は、ワクチン接種後 6ヵ月後でも、80%が回復しない」(記事)
Dr. Peter A. McCullough, MD 2023/05/10
「ウイルス性心筋炎は、
2年後には 10人に 2人が亡くなり、
5年後には 10人に 5人が亡くなります。
穏やかな話ではありません」
英国民保健サービスで長く外科医担当を務めていた
Dr. Anthony Hinton(アンソニー・ヒントン博士)
これらの論文や記事などの言葉から、現段階では
「心筋は再生されない。ほぼ回復しない」ことが わかっており、
どこぞの大臣が言ったような
「軽度の心筋炎」という診断は存在しません。
これについては、
モデルナ社ワクチンの厚生労働省の特例承認書 に、
次のような記載があります。
「初回免疫後の心筋炎・心膜炎のリスクについては…
本剤接種によるベネフィットが
本剤接種による心筋炎・心膜炎のリスクを上回ると考える…」
2年後に 20%が亡くなり、
5年後に 50%が亡くなるというのに、
リスクをベネフィットが上回ると考えるのは、
理解できないですね。
よく、「コロナワクチンによって被害はあったが、
救われた人が多く、ベネフィットが上回るのだ」と言いますが、
その中身が こんなものであるとすると、とても信用できる言葉ではありません。
「世界最大の突然の心停止の記録簿が、オーストラリアで構築中」 2023/12/21
こちらの報道には、
「毎年 25,000人以上のオーストラリア人が心停止を経験しており、
最大 40%の症例について、医師たちは その理由を説明できていない」
とあります。
英国では、心臓治療を待っている人の数が過去最高になり、
心臓関連死も過去最高に達していると報じられています。
2021年から増え続けていることが わかります。
「中国の感染拡大が止まらず、若者の突然死も相変わらず多い。
病院では新型コロナについての言及が禁止された」 2024/04/21
主に不活化ワクチンを用いている中国でも
若年層の突然死が続いていることから、
心臓への影響に関して言えば、
問題はワクチンのタイプというよりも、
スパイクタンパク質にあるのかもしれません。