・まずは現実世界で何が起こったか。

 世界では、害あり、無効と実感してやめた人の方が多い。

 

・マスクには害があり、害のあるものは推奨してはいけない。

 

・効果も無かったが、それを説明するマスクRCTメタ解析論文が存在すること。

 

・その他のマスク効果有りの論文はエビデンスレベルは低いし、

 現実世界の出来事も説明していない。

 

・そもそもエアロゾル、空気感染という機序からして、

 皆にマスクつけさせて効果があるわけが無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富岳のシミュレーション実験でも、マイクロ飛沫では効果無し

 

 

・20ミクロン以下の小さな飛沫は、

 マスクしていても気管奥まで達すると記載。

 

 

 

 

 

 

スーパーコンピューター富岳を使った実験で、

マスクの有効性が示されたと

何となく思っている方が多いと思われますが、

その資料には、

「ただし20ミクロン以下の小さな飛沫に対する効果は限定的であり、

 マスクをしていない場合と ほぼ同数の飛沫が、気管奥にまで達する」

と書いてあります。[1]

 

新型コロナウイルスが空気感染

(エアロゾル感染やマイクロ飛沫感染など呼び方は色々ある)

であることは、

CDC(米国疾病予防管理センター)でも、

2021年5月には認められています。[2]

 

空気感染がある以上、マスクの効果は限定的です。

 

 

 

富岳のシミュレーションは、

パラメータによって結果が大きく変るので、参考程度

 

 

・富岳の素晴しい点は、並列に様々な感染状況のシュミレーションが可能。

 

・しかし、個々のシミュレーションであれば、家庭用コンピュータでも計算可能。

 

・恰好よいCG含め、家庭用コンピュータでも計算可能。

 

・富岳の論文内での評価は、並列計算やアルゴリズム。マスクの有効性では無い。

 

 

 

 

 

あくまで富岳は、様々なシチュエーションを、

並列かつ高速で実行することが可能なことが、その特長なのです。

 

しかもその結果は、富岳シミュレーション資料に ご丁寧に、

「感染リスクについては、

 パラメータの設定で大きく結果は変わるので、

 あくまで参考値としてくださいビックリマーク

と書かれています。

つまり、パラメータ(現実世界の挙動を仮定した数値)によって、

結果は大きく変わることに留意する必要があります。

 

このことを知らずに、

「富岳で、マスクが有効だと結論が出た」

と誤解している人が多いのではないでしょうか。

 

 

 

もう一つ、世間一般との乖離が大きいと思う点を、一点指摘します。

理研の報道陣向け発表、特にそれを受けてもメディアの報道発表は、

「マスクに有効性があった」という論調が多かったと思います。

しかし、富岳の論文の中身は、

富岳がシミュレーションの実行を厖大な数できることや、

アルゴリズムを工夫して計算速度を向上させたことなどが主です。

論文の結論として、

マスクの有効性を謳ってはいない とにも注意してください。